    
CDreview 2012 |
2012年ベストアルバム |
第1位
★★★★☆
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第2位
★★★★☆
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第3位
★★★★☆
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第4位
★★★★
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第5位
★★★★
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第6位
★★★★
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第7位
★★★★
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第8位
★★★★
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第9位
★★★★
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第10位
★★★★
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【Rewind 2012】
最終的に、上半期から星の見直しをしたものの、2012年は最後まで5つ星がゼロの年だった。
なんだか、ベストな1枚を探す為に、やたらと数を聞きまくった感もあるなあ。で、結局出会わなかったと。
こんなことを言うと、1位のアルバムに悪いかも知れないけど、このアルバムって、恐らくロック好きのベスト10の
どこかには必ずいるものの、絶対1位じゃない作品だと思うんだよね。
あえて、そういうアルバムを1位にしたことでトップ不在の年だった。。。のかなあ?
完全に個人の主観なだけに自分では良く分かんないけど。
@グリズリーベア
オープニングからトータルのバランスが素晴らしい。なんだか繰り上げ1位みたいなネガティブ意見を前面に
押し出しちゃったけど、圧倒的な完成度です。
Aブルーノ・マーズ
前作でポップス界のみならず、音楽界のあらゆる賞を総なめにしちゃった実績があるだけに、今さら感が漂う中で
期待に応える出来。誰が聞いても納得の作品のはず。
Bジェイク・バグ
アークティックモンキー以来のUKからのカリスマ。それもパンクやグラムのような形じゃなく、正攻法のビートルテイスト。
ソロだから解散の不安もないww 期待大です。
Cジャック・ホワイト
上半期で3位だったけど、年間を通して評価を落とすことのなかった良作。普通に考えれば、このアルバムが
1位になるべきだったのかも。ホワスト時代の実績がありすぎるなのが逆効果に。
Dカルヴィン・ハリス
内容とクオリティは、とんでもないアルバム。まあ小室が自分のプロデュースのトータルアルバムを作ったらすごいでしょうよ、
って感じで、ちょっと冷めた感じで捉えちゃった。
Eマンフォールド&サンズ
結構ショックを受けたアルバム。自分がアーティストだったら、こんなハイレベルな作品が出てきちゃったら、
自分の作品出せなくなっちゃうかな。
Fカリブー
前半に聞いとけば良かった。LIVE見てれば順位は上にいっただろうになあ。もったいないことした。
Gビーチ・ハウス
これも上半期から順位が変動しちゃったけど、飽きのこない作品だったと思う。夏前に聞いたけど、今でも全然いける。
寝る前とかはベストです。
Hグリーンデイ
一応、言っとくと、三枚まとめての評価です。理由はレビューの方に書いたとおりですね。安易な批判と安易な賞賛は
したくない。結果として、これ以上でも以下でもないってこと。
Iサカナクション
星の数で言えばジョンフルシアンテだけど、あの作品は特殊すぎてランキング自体に入れられないかな。
そんなわけで日本の雄をつっこんでみました。よくぞここまで育ったもんだ。
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【ヘビロテ なう】
シングルのお気に入りも紹介したいってことでここ最近のヘビロテの曲を、
随時更新型のスタイルでちょこちょこのっけたいと思います。
今回はこの曲。
私的アルバムランキングの3位にぶっ込まれたジェイク・バグ。
懐かしい感じの最新アーティスト。まだ10代。上手く成長してくれるかなあ。
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ケミカルブラザーズ
Don't think(DVD)
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私的採点:-
2012年、LIVEも行ってないし、CDも全然買ってない。
禁断症状がもう、すごいことになってるわけだが、
その二つを同時に押さえたアルバム。 これまで、ケミカル兄さんのLIVEが 映像作品としてリリースされてなかったこと自体が異常なわけだが それに2011年のフジが選ばれたというのは嬉しい。 あん時はマジで楽しかった。 期待にチョー胸を膨らませて作品を見ると、 事前に劇場公開された通り、ちょっと映画作品ぽい仕上がりになってる。 個人的にはOKなんだが、Amazonのレビューとか見ると アレルギー反応起こした人もいるっぽい。 いいと思うんだけどなあ。
