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2011年10月5日(水)
デジタルとイベントの未来

朝から雨。・・・仕事行きたくねえなあ・・・。
そんなわけでシーテックに行ってきました。
・・・うそです。これも仕事です。ちゃんと、こないだから決まってました。

なわけで、朝っぱらから車を走らせ幕張メッセ。直行直帰のありがたさ。
ビッグサイトを通り過ぎて「やっぱメッセ遠いな」なんて思っていると
なんかすげえ雨が強くなってきた。

うーん。このクルマ、ちょっとケツが滑りやすいから怖いなあ。
車内では、DIGAから転送したポケットサーバーのTV番組をiPodで放送中。
シーテックに相応しい最新のハイテクぶり。

さて、そんなデジタルの未来。
昨日のAppleによるiPhone4Sの発表は、みごとに株価が下落する結果に。
俺のクルマは滑らなかったが、Appleはキレイに滑った。
「ただのマイナーチェンジ」
日本のTV番組も、満を持して枠を空けていたのに
音声認識の機能と、au版の発売(これに至っては日本のみのネタ)しかないわけで。
Touchなんて、iOS5への対応(そらそうだろ)と白モデル、値下げしか変更がない。
nanoも値段とガジェット以外は同じ。
1年間、なにやってたんだよー。
ヘタすりゃアジアのパクリ版のニセiPhone5の方が進化してんじゃねえか?

ソフトバンクは併売で続けるばかりか、
auの3Mbpsよりも速度が早い14Mbpsで
通信できる と差別化を図る模様。
まあ、エリアが負けてるからな。
でもトラフィックが増えて、繋がりにくくなるのでは・・・。
いや、大多数がauに移動するからそんなこともないのか(笑)

とにかく、あれだけネタばれしてて、
実際は予想を下回った今回の発表。やっぱりジョブズがいないとダメなのかしら。

デジタルの未来に不安を抱えつつシーテックに向かうと
お?ちょっと各ブース、お金かけてきてんじゃないの?
この1、2年は寂しかったからな。
内容は、どこもかしこもタブレットや薄型PC。3Dだけど。

会場を回って宣伝の仕方やブースの作りを記録する俺。
大手メーカーのステージを見ながら、音と映像と人のタイミングや
機材や宣材の質、金額ばかりが頭を覆う。
完全に職業病だな。いや、それを視察にきてるから正しい反応なのか。

やっぱりでかい企業は大手広告代理店が入っているので見せ方が上手い。
下請けもたくさん入ってるんだろうな。
・・・と、ひょんなことから知り合いに遭遇。
良い機会なので、某社のステージの一部の金額を聞いてみる。
・・・なるほど。
俺の給料の二か月分くらいだ。
それがステージ上の一部の素材。しかも5分しか登場しない部分。
さすがに、それだけの価値が本当にあるかどうかはわからんが、
市場価格なりってことだ。

不況だなんだっていっても、やっぱ金かかってんじゃん。
ホッとしたような、がっかりしたような。
でも、その金銭感覚なら、ここはステージだけでウチのイベント代を余裕で賄えるな。
シーテック出展だけでもセコセコ削減してるわが社の年間予算を軽く凌駕するだろう。
いいなあ、日本を代表するメーカーは。

でも、そのぶん思いつきで「これやりたいなあ」と思っても実現するまでには
すげえたくさんのハードルを越えなきゃいけないだろう。
それはめんどくせえ。

世界を代表するApple社で、それを平然とやっていたスティーブ・ジョブズ。
やはり、あなたは必要な人でした。

2011年10月3日(月)

今までにないほど
「iPhone5の発表でしょ?」
な感じのAppleの10.4(日本時間10/5)イベント。

ジョブズが引退して初のプレゼンは一体どーなるのか。
あの人のプレゼンは、本当に「ショー」だったからなあ。

封筒からMacを出して薄さをアピールしたり、見せ方は世界一。

日本の話題は、auが出すって噂はマジなのか。
ソフトバンクが撤退って噂はマジなのか。

・・・・それってAppleの発表とは関係ないから、日本独自の発表になるんだろうけど。

問題はiPodのリニューアル。
1年経ったけど、Touchの新型は?
本来、出るはずのこのタイミングで、全然そっちの話題が出ない。
今回はiPhoneだけなのか?

