ATOMOS FOR PEACE 2013.11.22 at 新木場スタジオコースト
OPEN18:00 START19:00
 

モーターショーの視察を終えて、新木場へ。
今回の視察は上司の上司の上司と一緒だったんで、すげえ疲れた。
つーか、自分の仕事が全く手につかんかった。

もっかい行くかなあ・・・。

なんて思いながら18:00。いつもなら開場時にいるなんて滅多にないし、けっこう油断してたんだけど
なんつー人の数。
これ・・・・超満員だな。ヤフオクでは倍値で取引されてるようで、プラチナチケットと化している。

確かにレディオヘッドとレッチリがこのサイズのハコでやることはもうないんで
貴重と言えば、貴重だが・・・AMOKはそんなに感動したアルバムじゃねえし。

早めに入って一番眺めの良いテラスに移動。
そんで、ポールの時と同じくPSVitaをピコピコ。
小学生とかの姿だな。

前座のDJが出てきて20分ほど回してたけど、ゴメン、退屈だった。

19:15。ちょい押しでATOMS登場。
全員が黒いTシャツと黒いロングスカート。
流行りのラーメン屋か、無国籍スタイルのカフェ店員のようだ(笑)

まあ、もちろん大歓声。フロアはパンパンだ。

どんなもんやろなーと思ってたら、フリーのベースが「ドブドブ」(擬音あってんのかな?)鳴り響き
ナイジェルのキーボードがそれに呼応する。
そしてトムヨーク。

!!!!!!!!!!!!!!!

!!!!!!!!!!!!!!!

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

うおおおおおおおおおおおお!?

期待が薄かった分の衝撃が凄い。
フリーのベースで頭を思いっきりぶったたかれたような衝撃。
その後のトムの声で心臓を一突きされたような衝撃。

ATOMS FOR PEASは紛れも無くLIVEバンドである。

並の音楽雑誌とかなら言えないタブーを言おう。
このバンドは音源CDなんて聞く必要なし。LIVEを見るべし。

特にハイライトはHarrowdown Hill。
曲途中でストラトを担ぎ、一旦終わりかけた後の叩きこみ(動画4:00くらいの所)はすごかった。

まぢかよ!トムヨークでタテノリだぜぇ!??って。

もちろんレディオヘッドぽいアコースティックな曲もあるんだけど
フリーのベースがそこかしこに仕込まれている。


トムのクネクネダンスは絶好調。曲途中でギターをかけるのは、ギリギリまでクネッっていたいからだろうか(笑)
LIVE中は、トムがエピフォンのカジノをジャカジャカ鳴らす姿が結構あり、
やはりCD音源では感じることができない音圧を感じることができる。

最終的にはATOMSのLIVEはトムが、とかフリーが、とかじゃなく
単純にATOMSとして楽しむことができるようになっていた。

ポールマッカートニーを差し置いて、今年のベストアクトと言っても良いLIVEでした。



セットリストはこちら
Before Your Very Eyes...
Default
The Clock
Ingenue
Unless
And It Rained All Night
Harrowdown Hill
Dropped
Cymbal Rush
(encore 1)
Feeling Pulled Apart by Horses
Hollow Earth
Rabbit in Your Headlights
Paperbag Writer
Amok
(encore 2)
Atoms for Peace
Black Swan