偏頭痛もちでした。じつわ。
18くらいの時に、初めて目の奥を雑巾で絞られたような痛みに襲われ
なんとか回復してから、年に1〜2回、襲われるくらいの低頻度。
だから、時たま起こっても「今日は厄日だ」くらいに思って諦めてた。
それが、今年になって、すでに4回。
痛みはあいかわらずハンパなかった。ただ、今回は吐いた。
そんぐらい痛かった。
シャレになんなくて痛み止めを飲む。
しかし、ふとしたことがキッカケで、アゴを抑えた時に、ちょっと違和感が。
目の奥だと思っていた痛みが、強く歯を押すと和らぐのだ。
・・・これ、正確には歯(親知らずが)が原因なんじゃねえか。
高校の時に親知らずが痛くて、歯医者にいったら、レントゲン撮られて
歯肉の中に4本びっしり育っていることが分かった。
「生えかたがけっこう面倒なことになってるので大人になったら抜こう」と言われる。
痛み止めを飲んで落ち着いたのと、大人になんてなりたくなかったオザキな感じで、
自前のバイクで走り出し、そんなことすっかり忘れてしまった。
しかし・・・・・・・・歯。
よりによって。
10年以上経って知った真実(まだわからんけど)
それならば、なんか皮肉(笑)
なんの因果だろう。
まあ、そうと分かれば、早速、会社近くの歯科医へ。歯医者じたい10年以上ぶり(笑)
抗生物質とボルタレンで炎症を抑えてもらい、パノラマを撮る。
さらに口調で相手がいなくて8番の歯肉を刺激していた7番を削る。
下顎は完璧な水平埋伏(汗)。上顎も埋伏。痛いのは下顎8番なので、抜歯決定。
もはやためらいなどない。
偏頭痛と無自覚の肩こり(自覚ないのにマッサージですげえ凝ってるといわれる)が
これですっかり直るなら、なんでもOKだ。
翌日にアポをとって、切開しての難抜歯。伝麻をしても、ちょっと感覚はある。
骨を削って分割するのでメキメキ音がする。割と慣れた先生だったようで
3つに割って、キレイに歯根ごとズルっといけた。
見せてもらうと、うーーーん、でかい。7番よりでかい。さすが。
縫合して圧迫止血。
みんなが「麻酔きれたら、すげえ痛いぞ」と言うので落ち込んだが
なんていうか、捻挫したときと同じ程度のズキズキだった。
部活経験者なら、こんなの痛いうちに入らん。
偏頭痛の五分の一くらいの痛さだ。
来週、抜糸。でも、反対も痛い気がしたので、年明けに逆側も抜歯してくれと頼む。
32本、びっしりあった歯(親知らずを抜けば28本)が一気に30本になるが
8番なんて、う蝕の要因になるだけで、ない方が良いらしい。
上顎も7番を押してるし。(そのせいで口腔内をよく噛んでしまう)
せっかくなんで、C処置を全部やって、7番も調整して、
8番は、機会があれば、できれば上顎もいってしまおう。
自ら抜歯を求めるおかしな患者に、最初は引いていた先生も、
状況を察して納得してくれた。
これが無くなって本当に偏頭痛と肩こりがなくなったら
奇跡の8番街と名づけよう。
さらに、今は腫れていて分からないが、ホッペがミリ単位でスッキリするかも。
美容にもいいんじゃないか。
・・・まあ、自らやりたがる人は、普通はいないだろうけどね。
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