ザ・ベンチャーズ 2013.8.16 at 西新井文化ホール
OPEN18:00 START18:30
 
サマソニにベンチャーズが来てたと聞いた時から気になっていた。
ミスチルとMUSEの時間帯でビーチステージ。まあ、見れないわな。
しかし、来日してるということは、間違いなくツアーで来てるだろうとスケジュールをチェック。
予想通り、やってました。つーか夏の間は日本にいるっぽい。そんなわけで、すぐにぴあでチケット購入。

西新井か〜www。大学の時は、友達はみんなこの辺だったな。

さて、日本の歌謡曲の礎にもなったベンチャーズ。こと、この国においての貢献度はビートルズにも匹敵する。
60年代に大ブームを巻き起こした。

・・・え、80年代生まれのくせに世代じゃねえだろって?
そう、だからオレにとってのベンチャーズは歪んだ入り方をしているのだ。
みんなが想像するテケテケでもなく、
姉の影響で小学生の時に見ていたドラマで(すでにその時点で)オールディーズで流れていた
朝日のあたる家(朝日楼 House of The Rising Sun )でハマってしまった。
1シーンだけなんだけど、すごく情緒あふれる使い方をされていて、
そこだけ何度もビデオで再生してたこともある。
(このドラマ名を当てられる人がいたらすごい。 ヒント・80年代後期のTBS 30分ドラマ)


まあ、当時10歳にも満たない少年がハマるにはあまりも渋すぎる音楽なわけだが(笑)
詩があるAnimalsバージョンとかだったら、もっとヤバかっただろう。
(原曲の詩は娼婦の歌。Animalsカバーは少年院の歌)
最近では、元イエモンの吉井氏がカバーしている(夜明けのスキャットなど、彼のカバーの趣味は実に素晴らしい)

あとは京都慕情。これは京都で祭りの時かなんかで流れてたんだよなあ。
これがカバーじゃなくてベンチャーズが日本をイメージして作曲した曲だというから凄い。

そんなわけで、加山雄三よろしくのテケテケ パイプラインとかの世代の方々には申し訳ないが
オレのベンチャーズは結構、ひねくれた感じなのだ。

LIVEの方は、当然ながら、世代の方々が多く、9:1くらいで我々世代もいるよという感じか。
NHKの特番があるようでTVクルーが陣取る2階席。
1Fは完売のようで、さすがの人気だと、感心する。

日本との結びつきが強いせいか、日本語MCも慣れたものだ。
年代のせいか、会場のせいかは分からないけどLIVEというよりコンサートなので
まあ、ゆったり見れて良かった。

ベンチャーズを聞いて少年時代を思い出す30代はオレぐらいのものだろうな〜と
変な感心をしながら帰路についたのでした。