    
CDreview 2009 |
80Kidz
This is My Shit
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私的採点:★★★★★
かなりのTV番組で効果音やバックミュージック
で流されていた。
2009年最もセンスの良い音楽。
世界に通用する日本のエレクトロニクス。
それよりなによりFUJIのマーキーでの夜中の
盛り上がり。それが全てを物語っていた。
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GREEN DAY
21世紀のブレイクダウン
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私的採点:★★★★★
主観さえ絡まなければ、文句なしで、
2009年最高の一枚。
テーマ、楽曲、存在意義、全てがロック。
15年前、カッコよかった10代のアイドルは
年相応の風格を持って、今でも最高にカッコいい。
アメリカをぶっ壊した後、さらに先を照らしてくれる
道しるべのような作品。
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Pia-no-jaC
ファーストコンタクト
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私的採点:★★★★☆
クラッシック・・・ロック・・・音楽の概念を超えた原点。
「音を楽しむ」その姿勢。
老若男女問わず聞ける一枚。
いつ、どこで、誰に聞かせても好感が得られると思う。
これも日本人ということは誇らしい。
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ロドリーゴ イ ガブリエーラ
11:11 |
私的採点:★★★★☆
2009年はインストゥメンタルが多い。
尋常じゃないレベルのギターの応酬。
異国情緒溢れる楽曲のクオリティは、艶かしく
残響音までも美しい。
聞くと言うより、味わう一枚。
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KASABIAN
ルナティック・アサイラム |
私的採点:★★★★
夏の渋谷-AXでのLIVEは異常な盛り上がり。
それもこれもこのアルバムが素晴らしいから。
ノリは今まで通りの斜に構えた感じだが、
変質的な要素の多い、怪奇作。
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LADY GAGA
Fame
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私的採点:★★★☆
2009年、最も世界で注目を浴びたアーティスト。
すでに比較されるのは世界最大のスターばかり。
「LADY GAGA現象」と呼ばれるほどの
ムーブメントを巻き起こした。
楽曲もさることながら、プロデュース方法が注目を
集めている。
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マニックス
ジャーナル・フォー・プラグ
ラヴァーズ |
私的採点:★★★☆
UKの大御所になっているマニックス。
でも、このアルバムは1枚目の匂いがする。
あの頃の尖った感じ。
失踪事件が死亡と認定されて、
ついに過去の自分たちと向き合う。
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くるり
魂のゆくえ |
私的採点:★★★☆
作品的には4つ星でも問題はないのだが
前作、前々作の出来が良すぎて辛口評価。
悪くなってないのに原点回帰しちゃった感じ。
足踏みせずに進んでほしい。
くるりは国内最高のバンドになれるはず。
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MUTEMATH
アーミスティス
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私的採点:★★★☆
LIVEパフォーマンスばかりが
フューチャーされがちなミュートマスだが、
その本質は、やはり土台(楽曲)のよさ。
スポットライトの盛り上がりはアルバムの迫力通り。
もうちょっと全体で底上げがほしいかな。 |
MUSE
The Resistance |
私的採点:★★★☆
さらにエモーショナル。
もはやロックオペラを超えてオーケストラ。
ところどころ聞きごたえはあるんだけど
これだけゴリゴリなのに、ちょっとインパクト
弱かったり感じるのはバランスの悪さか?
