FCバルセロナ×アーセナル 2006 5/17 スタッドドゥフランス

キックオフ。どちらにも固さは見られない。
予想通りバルサはポゼッションを求める試合運び・・・・なんだけど、
アンリがいきなりのチャンス!!
バルデスの好セーブに阻まれ辛くもゴールを逃れた。
アンリがいいのかバルサのDFが悪いのか・・・・多分両方だったんじゃないかなあ。
エトーは完全に左サイドに張り、ロニーが中央。ちょっと変則的だなあ。
ロニーはガチガチにマークされてるわけじゃないんだけど、アーセナルのゾーンのプレスラインが徹底されているようで
一定のラインで完全に潰されてしまう。
こりゃさすがにきついかなー?と思っていたところ、ロニーがスルー一発!
レーマンはラインの外でエトーを強引に引っ掛けてファウル。こぼれだまをジュリが押し込んだ。
ゴーーール!!?
・・・・・ではないね。ここで問題なのが審判がどう裁くか。
あ、赤だ。レーマンはアウトか。厳しいなあ。まあ100%1点ものだったからねえ。ゴールは取り消しかな。PK?
あ、外のFKなんだ。あそこで一旦止めたことにするのね。
バルサも納得いかないみたい。「イエローでいいからゴールにしろ」って言ってるのかな?
結局FKも、ロニーが決められず0-0のままリスタート。
エブレが、本当は当ってないんだけど、タイミング的なフォウルでFK獲得。
一人少ないアーセナルはセットプレイで攻めるのが理想的だからなあ、と思ってたら本当に決めおった。
プレミア勢はこういうセットプレイに頭で決めるのが本当に上手いのよね。
少ないアーセナルがリード。守りにはいるかなあ?と思ったけどベンゲルは動けず。
多分、守りきるにはあまりに長い時間だったんだろう。ここでカードを切ったら追いつかれた後は修正効かないからね。
どさくさで追加点取れれば・・・と思ったんだろうか。
前半ロスタイムにエトーがワールドクラスの反転シュート!!
ポストかあああ(早すぎたため分かりづらいが本当はキーパーのセーブ)
前半を終わって0-1。
でもバルサファンなら思ったはず。バルサの実力なら逆転できる。

後半、イニエスタが交代で入る。バルサは選択肢が多い。
アーセナルはピレスをレーマンの退場分で失っているので完全にアンリとリュンベリの2人でOFを賄っている。
Gシウバも完全にDF重視のポジションに。
ポゼッションはバルサが支配。しかし、中々崩せない。調子悪いはずじゃないんだけど。
雨が土砂降りに・・・・。不安。
しかもアンリとリュンベリがこの日はキレキレ!2人で攻めているとは思えない攻撃力。
アーセナルの追加点の可能性もある。
ライカールトはラーションを投入。ファンボメルを下げる。殆ど5トップだよ。エトーも中央に張る形に戻った。
でも、やっぱアンリが絶好調なんだよね。・・・・・ってアレ?なんかコーナーで座り込んでゼーゼーいってねえ?
やっぱ無理してんだ。何度もハーフラインからあがってんもん。
オレゲールは完全にアンリを止められないので、この際ベレッチを入れてサイドを更に厚くするつもりだね。
CL決勝でこういう采配ができるのはさすが!しかも後手後手になってないもん。
延長戦を考える云々じゃねえもん。まず1点取るために最善を尽くさなきゃ延長なんかねえもん。
つってたらラーションの絶妙のタッチからエトーへ。ものすっげえ狭いトコに落ち着いてゴーーーール!!!
うあああ。もう完全にフラストレーション爆発状態。アゲアゲだ。
追いつかれたアーセナルは攻めないわけにはいかなくなった。レジェスを投入。
正直、ちょっと役不足だよなあ。ベルカンプがもう少し若かったらなあ。
ラーションが楔になって・・・・ベレッチが上がってる!おお?おお?おおおおおおおお!!!
決めたーーーーーー!!!
控えGKアルムニアも1点取られるまでは良かったけど、あれで気持ちきれちゃったのかなあ。
あとはアーセナルは万策尽きたか。
バルサが12年ぶりにビッグイヤーを勝ち取った。

面白い試合だったね。退場がなければもっと・・・とか言う人もいるかも知れないけど
いやいやこれもフットボール。

ナイスゲームでした。