なんにしても、これでますますLIVEに行きたくなってきた。
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CLARK
Iladelphic |
私的採点:★★★☆
こんな音を作るやつがいるのか。
音楽と音響の狭間で、浮遊する感覚。
KID Aの浮遊感をもっと、とりとめもなく
音響に寄せたようなイメージ。
最初から、こういう感じを求めて買わないと理解できないだろうな。
その時の気分にもよるだろうし。
音響好きならぜひ。 |
Sigur Ros
Valtari |
私的採点:★★★☆
星の数が少ないからといって悪いアルバムというわけではない。
久々に、テンションの落ち着いたシガーロスだし。
でもダークな部分や負い目みたいなのがなくなって
スッキリしたアルバム。
「影のある人が好き」とかいう奴の気持ちが
分かるような分からないような。
でも、そっちのシガーロス感が好きな俺は
影がある人なんだろうか。
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Jack White
Blunderbuss |
私的採点:★★★★ (上半期3位 年間4位)
ホワイトストライプスを解散し、
当然のように期待でいっぱいの聞き手を裏切らない快作。
カヴァーも数曲はさんでいるものの、
これもカヴァー曲だっけ?といえるほど
キャッチーでインパクトのある曲が満載。
しかし、そんなアルバムの中で注目すべきなのは
バラード(というかソウル)だったりする。
多才、鬼才、天才、ジャックホワイトの新章は
高らかに幕を開けた。
全く後悔しない仕上がりになっている。
フジのステージも期待大!
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The D.O.T
Whatever it takes EP |
私的採点:★★★☆
最初、フジのラインナップを見た時も全くきづかなかった。
「あの」The Musicのロブとストリーツのマイク・スキナーが
手を組んだユニットD.O.T。
今年もやっぱりロブはフジにくるんだね。
あまりにも早い再始動に、嬉しいような悲しいような。
これでMusicは過去のものとなるわけで・・・。
で、この作品はEPなんだけどWebには結構な曲がUPされていて
なんというか、スタイル的にはダンサンブル。
否定するつもりはないが、
二人の求めた音楽がこの姿で、そのために解散を強いられたのなら
ちょっと切なすぎる。
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Howler
America give up |
私的採点:★★★☆
海感でてます。
シュガーレイを思い出す、夏の感じ。
ただ、新人の季節モノかと思いきや
作りや土台が、かなりしっかりしているのにビックリ。
普通にロックアルバムとして良盤の評価があげられる。
そこに付随した夏というコンセプトに拍手。
次の一枚で真価を問われるのは間違いないが
とりあえず、海のおともにしたい一枚。 |
Linkin Park
Living Things |
私的採点:★★★☆
完全復活。
そう表現してもいいだろう。
リンキンパークは戻ってきた。満足できる作品。
だけど、それ以上になれなかったのも事実。
前作、前前作で苦悩やチャレンジする姿はありありと伺えた。
できることならば「もう二度と以前の姿には戻れない」所まで
ぶっ壊れてしまえば良かったのに。
そうすれば、すげえ良くなるか、すげえ悪くなるかしかない。
悩んだ分の成長が見て取れるだけに、
半端な修行で戻ってきてしまった状態。
歓迎されるアルバムなんだろうけど、この一枚を捨てて
歴史に残るアルバムの糧にしてほしかった。
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Gotye
Making Mirrors |
私的採点:★★★★ (上半期4位)
なるほど。
このアルバムを聞いている奴は「通」ぶってもいい。
もしもインターネットやiTunesなどで音源が
容易に手に入らない時代だったら「発見」と言われていただろう。
いまや、世界中で注目のアーティストになってしまったので
もはや自慢ができるほどではないが
Gotyeは押さえておきたい。
絶妙なエレクトロ感に疾走感と透明感。メロディセンス。
サマソニにくるので(サマソニっぽい)押さえるべし。
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ed sheeran
+ |
私的採点:★★★★ (上半期1位)
2012年で、今のところ最も揺さぶられた作品。
ジェームズブランドのデビューを思い出す。
ストリートからメインへ。
英国じゃガンガンにキテるらしい。
決してキャッチーなわけでも、激しいわけでもなく
メロウでメロディアスで、へたすりゃカントリーっぽいのに
1曲目から引き込まれる。
それでいてバラエティに富んだアルバム。
作品としての全体の構成も良い。
フジのグリーンで登場。
ジェイソンムラーズとかの類か。
これは必見です。
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SmashingPumpkins
Oceania |
私的採点:★★★★
リンキンに続き、スマパンも復活・・・?