そこでマイナスかな。
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ノラ・ジョーンズ
ザ・フォール |
私的採点:★★★☆
POPなノラジョーンズ。
決して不自然ではないんだけど
これまでの色から脱却したかったのかな。
悪くは無いけど、感動ってことはない。
安定感があるのはすごい。
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私的採点:★★★
試聴機で聞いたときはかーなり良かったんですが。
まあ、よくあるパターン。
でも、今さらそんなことを言う
レベルのアーティストでもないので
オレの聞き方によるのかな。 |
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私的採点:★★★
久々のマンドゥ。一個飛ばして3枚目なんだけど、
多分、デビューの頃を取り戻した感がある。
ビッグインジャパンでもいいじゃないか。
まあ、最近はそうでもなくなってきたんだけど・・・。
復活の時は近いか? |
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私的採点:★★★
シガーロス、ヨンシーとアレックス。
音響系のドCOOLな一枚。
ただし、寝る前にきいちゃうと確実に落ちます。 |
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私的採点:★★★
熟成していないニューオーダー。
まあ、そのままの感想ですね。
だが、ニューオーダーが今後、
戻れないところまでいってしまったのであれば
ルーテナントでその高みまでいってもらうしかない。 |
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私的採点:★★★
エレクトロ。10年一回りで
99年とかもエレクトロが流行ってた気がする。
そーすっと2013年とか2014年とか
UKの新星が現れるのかなあ。 |
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私的採点:★★★★
フーファイのデイヴが立ち上げた新バンド。
個人的に最近のフーファイはなんか違う気がしてるので、
新バンドは悪くない。
ちょっとアクモンぽすぎるっていうか
ガナりがほしいかな・・・。 |
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私的採点:★★★☆
いわずと知れたストロークスのジュリアン。
ソロでやるってことだけ発表して
音沙汰なしだったけど、そうは思えない完成度。
事前準備、ホントにやってなかったのか疑いたくなる。 |
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私的採点:★★★★
単純にオシャレと言い切ってしまいがちだが、
それだけではない魂がある。
音響の響きの良さも相まって
朝の出勤時とかに抵抗なく聞ける。
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私的採点:★★★
スミスのデビューっぽい雰囲気。
最近勢いの弱いUK勢からの活きのいい新作。 |
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私的採点:★★★☆
超速ピアノ、今年はハイペースで出してます。
売れてるんでしょう。
テンションアゲアゲで突っ走るアルバム。
ビレヴァンとかでやたらヒューチャーされている。
LIVEではちょっと大阪くささが出すぎな感も(笑)
テクニックがどうこう言うやつもいるけど
音楽って「音が楽しいってこと」
技術のみに焦点を当ててる奴は耳を切り落とされても
何とも思わないんじゃないだろうか。
聞く。そして楽しむ。
それでいいのです。
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私的採点:★★★★
80kidzのリミックス提供した曲を集めたアルバム。
紛れもなく80kidzの味付けに仕上がっている。 |
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私的採点:★★★★★
「LOVE」の時もそうだったけど、ある意味で聖典に対して評価を述べるのはどうかと思うが、
これは『リマスタリング』に対しての評価ということで・・・MONOBOX以外にステレオで5枚ほど買ったけど
アビーロードがあればほぼコンプと言うことで・・・一つづつ行きます。
「Please Please Me」いわずと知れた1st。このアルバムでの見所は、実はカバーのツイストアンドシャウト。こんなにもR&Rしてるジョンの声。
これは偶然が生んだシャウトだったが、それがこんなにも近くいクッキリと聴こえたことは感動。
「With The Beatles」オールマイラヴィング、ポストマン・・・聞き覚えのあるメロディでチェック。当然ながら良い。
ただ、このアルバムに関しては、それ以外の曲のよさの”発見”の方が心地よい。
「A Hard Days' Night」イントロのジャ〜ン♪からして素晴らしい。また、このリマスタリングでAnd I love herなどのスローテンポの曲が多大な
恩恵を受けていることに注目。
「Beatles For Sale」一曲目のNo Reply…泣きそう。ビートルズのベストを選ぶときに外されがちなこの曲。個人的には絶対入れるべきだと思う。
