1 Coldplay 2009.2.12 at さいたまスーパーアリーナ
OPEN17:30 START19:00
 

予想はしてたけど2/11も追加公演になって、そのチケットも持ってました。
で、考えた末、「祝日は・・・混む」というバカリズムの教えを基に、平日参加に変更。

会社は・・・やすんじゃったもんね。

さいたま迄、16号でいったんだけど、混むね。夕方は道路が。
素直に上でいけばよかった。

会場の駐車場に停めて、中にはいったのは18:45。混んでる・・・けどスキマも多い。
やっぱ平日で良かった!

で、19:00から前座が開始。その勢いで前4列目くらいまでいく。あたりはベリーソフト。サマソニの圧力がウソのよう。
前座をサラっとながして、結構待たされた。20:20くらいに登場。

OPはアコースティックのイントロ。

で、悲しみのロンドンからヴァイオレットヒル。スピードオブサウンド。
高まる雰囲気。

ハッキリ言って声が出てるかと聞かれれば、サマソニの時よりはマシかってくらいだろう。
ただし、今日は観客の声がハンパない。
サマソニの大合唱も感動したが、やっぱりワンマンLIVE。そしてアリーナ。声が響く。

クリスはグラミーを3つ取ったその足で来日。
相変わらずのサービス精神で観客をあおる。この人、ほんとノリがいいなあ。

イエローではFUJIのアンダーワールドの時のバルーンが観客席に放り込まれ
ビーチバレー大会。早くもピークがやって来た。

歌終わりにふいにクリスの元にバルーンが!クリス、これを咄嗟にギターで弾き返す。
客席から「ナイスプレー!」の喝采!!
気を良くしたのか、最後のフレーズをもう一回歌いだす。で、
客席に、バルーンもう一回よこせと手で合図。盛り上がる場内。
そこで、我々が押し出したのは、一番でかいバルーン。クリス、ちょっとびびる。
フレーズ終わりに合わせ、アリーナからバルーンがステージに投げられる。
ジャストタイミングでステージに。クリスが思いっきりギターの先でひっぱたくと、見後にバルーンが割れ、紙ふぶきが!
大喝采!これ、咄嗟に出たアクションだけど、次からは狙ってやりそうだなあ。

アルバムも4枚(+1)出してると、かなり幅も広がってきており、
メインは最新作だけど、今までの作品からもやっぱり主要曲は引っ張りだしてくる。
Fix Youはすごく人気があるようで、これも大合唱。
In My PlaceやClocksはいわずもがな。

会場入りしてから気になった袖の花道。でかい。これは・・・ココに来るな。
サマソニでは花道で世界に一つだけの花うたったし、と思ってたら、やはりです。

ちょうどL側の花道でアコーLIVE開催。
場内、右へ左へ大移動。


そして、中央に戻ってVIVA LA VIDA。ハンパない歓声。
一番の大合唱。オオオ〜オオ〜!!オオオ〜オオ〜!!

クライマックスを終えると、今度はBブロック側のバックの花道でアコーLIVE。Bブロックの客も満足しただろう。
我々はちょっとヒマだったが。

で、戻ると、日本の四季おりおりの映像が。
LOVERS IN JAPAN。番傘をもって大はしゃぎのクリスに、サマソニで好評だった七色の蝶の雨が降り注ぐ。

美しい国、ニッポン(アベさんで)
うーんエンターテイナー。

締めは生命の幻影。これは後半の祝祭な雰囲気が素晴らしい。
ただ、これを一時締めに使うと・・・本締めはどうするんだろうなんて余計な心配をしてしまう。
サマソニんときはこれがオーラスだったよなあ。たしか。

アンコールはThe Scientist。この曲はアメリカでのブレイクのきっかけになった名曲。
勢いがある曲じゃないけど、美しいメロディラインに、逆再生のPV。ちょっと女々しい心情を歌った歌詞。
一時期すげえ聞いた。なつかしい。

そして注目の本締めは天然色の人生Uです。
VIVA LA VIDAのカップリングアルバムの域を超えた作品に仕上げた、珠玉の歌詞つきVer。
やっぱりオオオ〜!で締めだね。

誰が見ても楽しめる、最高のショーを演じてくれるColdplay。喉の調子云々を無視して「良かった」と言わしめる実力。
デビュー当時は暗いイメージが強かった、ちょっと弱弱しいバンドが、ホントにビッグに成長しました。
過剰なサービスが、時にピエロに映ってしまう所を、コアなロック評論家に叩かれたりするけれど
オアシスやレディオヘッドに肩を並べる存在に成長したバンドは、今の所、coldplayくらいのもんだ。
・・・グラミーもUK祭りだったし。がんばれUSロック!

アメリカ受けするバンドになれとは言わないが、健全なシーンの維持の為にも
今後も、彼らくらいビッグなバンドが育つことを願いたい。