恐らく、全く料理をしたことがない人間の最も陥りやすいワナではなかろうか。
『料理=食材を加工して作る』と思っていること。
実は、これは間違い。
一連の作業が一つのことだと思っていると、確実に失敗する。
料理は「仕込み」と「調理」の二つの工程に分けられるのである。
つまり・・・切ったりなんだりするのと、炒めたり焼いたりするのを同じ工程で考えているのはダメなのだ。
調理をする前に、仕込みは終わらせておく必要がある。
で、オーダーが入ったら、調理を開始する。
これは店のやり方だけど、家でも同じ。オーダーの部分が省略されるだけだ。
重要度の割合は「仕込み5:調理5」だと思う。
和食なんかの料理人とかは仕込みで9割決まるとか言いそうだけど、洋食屋だったオレはやっぱり
5:5だと思うんだよなー。
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