で、この曲に絞っちゃうけど、シャウトの部分とドラムが綺麗に聴こえる。
「Help!」デビュー2年で5枚目。いよいよ過密スケジュールもピークを迎えた頃、そしてビートルズの才能が本気で開花し始めたアルバム。
イエスタデイはとにかく近い。ポールが目の前にいるとはよく言ったもので、ほんとにそこで歌っているかのようだ。
「RUBBER SOUL」完全に脱皮したビートルズ。インマイライフのスローテンポのギターがこれでもかとばかりに突き刺さる。
このアルバムはザラツキがウリなのだが、クリアになったほうが精神的なザラつきを感じることができる。
「Revolver」エリーナリグビー、トゥモローネバーノーズ。リマスタリングの恩恵は勿論、モノラルの恩恵を受けている。
ステレオだと、ボーカルが振られちゃって、煩雑な印象を受けるからだ。これはモノに限る。
「Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band」世界で最も完成されたアルバム。リマスタリングで1、2を争う売り上げを見せるだろう。
実際にステレオ盤のリマスターも買ってみた。
これこそがモノラルで聴かなければウソだとまで言い切られた作品だが全体を通して、確かに違いが顕著。ただ、ステレオも言うほど悪くない(笑)
「Magical Mystery Tour」オリジナルアルバムと言うコンセプトではないので人気薄だが、個別の楽曲単位では最もキャッチーな集合体。
ララ〜♪の部分や愛こそ全てのイントロ、サビの重厚な部分がクッキリ。
「The Beatles」(ホワイトアルバム)最も愛すべきアルバム。それだけに聞き込みも真剣。・・・リンゴだ。リンゴがすげえ。ここへきて4人目開花。
このクオリティで世に出てたらリンゴも他の3人に劣ると言う見方はなかったのに。
※イエローサブマリンはmonobox未封入の上、購入してませんので割愛。
「Abbey Road」ビートルズ最後の作品(Let it Beはこれより前にできていた)やっぱりビコーズを聴けば音質は分かる、と言ってしまいそうだが
その他の曲でも違いは顕著。特に元々ステレオ盤のみで作成されたアルバムなのでリマスタリングも容易だったのだろう。
※Let it Beは03年にnakedが出ているので購入しません。フィルスペクターの味付けなので×。
「PAST MASTERS」ここに収録されているアクロスユニバースやLet it Beはリマスターじゃなくリミックスなんじゃないかと疑いたくなるような出来栄え。
これに関してはステレオもモノも買ったのだが、曲によってはステレオの恩恵を受けているものがあるため、どちらがいいとは言いがたい。 |
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私的採点:★★★☆
アイ・ヘイト・ディス・プレイス・・・すげえ名前。
シンガポール出身のあんちゃんのピコ系、
ぐっすり癒し系な音楽。
眠れない夜なんかに薄明かりで聞くとバッチリ。 |
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私的採点:★★★
レイザーライトの3枚目。
ブレイクした後だけに、ポップに攻めるか、
インディーに攻めるかで興味があったが、どうやら後者。
かなりカントリーかつロカビリーな色を
モノクロームに出してきた感がある。
元々、本国UKでUSに対する
一種のオマージュのようなとらえられ方をしているバンド。
本物のUSバンドであれば、こうはならなかっただろうが、
これぞUK式USというところか。
やっぱり、聞き込むほど味が出るアルバムである。
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私的採点:★★★☆
ジョンフルシアンテのソロ。
SHCDで登場。スピーカーで聞くと、
空中に浮かんだように音が聞こえるらしい。
不思議な感覚に襲われる一枚。
やっぱりこの人の紡ぎだす音楽は、
普通の人の感覚とは少し違う。
非日常を簡単に味わえる。
こんな手軽なものがあるのに
ワザワザ危ない薬に手を出す必要はないんじゃなかろうか。
いや・・・作り手側には必要なのか。
今はジャンキーじゃないので
音楽にその浮遊感が出せると言ってました。
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私的採点:★★★★
アニマルコレクティブ。
いかにも危ない薬でハッピーになった感じの幸福感。
多分、脳内麻薬が出せます。
万華鏡のように流れる楽曲。
FUJIに来るらしいけど、
ヘヴンあたりになるような気がする新人。 |
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私的採点:★★★☆
フランツの新作。前作がアゲアゲだったのに対し、
クールでダーティーな印象の今作。
でも1枚目から続く、紛れもないフランツ節。
LIVEに行って思ったことは、たしかに悪くないけど、
どの曲が何枚目のアルバムか全くわからんかった
という感じであります。 |
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私的採点:★★★
さらに大物!
もはやポールやストーンズ、
もっといえばサイモン&ガーファンクルくらいのレジェンド。
現存するアーティストの中でも
最強の部類に入るボブ・ディランの新作。
どうも、母国イギリスで20年ぶりくらいに
1位に返り咲いた作品らしいので購入。
・・・あれ、ディランってこんなガラガラ声だったけ?