復活ってわけじゃないんだろうな。
でも「らしさ」が出せてるアルバム。
ビリーだけでようやくスマパンらしさを出せるようになったか。
メランコリーでへヴィだけどセンチメンタル。
往年のスマパンファンは大喜びだな。
これでようやくスタートラインに立っただけなんだけど。
このまま過去のバンドと対峙することを選択したビリーは
さらに苦しくなっていくかもしれない。
それでも、進むことができる。
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BeachHouse
Bloom |
私的採点:★★★★ (上半期2位 年間8位)
シューゲイザー?エレクトロ?
どっちにカテゴライズされてもピンとはこないが
とにかく良い。
夏場に聞けたのも高評価の一つ。
涼しげな風を運んでくれる。
寝苦しい夜にピッタリの名盤。
飽きることなく聞き続けられると、すぐにわかるのも変な話だが
聞き疲れしないってのがデカい。
気合いを入れて構えて聞かずに
ただ、流しているだけで心地よくなれる。
心地よすぎて5つ星を挙げられるほどの衝撃がなかったのも事実。
毒気がどっかに隠れていれば満点だったのに。
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Spiritualized
Sweet Heart
Sweet Light |
私的採点:★★★☆
まるで新人のアルバムの様な勢いがある。
でも、それってスピリチュアライズドの真骨頂とは対極に位置するわけで。
名作「宇宙遊泳」のような趣はない。
まあ、ガッカリするほど悪い出来でもなく
期待した方向性と違ったというだけで
楽曲の方は、驚くなかれ。
スピリチュアライズドってこんなオーソドックスな曲もいけるんだ、という
嬉しい誤算に溢れている。
バンド自体に幅が出たし、LIVEでは名作からの演奏は当然あるので
彼らが復活したという事実を喜ぶべきなのかも。 |
HOTCHIP
In Our Heads |
私的採点:★★★★
もともと、スタンスがカテゴリーの枠に留まらないバンドだったが
エレクトロ・ポップ・ロックという訳の分からない枕詞にピッタリの作品。
気負いというわけではないのだろうが、これまでのアルバムよりも
内に秘めるものを感じる。
これが、聞き手に好影響を与え、昂揚を誘引する結果に。
他のエレクトロ・ポップよりも頭一つ抜け出た完成度が何なのかは
理論的に説明できないが、強引に理由を探すとすれば
「バランス」なんだろう。
グル―ヴとポップのバランス。それが絶妙すぎて、すごいと思わされしまうのであ
る。 |
Skrillex
Scary Monsters &
Nice Sprites |
私的採点:★★★★
ダブステップの要素を取り入れながら
トランスとメタルの攻撃性で畳みかける快作。
通常、こうした作品は「好きだけど評価されてない」ってのが
定番なんだけど、こと、このアルバム(EP)に関しては
ぬわんとグラミーを獲得。
たしかに、良い曲がふんだんに盛り込まれてるんだけど
賞を取るかっていわれるとベクトルが違う気が…。
どんなに良い映画でも
今年のナンバー1映画は「ワンピース」です!って言われると
違和感があるように、別に差別してるわけじゃないけど
誰にでも受け入れられるようなもんじゃないものを
無理矢理、賞という形で画一化しなくても…という感覚。
つまり、好きなヤツだけきいてりゃいいんだよ。
ということです。
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Garbage
Not Your Kind
of People |
私的採点:★★★☆
いぶし銀。
決してナンバー1になる作品じゃないんだろうけど
絶対に好きな枠からは漏れないだろうガービッジ。
15年以上のキャリアを誇りながら
これで4枚目。
ガンズより効率悪いんじゃないだろうか。
それでも解散説が出るころにポコッとアルバムを出して
それが期待を裏切らない出来。
7年ぶりの新作も、ガービッジ節全開の快作です。
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↓下半期スタート |
JhonFrusciante
PBX Funicular
Intaglio Zone |
私的採点:★★★★
