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2011年10月24日(月)
太陽王の水

フランス産のスパークリングウォーター
「シャテルドン」

ルイ14世が愛した“世界最高の水”だそうな。
水のドンペリとも呼ばれ、ホテルのリストではワインと同様の扱いらしい。

金だしゃ買えるだろ、と思いきや、輸入の制限や原産の数量が厳しいらしく
750ml 1500円という、そんなバカ高くねーじゃんという価格でも、
日本では売ってる店を探すのが大変らしい。

水って輸入が難しいんだね。
現地まで行けば、普通に飲めるらしいが、フランスで水のもうって気にはならんだろう。

そんなありがたい水を頂きまして、なんのためらいもなく
空けてロックで飲んでみる。

たしかに繊細な泡と飲み心地は辛口のシャンパーニュを思わせる(神の雫風)
コントレックスを上回る硬度を持ちながら、飲みやすさは素晴らしい。
食前酒の代わりにアルコール抜きで飲むなら良いだろう。

・・・・でもさー、すげー失礼な話、オレ炭酸水キライなんだよね〜。
いやーゴメン。
だって、炭酸つったら甘くないと。

食通に愛される、最高の水は、
舌の肥えていない人間にとっては、
「あ〜コーラ飲みてー」と思わせるだけの価値に成り下がるのである。


2011年10月23日(日)
新宿の真ん中で



叙々苑です。

こないだ言ってた通り、
奢りで叙々苑なのです。
週末の叙々苑でメシを奢ってもらえる王様コース。
ありがとうございます。

店内はどこぞのクラブっぽく、間仕切りで見えないようになってる。
荷物に布を掛けられ、エプロンを店員につけてもらう。
うーむ。叙々苑にきたぞって感じ。

上のコースで、ご覧の通り、次から次へとメニューが出てくる。
すげえな。

なんか焼きウドン風のマロニー的なやつが美味かった。覚えとこう。

肉は、もちろん、一通り上で。エビもありますな。
カルビは焼いても小さくならない所がポイント。
美味し、肉、美味し。
肉をビールで流し込むと人類、ヒト科に生まれて良かったねぇ〜、って感じになる。

結局、量がかなり多くて締めの冷麺は、押し込む感じで頂きました。
女子だったら食べきれないんじゃなかろうか。

メシを食いながら、ちょっとした人生談義。
仕事するって大変だよな。感慨深い。
まあ、そのおかげで、学校帰りにガストでメシを食った感覚で焼肉食えてんだけど。

お会計の際に、何故か店長から名刺を渡される。
・・・決してVIPには見えなかったはずなのに。
それも叙々苑クオリティなのか。

大人に
なってしまった功罪の、新宿の夜なのでした。


2011年10月19日(水)
午前中から

来年のプロジェクトの件で上司と口論。

場所が会議室とかでなく、普通に部署の一角だったので
特に女性陣が驚いてた様子。
あの人に真っ向からケンカを吹っかけるのは俺くらいのもんだ。

最も信頼する上司だけに、ぶつかるわけだけど・・・。
会社だからしょうがないよね。

そんなブルーな一日を吹っ飛ばしたのは
イングランドからのニュースだった。

トップページを特別に差し替えるくらいの出来事。

ストーンローゼズの再結成である。

たしか、2〜3年前の1stアルバム20周年記念リマスター版の発売の際に
リユニオンの噂が持ち上がって
結局消えた、伝説のバンド。
何回か例えたけど、日本だとBOOWYの再結成くらい、ありえない話なのである。

youtubeで会見を見たけれど
レニは健康そうな顔になってるし、マニはプライマルを「休止」でなく「脱退」したそうで
イアンは、まさか・・・まさか・・・ジョンに話かけてる!
会見中もジョンの様子が気になる様子だし。
公式HPの写真なんて・・・(http://www.thestoneroses.org/)参照

このバンドが、俺の人生を変えてしまったバンドです。
(CDレビュー1988〜2000にて)

ワールドツアー・・・ニューアルバム・・・
短期間の企画復活じゃなくて、本当に、再結成。

去年のフジでイアンがローゼズを2曲歌っただけで鼻血が出そうだったのに。

今日、何人かに
「6/29 マンチェスターに行かないか?」とうったメールは
ネタじゃないですよ。

チケット発売は土曜・・・ううう。迷う。
でも、イングランドかぁ・・・日本にも来るって話だし。
迷う・・・・。

2011年10月16日(日)
おごられモード

叙々苑弁当です。
会社の同僚に奢ってもらった。
お礼ってことで。

色んな部署の手助けをするのは、別に俺の部署の仕事なんで
当たり前のことなんだけど、最近は謎の噂?が全国に広まってるらしく
各営業所からバンバン依頼が掛かってくる。

こういう言い方をすると嫌見な感じだけど、
それほど大した仕事でもないので、1時間くらいでパパッとあげると
「アイツに電話しとけば、そっこーで片付けといてくれる」という話になってるらしい。

仕事だから別にいいんだけど、何故かありがたがってくれるんで
お菓子やら飲み物やらの差し入れが届いたりする。
お供え物のように置いてあったりするんで
「おれは、お地蔵さんか」と。


そんな中でも、ちょっと無理目の依頼を引き受けて
昼飯を奢ってくれるという話になったんだけど、
お互い別の部署なのでお弁当に。
そんなわけでの焼肉弁当です。
うまし。肉うまし。