てな感じでスタート。
試聴して買ったわけではないので、
まあこんなもんかってことで。
まだ、オレごときでは図れない大人のアルバムでした。 |
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私的採点:★★★★
プロディジー復活!!
正しくそんな言葉がピッタリの新作。
瞬く間に色んな番組の音楽で採用されてるし。
しばらく眠っていたプロディジーだけど、
去年のサマソニを皮切りに復活したのか?
てか、このアルバム出てからサマソニ来たら
大騒ぎになったのに。
なんで1年ずれたんでしょうねえ。 |
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私的採点:★★★☆
シガーロス、レディオヘッドという
大物を引き合いに出される新人。
ハッキリ言って去年でた前作は、周りが騒ぎすぎ。
線が細いバンドだなあと思っていたけど
2枚目で真価を発揮。これはかなりのもんだ。
たしかにポスト・シガーロスと言ってもいい。 |
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私的採点:★★★☆
新しいです。全くもって。
そして古いです。なんでかわからんけど。
ビルボード誌をはじめとする世界中の音楽評論家から
絶賛されたフリートフォクシーズ。
どこかノルウェイの森的な雰囲気を携えた
このアルバムが、シアトルのバンドが作ったものとは
とても思えない。
コーラルのような雰囲気がなくもないが、
決してサイケではない、ストレートな楽曲。
これは、ホントになんの捻りもない
つまんないアルバムと紙一重の作品な気がする。 |
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私的採点:★★★
U2の新作。
このHPは完全に個人の主観と言う前提で運営してますんで、
何の悪びれもなく斬りましょう。
パッとしねえよ。
どうしたボノ!?前作も、前々作に比べりゃ
出来はよくなかったけど、悪くはなかった。
今回に関しては、ちょっと気をぬきすぎじゃねえのか? |
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私的採点:★★★
ユクセクって読むのだね。
キツネのコンピとかによく参加してたエレクトロ集団。
キレのあるソリッドな楽曲が多くて好きです。
踊れるロックで、あんまりドカンドカンしたのが
好きじゃない人にはおススメ。 |
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私的採点:★★★
シューゲイザーに近いのかな?
なんかアルバム名なのかアーティスト名なのか
わからん謎の新人バンド。
試聴して割とよかったので買いました。
ウルフマザーとマイブラを足して2で割った感じかも。 |
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私的採点:★★★☆
キツネの中でも一押し。
ポスト・アンダーワールドとの呼び声も高い二人組。
2009年はエレクトロの年だと言われているけど、
ブームの主役に躍り出そうなのは、
多分コイツラな気がする。 |
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私的採点:★★★☆
きましたソニックユース。
サーストンムーアマニアのキ○ガイサイケデリックなみなさん。
相変わらず歪みまくった雰囲気出てる。
ロックがメインカルチャーになっても、
サブカルらしさを失くさないのは
ソニックユースがいるからだと、強く思います。
故カートコバーンも、ソニックユースが健在で
喜んでくれるでしょう。 |
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★私的ランキング(2009年末)
1位
80Kidz
This is My Shit
2位
GREEN DAY
21世紀のブレイクダウン
3位
Pia-no-jaC
ファーストコンタクト
4位
ロドリーゴ イ ガブリエーラ
11:11
5位
KASABIAN
ルナティック・アサイラム
6位
LADY GAGA
Fame
7位
マニックス
ジャーナルフォープラグラヴァーズ
8位
くるり
魂のゆくえ
9位
MUTEMATH
アーミスティス
10位
MUSE
The Resistance
2009'Disc雑記(2009年末)
2009年。世界的に明るいニュースの少ない年。こういう時代こそロックは生まれるものなのだが…。
逆にOASISがなくなっちゃいました。でも楽観的にとらえてまして。
ガンズなんてバンドは継続してたくせにデビューして解散して、再結成したバンドより長く新作でなかったし。
活動休止中のバンドより、再結成の方がローテ短いかもなんて。
そう考えるとレッチリのほうが不安だなあ。
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