秋のヘッドホン祭 2010 2010.10.30 at スタジアムプレイス青山
  
今回から青山のオシャレ会館に移動。
焦った。駐車場の場所の把握してなかった。雨降ってるし。



今回の一押しは写真にのってるSTAXの新作。
だけど、行列が凄いので早々に諦める。

UE(アルティメットイヤーズ)の列も結構なものだが、UEはカスタム以外は持ってるので無視。
なんかSONYが結構ハバをきかせている。
でも、SONYは卒業しちゃったし・・・ここもスルー。

やってきたのはウルトラゾーン。ブースにいるでかいこの外人は・・・もしやCEO去年に引き続き、今回もきてんの?

緊張しながらedition8を聞く。
良い。低音から中音までポータブルで全然問題なく鳴る。ゼンハイザーだと、やっぱりポータブル環境は軽く感じちゃうから
ゾネのこの作り、そしてカッコよさは究極といってもよい。色んなソースでチェックしたが、以外にもエレクトロが弱い。
クラシック、ジャズ、アコースティック(これはすげえ良い)、当然低音が綺麗になるので、ブリブリのエレクトロニも強いだろうと
思っていたのに、これがちょっと残念。実売が14万くらい。半額なら即買いなんだけどなあ・・・。
で、さらに倍額のedithion10。ちょっとかっこ悪い。で、音もなんか違う。
ある意味、edition8の音が良い音だと認識しているだけに、同じ方向性で密度が濃いものを予想していたのだが、方向性が違う。
上位機種で30万くらいだと思うと、これは買わない。多分、ずばりささる音があるんだろう。

ゼンハイザーのブースは、1万円前後のラインナップが新しくなっていた模様。
ただ、このイベントに来る人間にしてみれば、その辺りの価格帯で新作出されても困っちゃう。
珍しくガラガラでした。

クリプシュは新作よりも特価品のセールの方が目を引いた。x10が2万!くそ!ここで買えば良かった。

さて、イベント前の日替わりセールで5〜6万という価格で即完売になった須山さんのブース。
これは「カスタム仕様」
つまり、世界で唯一つ、自分の耳型に合わせてイヤホンを作ってくれるのです。
保険が聞けば安く作れそうだけど、ALL自費ですから、10万くらいかかるのは仕方ない。
それが半額で出来るとあって、完売してしまったわけです。

展示品は耳型を取ったものは出せないので、ダブルフランジのBAを2機出展。
・・・これがビビッタ。
おそらくUEの11を参考にしているのだろうが、同じクオリティだ。今まで聞いた中で最も良い。
すげえなあ。これで耳にピッタリはまってたら、どんな世界になるんだろう・・・。
 

そして、向かいのブースにはカナルワークスという会社。
この形はもしや・・・そう、ここも耳型に合わせたカスタムイヤホンを作ってくれるらしい。
しかも価格は6万ちょっと。
 
須山の専売特許(あとはUEのアメリカ本社とか)だったカスタムイヤホンに、中価格帯の国内メーカーが参入。
しかもご覧のように実にカラフル。
この辺りも差別化を図っているらしい。
音のほうは、低音がしっかり出ている。ちょっと湿った感じの音質。
悪くはないが、もっと抜けた感じがほしい。担当者の話では、実際の耳にあわせた製品版は高音が綺麗に出るらしい。
視聴用の耳型に合わせないヤツだと低音が出るのを強調しすぎているそうな。

この流れで3万くらいでカスタムが作れる時代になったら、実に素晴らしい。

他には、ラディウスがドブルベ2を出していたり(去年の秋にドブルベ聞いてダメだったので聞いてない)
ポタアンの新規参入があったりだけど、
もはや、ある程度のメーカーは聞き込んだし、ポタアンもひと段落しちゃったしなので
興味はカスタム一本です。その内つくってみようかなあ。