2013〜2014 Foot ball Talks
6/8

今シーズンの最後に笑ったのはデシマ(10度目)を達成したレアルだったが
最も素晴らしかったのはシメオネ率いるアトレティコである。

あの悪者・・・いやマリーシアのシメオネがここまでジェントルマンになるなんて。
そもそも、彼にこれほどのインテリジェンスと指導力があろうとは。
統率力に関しては申し分なかった。それはキャプテン時代から言って間違いない。
ただ、今季、紛れも無くシメオネがフットボール界の中心になったのは
驚きをもって迎えられるほどの完璧な功績だった。

3冠全てに王手をかけ、最優先すべき国内リーグを手中に収めたその素晴らしさは
低迷して、腐りきっていたアトレティコを「メンバーを変えずに生き返らせた」ということに尽きる。
ファルカオを奪われながら、Dコスタを開花させ、チーム全体として欧州王者に残り数秒まで迫った。
相手をリスペクトし、自分の選手たちを守る。
シメオネは、一気に、世界最高の監督の座に駆け上ったと言えるだろう。

イタリアではフィオレンティーナを躍進させているモンテッラが引く手あまただ。
セ―ドルフのように失敗した例もあるが。

その他、リバプールは見事に復活。が、勝ち切れなかった。
自滅と言ってもいいだろう。個人的には、また勝てなかったという絶望感の方が残る。
大型補強できるだけの予算が確保されたという噂もあるが・・・。

もちろん、王者のレアルはアンチェロッティが混乱を収め
ディ・マリア、モドリッチが躍動し、ベイルも額面並の活躍を見せた。
なによりC・ロナウドを潰さなかったのが大きい。
カシ―ジャスは、今後が不安だけど。

日本人勢としては、岡崎がブレイク。長友が成長を見せた。膝のケガはだましだましやっていくのだろう。
香川・・・というよりユナイテッドは過去最悪。
モイーズはよくも悪くも中堅クラスの選手を鍛えるタイプの監督。
すでに育ち切った選手を使って常勝する術を知らなかった。
ファーガソンの肝いりでも結局ダメだった。後任はファンハール。
オランダ化が進むとしたら、もしかしたら香川も活躍できるかも。

本田はがっかり。できると思ったものが、全くダメ。
完全にキレが悪い上、慎重にプレーしすぎ。
イタリア人は守備も見てくれるけど、本田の真骨頂はキープ力なので
ポストプレーさながらの出来を見せてほしい・・・がピッポが新監督になった場合
扱いが非常に難しくなるだろう。





 
UEFA CHAMPIONS LEAGUE
CL
順位 チーム
優勝     レアル・マドリー
2位 アトレティコ・マドリー
ベスト4 バイエルン・ミュンヘン
チェルシー






UEFA EUROPE LEAGUE
EL
順位 チーム
優勝     セビージャ
2位 ベンフィカ
ベスト4 ユベントス
バレンシア








LIGA ESPANOLA
LIGA
リーグ順位 チーム CL優先権
1位 アトレティコ・マドリー CL出場
2位 バルセロナ CL出場
3位 レアル・マドリー CL出場
4位 アスレティック・ビルバオ CL出場
以下 セビージャ UEFA杯出場
カップ順位 チーム
優勝  レアル・マドリー
2位 バルセロナ






 
PREMIER LEAGUE
PREMIER
リーグ順位 チーム CL優先権
1位 マンチェスターC CL出場
2位 リバプール CL出場
3位 チェルシー CL出場
4位 アーセナル CL出場
以下 エバートン EL出場
カップ順位 チーム
優勝  アーセナル
2位 ハル・シティ








 
SERIE A
SERIE
リーグ順位 チーム CL優先権
1位 ユベントス CL出場
2位 ローマ CL出場
3位 ナポリ CL出場
4位 フィオレンティーナ CL出場
以下 インテル EL出場
カップ順位 チーム
優勝  ナポリ
2位 フィオレンティーナ








 
BUNDES LIGA
SERIE
リーグ順位 チーム CL優先権
1位 バイエルンミュンヘン CL出場
2位 ドルトムント CL出場
3位 シャルケ CL出場
4位 レバークーゼン CL出場
以下 ウォルフスブルグ EL出場
カップ順位 チーム
優勝  バイエルンミュンヘン
2位 ドルトムント




    
OTHER