1 Fuji Rock Festival 2005 2005.7.31 at 苗場スキー場
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仕事の関係上、7/31のみの参戦となりました。

 


スケジュール的には7/30に仕事を終え、帰宅後AM4:00まで眠り 
川口に住んでる後輩を拾って苗場まで行きます。 
8/1のAM6:30までには自宅に戻らないといけません。 

余裕と思われた方、実はこれギリギリなんです。 
さて眠る時間をどこで取るか・・・・。 

応急処置(マフラーにパイプ突っ込んで縛りあげ、両釣りにしただけ)で 
元気一杯(今のところ)の愛車EK9に乗ってでかけます。不安。 

川口経由で外環→関越に乗って湯沢へ。 
そう「湯沢」なんですね。苗場の駐車場はおそらく三日通しの早割組で完売と思われます。 
もしくは一日組はそういう割り当てなのか。 
かぐらみつまたの駐車場に停めさせられて、シャトルバスで約20分。 
とても歩ける距離、そして道ではありません。 

苗場に着くと、早くもキャンプサイトの光景が・・・。 
う〜んFUJIに来たぞって感じです!! 

現地は地面がぬかるんでおり、昨日の雨の様子が伺えます。 
ちなみに今はカンカン照りですが予報では雨。・・・来るなら来い。 
対策はカッパと着替えだけですが。 

雰囲気を確かめるため、開演前の会場を見て回ります。 
泊まり組みは歯を磨いたり、仮設シャワーを使ったり、川で行水してる人もいます。 
ピースフルだなあ。 

客層を見ると、FUJIが本当に特異なフェスだと感じさせます。 
子連れの家族からハイキング気分のお年寄りまで。 
全員リストバンド(入場券)を着けているので 
ロックを聴きに来ているのは間違いありません。 
すげえ状況だなあ。 

だいぶインフラも整備されていますが、いかんせん雨後の山道なので 
今後、その辺の対策もあればベストです。(まあそれもフェスといえばフェス) 
それでも長い道路をただただ歩く、サマーソニックよりは苦じゃないかな。 

グリーンの最前線以外はどこも割とフリーな感じがします。 
まあセキュリティのアーミーみたいなのはいますが。 
寝ながら見たり、座ってみたり、踊りながら見たり。 

雰囲気を確かめた後、とった行動はもちろん・・・・ 
グリーンの後ろに陣取って仮眠です。
 



しかし暑い・・・。信じがたい太陽光線です。 
The Knack てバンドが始まってますが、そんなバヤイではありません。 
頭にきたのでREDMAQUEE(テントステージ)へ。 
Knackは「トゥービーウィズユー」のカバー演ってたみたいなのは聞こえました。 

REDではJuliette&〜というバンド。後輩の話だとVoは女優業が本職みたい。 
なるほどキレイな人です。アメリカンで元気がいい。 
イギーポップのカバーもしてました。そういう感じです。 

仮設トイレを使いましたが、あの数で長蛇の列。 
3日目ともなるとかなり劣悪な環境になってます。あれはしんどかった。 

ワールドレストランでシシケバブを食いました。 
後輩はおなじみ「朝霧ジャム」のシチュー。 
昔、「マジックロックアウト」という真冬のフェスで凍え死にそうなとき 
我々の命を助けてくれたのがあのシチューでした(笑) 
もち豚は長い列なのでパス。 

グリーンではKEMURIがやっている模様。遠くで聞くのも悪くない。 
大道芸も盛り上がっていたのでそれを見つつ、GO!Teamも横で見つつ 
グリーンに戻ってきてとった行動はもちろん・・・・ 
はい、仮眠です。 



・・・うーるせー! 
と飛び起きたのがEGO-WRAPPIN’。もー声量がハンパない。 
まったくもって寝た記憶はないが 
体が真っ赤になっているのと時間が1時間ほど経っているので 
寝てないとはいえません。 

ボーとしながら見てましたが、だんだん目が冴えてきました。 
おお・・・すげえ。EGO-WRAPPIN’。すいませんノーマークでした。 
FUJIに飲まれることなくでかいステージで自由自在。 
これにはちょっと感動。FUJIらしいアーティストだとも思いました。 

さて、目が覚めてようやく臨戦態勢です。前に行こう。 
と思ったらくもり空。うーん。これはやっぱ一雨くるり。 

・・・えー・・・ごめんなさい。くるりです。 
くるりは本人談のようにFUJIにオーディエンスとして見に来て 
次の年には自分がステージに。ルーキーステージ、ヘブン、ホワイトと 
毎年ステージを大きくして、ついにグリーンにたどり着きました。 
しかし、演奏は気負いを微塵も感じさせず素晴らしいものでした。 
今日はトレードマークのメガネを外してましたが 
自然体のくるり節がFUJIっ子を飲み込んでおりました。 
グレイト!Mrフジロック! 

本気で天気がやばくなりそうなので雨対策と小休止。 
ビーチボーイズも近くで見てみたいので割と前にいることに。 
出てきた彼らは、さすがに年齢を感じさせます。 
しかし、声は少年のよう!へえええ。という感じかな。 
シャボン玉を吹いてる人も多くて、フェスっぽいムードになりました。 

ビーチボーイズが終わると、とうとう雨が降ってきたのでした。 


New Orderが押したので30分でステージ作り直し。 
大急ぎでチェックが入ります。 
そして遅れることなくプライマル登場。 
サマーソニックに比べると「じっくり聞きたい派」 
のFUJIっ子達もさすがにすし詰め状態です。 
前に来ていてよかった。息ができる。 

ボビーは毎度のごとく、けだるそうに、危うい感じ。 
そして轟音。待ったなしです。 
余力を残す必要はないので大暴れ。 
プライマルはライヴでは驚くほどシンプルに聞こえます。 
気づけば今回も延長戦に。 
最後はボビーが物足りなそうにしていましたが 
さすがにもう無理。という感じか、25時半にライヴは終了しました。 

さあ、ここからが大変だ。泥だらけの体を引きずりバス乗り場へ。 
だって最終バスが26時なんだもの。 

うつろになりながらバスに乗り、みつまたへ。 
使い捨てのタオルで体を拭き、着替えをしたら 
車に乗り込み、すぐさま高速へ。 
しっかし・・・うーん。これは危ない。確実に居眠るぞ。 
コーヒーは好きではないのですが、ブラックを流し込み 
眠気覚まし用のマズイ飴を頬張り、なんとか東京に。 

後輩を送り届けて自宅に着いたのは6時過ぎでした。 
シャワーを浴びて、着替えたら 
さあ今日も一日お仕事の始まりです。その日の記憶はありません。 
・・・あと何年こんなことができるだろうか。