それとは別件で、某先生にも焼肉を奢ってもらうという話が。
そっちも叙々苑です。嬉しい限り。
ありがとうございます。今後も頑張ります。

で、さらにさらに本部長には寿司。
ザギンでシースーの約束を。
こちらは久兵衛を希望してるのに「すしおんどで5000円食わしてやる」と。
いらん。すしおんどなんかいらん。
午前休をとってでも久兵衛に行きたいんだ。ランチでいいんだ。
とりあえず日程は決めたので、ザギンで勝負。なんとしてでも名店に行く。

そんな感じでなんか奢られモードの昨今。
通貨をうまい棒にして商売始めようかしら。
このHPも.com(主に商用ページのドメイン)でとってあるし(笑)

でも、営業がちょいちょいくれるコーヒー。
俺、コーヒー好きじゃねえんだよな・・・。
オレンジジュースにしてくんねえかな。

2011年10月13日(木)
ホームページサーバーの

お引越し。

ドメインもとって"syuminosuzume.com"として生まれ変わりました。
http://www.は、あっても無くてもページに飛びます。

現在、このサイトの総容量は30MBくらいなんだけど
15年前(ダイヤルアップの時代だぜ)に契約したプロバイダのおまけ機能だったので
そろそろ容量がいっぱい。

できれば一眼レフで撮った写真のUPなんかもしたいので
個人向けでよいので、安価でサーバーないかなあと思ってはいた。
無料のサーバーでもいいけど、それによる弊害も面倒なので、
月額200円 50GB(!!!このペースだと、一生かかっても使い切らないのでは?)の
格安レンタルサーバーに移転を決めました。

うーん。時代の流れでしょうか。
レンタルサーバーも底値にきたのかな。
引越し初日の感想としては、全く不便さは無く快適です。
表示も遅いとか感じないし。
問題は、何故かIE8でファビコンが表示されなくなったこと。
会社のIE7では表示してるのに。
どうもIE側の問題くさいのでスルーしておこう。

まあ、そんなわけで、前のページは「移転しました」の案内トップだけ残して
そそくさと撤去してます。
Googleなんかの検索エンジンは“ボット”と呼ばれる自動のWeb徘徊システムが
新しいドメインの方を発見してくれる日がくるまで、検索に引っかからないと思います。
旧サイトの方が引っかかってメンドクサイかも知れませんが、まあ許して。

ばらつきがあるとは思うけど数週間から1ヶ月くらいでヒットするようになるかなあ。
Googlebotの気分次第だな。
旧サイトは、2011年いっぱいまで、誘導サイトとして残す予定でございます。

2011年10月6日(木)
黄金の果実

ここ何回かの自分のブログを見返すと、
まるで、すでにジョブズが亡くなってるかのような書き方をしてるなあ、と。

彼が亡くなったと知ったのは、もちろん今朝です。

今年のiPad2の発表イベントの時は、余りにも痩せちゃって、
末期ガンかもしれないという話は、信じるに値するものだった。
それでも、56歳という若さと、
恐らく、望めば世界最高峰の治療が得られるという環境で、
こんなにも早く、帰らぬ人になるなんて信じられなかった。

世界中で哀悼の意が表される。
ジョブズなきAppleは悲観ムード一色。俺もそう思う。
なぜ、これほどでかい会社で、一人の男の死が業績に影響を与えるのか。
それはモチロン、Apple社の売り上げとジョブズが一体だったからである。

ざっくりと、その歴史を振り返れば・・・・
1976年、ジョブズが立ち上げたAppleは、それなりに順調に販売を続けていた。
しかし、ワンマンが過ぎると言う理由で数年後に更迭。会社を追い出される。
その後、AppleはWindowsに圧倒的なシェアを築かれ、死に体の状態に。
CEOとして呼び戻されたジョブズは、iMacの発表に加え、iPodを作り出す。
ジョブズの神業のようなプレゼンテーションで、
Macは、いわゆる「センスのいいPC」として売り上げを戻し、
iPodは世界の音楽市場を作り変えてしまった。
iPhoneを発表すれば、日本の携帯会社は、争奪戦に躍起になるし
iPadを発表すれば、世界中が、買ってから使い道を探す人間であふれかえる。
2011年、Appleの時価総額は世界一に達した。
そして、絶頂期である8月に、彼は病気を理由にCEOを交代。
それから、わずか2ヶ月でこの世を去った。

ここからは、あくまでも、想像の域を出ない話。

先月、ジョブズが亡くなったという誤報を出して、即座に訂正したのがCBS。
・・・果たして、本当に誤報だったのか。

iPhone4S発表の翌日に、ジョブズが亡くなったというのはあまりにタイミングが良すぎる。
「昨日のクックのプレゼンが、あまりにショボすぎたショックで」ということでない限り、
「ジョブズが亡くなったというニュースを出すのは、イベント終了を待ってから」
と考えるのが自然だろう。

既に息は引き取っていたか、延命措置のみの状態になっていたのではないだろうか。

もっと穿った見方をすれば、昨日のイベントすらも
@なんとしても存命中にiPhoneのイベントを間に合わせるために
iPhone5の開発終了が待てず、iPhone4S の段階で発表した。
Aもしくは、iPhone5は本当はできていたが、今後の切り札にするために、
あえて4Sに差し替えた
という所か。

iPhone4S = iPhone for Steve(アイフォーンをスティーブに)
だったのかも知れない。

『死せる孔明、生ける仲達を走らす。』

ジョブズがすでにこの世に居ないことも知らずに、
世界中の業界人がAppleの発表に、右往左往する。
人生の最後の瞬間までも、実は彼がプレゼンテーションしていたとしたら。

こんな話、不謹慎かもしれないが、
彼なら、いつものように腕をまくって得意げに
「どうです?すごいでしょ?」
と微笑むような気がする。