バレバレなんだけど、未だに話題の的であり続けるApple。
このままジョブズ後も魅力的なデバイスを供給し続けられるのだろうか?

2011年9月29日(木)
あの頃、君は若かった

新卒で勤めてた頃の会社の同期と飲んできた。 
会うのは、もう5〜6年ぶりくらいなのかなあ。
お互い、それは色々あったようで、成長したって感じはしたんだけど
とにかく会ってから終電までずっと笑いっぱなし。
一夜あけて、表情筋と腹筋が痛い。 
軽く100を超えるツッコミ所満載の話しぶりは健在で、
もうなんとういうか、いや、むしろ尊敬してますというほかないです。 

俺の場合、今の会社は、3社目なんだけど
たまたま4月入社だったせいもあって、そん時入社の新卒と同期扱い。 
でも、ホントの同期って自分が新卒で入った会社の時の同期だけなんだよなあ。
だってさあ、こないだまで自分のいる会社のあり方とか、給料の話とかしてたヤツが
夢と希望に溢れた学生気分の子供達の
「研修の試験終わったら飲み会しようよ」ってノリについていけるか〜?
(まあ、行ったけど・・・)

人生経験とか、悩んだこととか…
やっぱ、最初の同期じゃないとわかんないよね〜
と、思ったけど…
…あれ?…うん、そんなに被ってもいないか…(笑)
あ、よく考えたら俺らが新卒のとき・・・(爆)
今考えると、俺らの中でも一番、学生のノリだったのがカリスマ同期の凄いところ。

まあ、それはそれとして・・・
カテゴライズすることに意味があるのか分かんないけど
1社目は 同期
2社目は 戦友
3社目は 仲間
ってのが俺の個人的な思い入れです。
同じじゃねえか!と思う人もいるかもしれないけど、同じだよ。基本的に。
でも、ホントに、微妙に違うんだよなあ。
それぞれに差をつけているわけじゃなく、なんていうか
重要視するポイントの違いというか…。
転職した人は、この感覚なんとなく分かるかもしれないけど。

さて、なんだかんだで、例外を除いて同期内で一番最初に「卒業」(って言ってた)した私ですが
あの会社を辞めた後に、一個だけどうしてもモヤモヤしてたものがあったわけなんですよ。

・・・でも、それも笑いとともにスッキリ吹っ飛んでしまった。

ぼんやりと、
「辞めるタイミングって正解だったのかなあ」
「あの時した選択が、色々違っていたらどうなっていたのかなあ」ってことが

『昔のことなんて笑っちまえば、その程度のもんだ』

に思えてしまったのである。
どうでもいいこととは思わないけど、「今」より優先されることなんてない。

いまやってる仕事だって、当時からは想像もつかないほどバラエティに富んだ仕事ばっかりだし
結局、大事なことは「今」ってことですね。
そんで、何より俺が愛してやまないのは「笑うこと」。これは再認識。
あらゆる場面で笑いに拘ることが、自分らしさだよ。

うーん。あのバカ話の中でここまで深みに到達できるとは。

2011年9月21日(水)
タイフーンふたたび

名古屋の支店に電話をかけると、結構すごい状況らしいことが伺えた。
この20年くらいで一番すごい雨らしい。

3時くらいにJRが止まってるという連絡が入り、
総務からは「帰宅できるのならば、帰宅してよし」の号令が出る。

・・・うーん。
俺、今週は結構ヤマなんだよなあ。
商品カタログの入稿と色校正が残ってるし、用紙の選定も終わってない。
他にも、インビテーション関係のツールも作らないと・・・。

そんなわけで、周囲が帰る中、セコセコと5時まで普通に仕事していたら
完全に電車がNGになってしまった。

仕事のほうは、周りが静かなおかげで(?)はかどった結果、とりあえず本日はあがれる感じに。
さて・・・どうしたもんか。
震災の経験から、ここはジッとガマンの俺。
と、そこへ営業所の後輩が
「営業車で帰って良いみたいなんで送りますよ」と。
おお!天の助けだ!