狂ってる。間違いなくね。
でも、死にかけていた頃の薬に対する狂気じゃなく
純粋に音楽に対する狂気なのが嬉しい。
このアルバムを聞いて、ジョンの作品と分かる人はいるのか?
みたいなレビューを見たけど、
エレクトロ要素と言うスタイルになっただけで、
根っこは、ずばりフルシアンテ。
そもそもコレを買う奴は狂ってるヤツしかいないだろ。
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GreenDay
UNO!
DOS!
TRE! |
私的採点:★★★★ (年間9位)
3枚組のアルバム。
多分、この3枚の評価は、作品の質を捉えた批判と
マスメディア的な要素の賞賛に分かれることだろう。
音楽的な側面を見れば、前2作でとんでもない領域に達した
グリーンデイの原点回帰とも思える作品であり、
しかも3枚連続と言うことで質の低下を危惧した声がある中
「そこそこのクオリティだった」ということに起因する。
3枚から厳選して1枚を作れば、批判は一蹴できたのかも
しれない。セールスも見込めるし。
ビリーが薬物治療のリハビリに入ったのは
ストレスのせいで、
こういうアルバムを作ることが必要だった
とかいうニュースも見たんだけど、
イマイチ本質をとらえていない気がする。
グリーンデイの本質って結局、周囲のことを
気にするようなもんじゃないってこと。
前2作は、たしかに世界を背負ったメッセージを
発信していたけれど、
言うのも、言わないのも自由なわけで
それが足かせになるのが嫌だったというか
そもそも、そんなの無視してたというのが
この3枚の証明するところだろう。
色眼鏡で見られることを嫌うのではなく
見られてる自覚が希薄だったってことだ。
俺が、彼らと同じ時を過ごしてきて無ければ
このリリースは残念に感じたかもしれないけど、
なんか、同世代の友人がバカやってるように見えて
痛快に思えるので、悪くないと思う。
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Caribou
Swim |
私的採点:★★★★ (年間7位)
いやーミスった。フジのステージをスカパーで見たけど
すげえ良い。見とけばよかった。
というよりも、上半期に聞きこんどくべきだった。
レディオヘッドのフォロワーだっていう印象で
するしちゃってたのが敗因かな。
たしかに最近のレディヘッドのテイストと被るんだけど
むしろ、カリブーのフォロワーが最近のトムって感じ。
すごいセンスにもかかわらず絶妙なキャッチー加減。
うーむ。後悔 |
Animal Collective
Centipede Hz |
私的採点:★★★☆
悪くない。限りなく四つ星に近い出来。
前作よりポップかも。
聞きやすいし。サイケ感も増してる。
成熟はしてるんだけど、
アニコレは「シーンを変えられる」という素質があるだけに
もっと化けてくるかと思ってた。
惜しい。
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MUMEFORD&SONS
BABEL |
私的採点:★★★★ (年間6位)
英国フォーク界の新鋭・・・だと思ったら二枚目。
しかも前作でブレイクしてたそうな。
すいません、チェック不足です。
なんつーかものすごく上手い。
テクニックもさることながら、うまく歌モノとして
完成させてる点や、ビート感。
イギリスの音楽通が好みそうなツボも押さえてるし
安直でない捻りのきいたバンド。
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Flying Lotus
UntilTheQuietComes |
私的採点:★★★☆
前評判の高さと、センスに期待しすぎたかも。
それでも、聞く時のテンションによっては
ガッツリはまる。
向こう側に連れて行かれる感じの作品。
ちょっとつかみにくいんだけど。
良いオーディオ環境でないと厳しいかな。 |
MUSE
The 2nd Law |
私的採点:★★★☆
相変わらずスケールがでかい。でかすぎる。
しかし、もはやMUSEに対して、その辺のツッコミは不問。
LIVEになれば、その仰々しさは、良い方向にしか働かない。
そう、つまりアルバムの評価はLIVEを待たなければならないのだ。
そんなバンドってある?
