震災の影響で、延期になった振替公演。
チケットは5月10日付けのままだ。
ちょっと早めに車を出したので、上(高速)で行くか下でいくか悩むが、高井戸あたりで降りて調整しようかな〜と・・・
何故か渋滞発生。
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ネット通信機能付きのナビでも渋滞情報は出てないんだけど・・・。
結局、高井戸まで理由は判らず、時間は5時を回っている。
仕方なく、そのまま首都高を進むと・・・20分かからずに台場に着いてしまった。
くそぅ・・・・。
早すぎるのでヴィーナスフォートで買い物。駐車料金を割り引きしてもらうのだ。
そうこうしていたら18:30。
いかん、いかんとZeppに到着。
ビッグサイトには何度も来てるのに、Zeppは、久々な気がする・・・。
振替のチケット持ってる奴が最優先。
中に入ると、なんかみんな、前へ前へという感じが無い。
「リアム見るぞ」って感じで「リアムで暴れるぞ」というわけじゃないのだ。
19:00キッカリに客電が落ちたので驚きの歓声が!
・・・いや、前座だ。
なんかチバみたいな声。バースデイっぽいくていい感じ。でも、事前に前座があるって言っといてくれよ。
30分で前座が下がったが、ローゼズとかピストルズの曲で30分待たされる。
・・・20:00スタートだったのか・・・・。
こちらも意外とキッチリ時間通りの登場。
歓声。
そして、バックに日の丸が!!おおおお。
オープニングは、なんとビートルズのカバーでアクロスユニバース。
アメリカのテロからちょうど10年。東日本大震災から半年。
2011.9.11はビートルズで幕を開けた。
イギリスで震災のチャリティーイベントを開いてくれたリアム。
日本を愛してくれてるんだなあ。
ちなみに、サマソニに続き、プリティーグリーン(リアムの立ち上げた洋服ブランド)コート。
そして、真っ白なタオル。
暑いなら、シャツにすればいいのに・・・。
でも、ちょっとスリムになったのか、会場の空調が効き過ぎなのか、暑くはない模様。
日本に捧げたアクロスユニバースが終わると、2曲目は、本当のオープニング。
もちろんFour Letter Word。ビーディでやる時は、この曲を永遠に1曲目にしてほしい。
ボルテージMAXで突き進む。
しかし・・・近い。
いや、2005年のサマソニの時も最前列付近にいたんだけど、
どうやってもスタジアムではセキュリティのスペースやカメラのスペースがあり、ステージまで5〜10mは距離がある。
今夜はお互いに手を伸ばせば握手ができる距離だ。
MCはすっとばして、サンキューと曲名を告げて歌いだす。
音響の調子が悪いのか、そういう指定なのかわからないが、なんか下が強すぎる。
ベースを拾ってハウるくらい。
声の調子は悪くない。でも、サマソニの方が好調だったんじゃないかなあ。
いや、このサイズでリアムの声は聞いたことはないからか。
The Roller。一番ジョンレノンっぽい曲だ。ビートルズじゃなくて、ジョンレノン。
持ち曲はすべてやる。だってアルバム一枚の新人だから。
でも、ビーディが好きなやつは120%オアシスが好きなわけで・・・
それは絶対に逆転することがないんだよなあ。
そんなことを考えていたら、なんだか10年前の代々木を思い出した。
あの時のオアシスのLIVEもこんな感じだった。
あん時は、ステージから離れたところに座席が用意されてて・・・。
今日は、こんなに近いのに、距離を感じてしまう。
リアムがタオルを使う必要がないほど、会場には熱が足りないのだ。
盛り上がっているものの、本当に必要なのは、曲への思い入れであり、バンドへの思い入れ。
リアムがオアシスを歌わないのは、復活を信じているから。
それが逆に、ビーディを引き立て役に見せてしまっているようで悲しい。
でも、この期間が、復活の時に大きな糧になってくれることは間違いない。
オアシスというバンドにふんぞり返っていた不遜なリアムは無く、
存分にパフォーマンスを高めている。
LIVEの質は高いし、ビーディを見て損ということはない。
でも、結局はオアシスが復活・・・するんだよね?
そんな思いを強くした夜だった。
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