こうして、高速を使って、なんといつもよりスムーズに帰宅。
やっぱり、冷静さを保つことが生き残る秘訣だと学んだのです。

2011年9月12日(月)
圧縮仕掛けのオレンジ

ドリンクバーとかで100%オレンジジュースを入れると
オレンジの液体と水みたいなのが同時に出てくる。
「おいおい、100%オレンジぢゃねえじゃん。
と、突っ込みたいところなのだが、これって圧縮されたオレンジジュースの原液。
ようするに200%オレンジジュースなんだね。

それ自体は知ってたんだけど仕組みは知らんかった。
こないだ『世界一受けたい授業』で見たところ
どうやら、絞られたオレンジの水分を飛ばして

圧縮されたドロドロの原液に"水"を混ぜて戻してるそうな。

確かに百分率では%は100を超えても良いことになってるし
(例・前年度比120%など)
だから、炭酸水で戻せば、"100%果汁の炭酸飲料"もできあがるわけだ。
理屈の上では間違ってないんだけど・・・
普通、100%オレンジって言われたら、まじりっけなしのオレンジだと思うわな。

じゃあ200%圧縮したオレンジを200%圧縮したグレープで戻したらどうなるのか・・・
(戻したって言わないけど)
お互いの比率が半分になったので100%オレンジ&100%グレープなのか

まんま200%オレンジ&200%グレープなのか
はたまた、できあがったものを1と考え、オレンジ50%&グレープ50%なのか
こうなったら400%オレンジ&グレープなのか
もはやわけが分からん。

だから"100%勇気"は、一回200%に圧縮されて、
同じ量のビビリで戻してるのかもしれないという・・・
"100%安全"も、一回200%に圧縮して
同じ量の危険で戻しているんだとしたら、まったく安心できないわけで。

オレンジジュースを飲む度にこんなバカなことを思っているヤツは
まさに"時計仕掛けのオレンジ"の脳みそだなあ、とオレンジ繋がりでかけてみる。
ちなみに・・・時計仕掛けのオレンジはメジャーな映画と思っていたら、
意外と最近の若者は知らなくてビックリ。
俺もすっかりオッサン扱いである。

ちょい古でマイナー(かも知れない)映画では
ガタカとか、スフィアとか、閉ざされた森とかがおススメです。
どれも今回のオレンジジュースの話みたいにちょっと頭を捻る要素が含まれてるし
ガタカは、とにかく話自体が好きな映画。
見たこと無い人は是非!

時計仕掛けのオレンジは名作だけど、人によっては狂ってるとしか思えない映画なんで(笑)

2011年9月9日(金)
夢のカケラ

学生の時になりたかったもの。
出版、メディア、旅行代理店。

就職してからも、それは同じ。
色んな経験をして、色んな寄り道をして
今も結局それを追いかけてる。

会社の企画部で、カタログを作る。
イベントを取り仕切り、実際に各地に出向いて、進行する。
メーカーに足を運び、販促の企画をして、価格からデザインまで口を出す。
ライセンスの担当者には「それは、本当は広告代理店の仕事ですよ」と苦笑いされる。

なんか今日は、そう思うことが多かった。
このままだと、あっという間に年末だなあ。
・・・やべえなあ・・・。

2011年9月5日(月)
タイフーン

台風12号のせいでメタモが中止に追いやられ、
週末の予定が急遽買ってきた「サカつく7」になってしまったオレ。
それもイマイチ面白くないので、
仕方なく、仕事の「カタログの表紙プラン」の作成をやってみるが・・・これも飽きた。
フレンドリーファイアの12月の公演を予約・・・せめてもの慰めか。

恵比寿か渋谷に繰り出して、
メタモキャンセルのタイフーンパーティーにでも行けば良かったかな…。
なんて思っていたら、圏央道が土砂崩れで、ヘリがバンバン飛んでいる。
当初は「生き埋めも」と騒がれたが、どうやら中に人はいないようだ。良かった。

岡山や和歌山は悲惨な様子で静岡も土砂崩れ。
悲しいけれど、メタモの中止は英断だったよ。
「天災による払い戻しはなし」って触れ込みだけど、これは払い戻すらしい。エライ。

行く予定はなかったけど先月のドミューンも悪天候で中止に追いやられ
エレクトロレイヴのファンにとっては当日の中止連発で痛恨の年になってしまった。
まあ、本当に痛恨なのは主催者もしくは保険会社なんだろうけど。 
今年ほど、自然の猛威を感じる年もない。
今にして思えば、FUJIやROJ、サマソニが無事にできたってやっぱり幸せなことなんだよなあ。 

イベントに携わるものとしては、中止の可能性を常に念頭に踏まえつつ動くって…
理想だけど、無理です。