今のところ、作品を聞いた限りのみの評価は「う〜ん」という感じ。
良くはない。
後半のインスト辺りが期待を煽るが、ちょっと肩すかし。 |
くるり
坩堝の電圧 |
私的採点:★★★☆
難しい。ホントに評価が難しい。
何故か、突然、メンバー加入でバンド編成。
その恩恵もあって、サウンドは自由度が増したんだけど
作曲の方で自由度は減ったのか?
方向性がわからない。
決めてないのかもしれないけど。
日本のバンドで最高位にもなれるはずなのに
いつまでたっても、わざとなろうとしない感じがする。
|
KILLERS
Battle Born |
私的採点:★★★
これまでの壮大なスケール感からいって
いよいよキラーズが世界的に大きくなる時期だと思ってた。
フェスとかのトリも飾れるようになると。
そういう意味ではMUSE、くるりに続く「あれー?」なアルバム。
前者はすでに実績が確立されてるのでよいが、
キラーズはこれで確立できる時期だったのに・・・。 |
The XX
Coexist |
私的採点:★★★★
相変わらずクオリティ高いです。
でも、一枚目からの成長がないですww。
劣化がない分、同じテイストで
別のアルバムが欲しい人にはバッチリなんだろうけど。
であった頃の衝撃が無い分、評価は辛目でランク外。
とりあえず、もうひと皮むけたいね。 |
Marilyn Manson
Born Villain |
私的採点:★★★☆
やたらと雑誌のレビューが良いので
久々に買ってみた。
まあ、たしかに時代に適していながらも
らしさを失わず、上手く切り抜けてる。
思えば、マリマンはそういう
巧みなマーケティングができる存在だったのかも。
狂気的な一面が無い分、小さくまとまったけど。 |
Gossip
Joyful Noise
|
私的採点:★★★★
これも良作です。てかジャケが怖すぎる。
どこのメタルかプログレだ。まあ実物も怖いんだけどww
たまにマツコに見える時がある。
楽曲の良さは言うまでもなく
聞きやすさもあるんだけど中毒性が薄かった。
もっとリピートしたくなるスパイスが欲しい。 |
Dirty Projectors
SWANG LO MAGELLAN
|
私的採点:★★★★
結構、どの評論家も賞賛してるんじゃないでしょうか。
試みは面白いし、それが成功してるから。
新しい手法というか、作り方で
これまでにない感じのジャンルっぽい。
まあ、それが個人の好みにあうかどうかは別なんで。
悪くはないし、功績も認めるけど、好みじゃなかった。 |
GRIZZLY BEAR
SHIELDS |
私的採点:★★★★☆ (年間1位)
実に落ち着いた感じの
ベテランが、シーンに合わせて作ったアルバムという感じ。
若手の二枚目なのに。
何度でも聞ける。
存在感としては、主張する感じはないんだけど
いつでもiPodには入れときたいアルバムって感じかな。
ガッチガチに意識して聞いちゃうと
「これじゃなかった」になるので注意。 |
Jake Bugg
Jake Bugg |
私的採点:★★★★☆ (年間3位)
UKの新人といえば、一発屋やハイプを腐るほど見てきた。
実力はあるのに解散しちゃうバンドとかも。
しかし、この十代の若者には、ジョンレノンぽさがある。
全体としてオーソドックスな調子でなければトップも狙えたが。
ローゼズ、ノエルの寵愛を受けて、前座で大活躍。
なんか分かる気がする。
ソロなので解散の心配はない。
あとはひん曲がって成長しないように願いたい。 |
Frank Ocean
Chennel Orange |
私的採点:★★★☆
R&B界の垣根を越えた作品。
一発目のプレステ起動音のサンプリングは衝撃だった。
謎のテニスウェアルックや、ロック界ではプラスに働くかもしれないが
R&Bではマイナスにしかならない同性愛のカミングアウトがあり
話題先行になってしまったのは悲しい。
そういう話題性を抜きにして聞きたいのに。
クラブで流れてば、外れはないと思う。 |
JSBX
meat & Bone |
私的採点:★★★☆
ジョンスペ節。
みんなが待ってるジョンスペ。
こんなにロック&ブルースだと思わなかった。
恥ずかしげもなく、アルバムを通してその感じ。
デスメタルみたいなジャケットは意味不明。
まあいいか。面白いし。
好きです。
だけど、まあ当然ながら聞いた後に
あんまり残るものがないのも確か。 |
BRUNO MARS
UNORTHODOX
UYKEBOX |
私的採点:★★★★☆ (年間2位)
まあ、女子が好みそうだよね。
ワタシ、音楽通です、みたいな感じの。
いや、もちろんすげえ良いアルバムなんだけど。
一枚目の実績があるせいか、いや、にも関わらずか?
どちらにしてもハイクオリティ。
でも、なんか手放しで称賛できないのはなんでだろう。
イギリス人の皮肉っぽさが移ったか?
まあ、それでも聞きやすいし、かっこいいです。 |
CALVIN HARRIS
18months |
私的採点:★★★★ (年間5位)
いやあ、つくづく天才だよね。
リアーナやデビッドゲッタ以外にも、提供したヒット曲が満載。
カルヴィン流の仕上がりは世界一ヒット要素がある。
とにかく時代の最先端をいってる音。
ダンスからロックまでおまかせあれ。
提供せずに、全部自分でやってたら
どうなったんだろうと、考えちゃうのも事実。 |
Bjork
Bastards |
私的採点:★★★☆
リミックスだけど、アルバムとしての完成度高い。
音作りの追求度や、クオリティが半端ない。
本物が作るアルバムだよなあ。
キャッチー感が皆無というか
難解すぎるのが玉にキズかな。 |
サカナクション
DocumentaLy |
私的採点:★★★★ (年間10位)
前作で後退しちゃったなあ、と残念だったけど
そんなことも無かった。
エレクトロ感とロック感にクラシカル要素をミックス。
うまく昇華できたなあ。
ホワイトステージが入場規制になったのも
iPodのCMで「サカナクション♪」と言われるのも
伊達じゃない。
良い出来です。 |
The Wall flowers
Glad All Over |
私的採点:★★★
ディランの息子、ジェイコブのバンドの復活作。
いやあ、相変わらず渋い声だねえ。
元々、好きなアルバムが一枚だけなので
そんなに期待はしてないし、
特に裏切られた感もないんだけど
まあ、完成度や革新性はないので
こんな感じでしょう。 |
Mr.Children
an imitation
blood orange |
私的採点:★★★☆
ミスチルは安定してるんだけど
まあ、今作はガツンとは来なかった。
2011の活動が大変だったろうし
かぞえうた を配信した感動はでかかった。
まあ、それだけでミスチルはすごいな〜と思う。
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