2010〜2011 Foot ball Talks
5/29
CLが終わり、これでシーズン終了・・・。
いやいや、実はコパ・イタリアの決勝が残っております。
インテルとパレルモの戦い。
長友はスタメンの可能性があり、今年の締めくくりに期待したい。
(ロシアリーグは時期が違うんで開幕してるんだけど・・・)

今シーズンほど、日本人選手が海外で一斉に活躍した年はなかっただろう。
これまでは、ヒデや俊輔、小野なんかが単独で活躍していたニュースばかりだったけど
今年は、色んな選手が日替わり状態で活躍。

それも、W杯とアジアカップを「内容を伴った勝利」で迎えた為だと思う。
味方から信頼されて、仲間として扱われるようになった。
それさえあれば、日本人は世界で通用する、と強く感じさせてくれた。

また、世界的なトレンドとして、バルサイズムの世界の席巻である。
見た目にも美しい、パスサッカーの完成は、世界中のクラブの目標となり
倒すべき指標となった。

ロナウジーニョの退団と、ライカールトの退任で、一時代を終焉したかに見えたバルサは
さらなる進化を遂げた王者となり、新たにメッシをキングとして時代を築こうとしている。
レアルは、決して劣らない戦力と結果を有しながら、
バルサの影に隠れてしまった。

ブンデスリーガはセリエA以上のスペクタクルを見せ始め、
数十年前の栄光を取り戻そうとしている。

来年も、この傾向はつづくのか・・・。
それとも。



 
UEFA CHAMPIONS LEAGUE
CL
順位 チーム
優勝     FCバルセロナ
2位 マンチェスター・U
ベスト4 シャルケ
レアル・マドリー
マッチレポートはこちら。




UEFA EUROPE LEAGUE
EL
順位 チーム
優勝     ポルト
2位 ブラガ
ベスト4 ベンフィカ
ビジャレアル
ポルト1-0ブラガ

なんとベスト4にポルトガル勢が3チーム。
さらに、決勝も同国対決。
残念ながら、往年のアルゼンチンファンの愛する
アイマール、サビオラ擁するベンフィカは負け。
ポルトは、モウリーニョの一番弟子が率いているようで
スカウティングの天才と呼ばれているらしい。

もしかしたら、ビッグクラブからのオファーで
モウのライバルになるかもしれない。

ただ、やっぱりELは地味だ。
もうちょっとCLで負けたチームにも頑張ってほしかった。







LIGA ESPANOLA
LIGA
リーグ順位 チーム CL優先権
1位 バルセロナ CL出場
2位 レアルマドリー CL出場
3位 バレンシア CL出場
4位 ビジャレアル CL出場 ?
以下 セビージャ UEFA杯出場
カップ順位 チーム
優勝  レアル・マドリー
2位 バルセロナ
バルサが優勝を決めた。
レアルも、決して弱くはなかったが、あれほどの
金を使って集めたチームは、
バルサ戦ではあっけないほど脆かった。
もう1年、モウに監督を委ねれば、間違いなく
今シーズン以上の接戦がみられるだろうが・・・
人間性も相まって、首は繋がるのだろうか。

さて、プチニュースでは、バルサにGロッシと
セスクが加わることになりそうだ。
どちらも高額な移籍だが、バルサは勝利の
サイクルを止めたくないのだろう。
毎年、要所要所を押さえてくる。

レアルにはサヒンが加入。
CロナウドにはマンCからスタジアムの工事費
になり得る金額のオファーが。
レアルも、買値以上で売れるならと色気を出す。
カカはミランに帰るという噂も。
個人的にはレアルでもフィットしていたとは
思うけど・・・・。

で、ちょっと寂しい話。
バルサでロナウドとコンビを組んだリトル・ブッダ。
デ・ラ・ペーニャがエスパニョールで引退。
才能溢れる名手だった。




 
PREMIER LEAGUE
PREMIER
リーグ順位 チーム CL優先権
1位 マンU CL出場
2位 チェルシー CL出場
3位 マンC CL出場
4位 アーセナル CL出場
以下 トットナム EL出場
カップ順位 チーム
優勝 
2位



ユナイテッドはチェルシーとの直接対決を制した時点で、
ほぼシーズンを終えていた。
チェルシーはこうした直接対決を制したい。
それは躍進のマンCにも言える事で、
大物食いをしないとユナイテッドには勝てないのだ。
アーセナルは、もっとやれるはずだが、常に最近は
経験で負けている。
宮市が呼び戻されるなど、期待も膨らむ。





 
SERIE A
SERIE
リーグ順位 チーム CL優先権
1位 ミラン CL出場
2位 インテル CL出場
3位 ナポリ CL出場
4位 ウディネーゼ CL出場
以下 ラツィオ EL出場
カップ順位 チーム
優勝 
2位



ダービーの敗戦。CLでのまさかの大敗。
インテルを取り巻く状況は苦しい。
ただ、長友は確実にポジションを築いている。
と、いうか低迷の理由が最終ラインなので、長友以外が酷い。
ミランはチーム力の額面そのままに首位をキープ。
なんだか、日替わり弁当のようなチームだったが、スクデットを
勝ち取ってしまいそうだ。いつの間にか財政難もどこへやら。
来季はロッベンが来るとか、景気の良い噂が飛び交う。
すでに忘れられた感すら漂う、イタリアの貴婦人=ユベントス。
ファンは、高額で捌けそうなブッフォンを売って、全体的な補強を
してほしいと望んでいるようだ。負傷がちの名GKだけではリーグは
勝てないのである。





      
OTHER
ブンデスリーガは、終盤、予想通りドルトムントが失速を見せた。
しかし、それよりも他のチームの状態が酷い。追走すべき大本命のバイエルンは、ファンハールが解任され、優勝争い
以前の問題。シャルケもマガトが更迭され、なんとヴォルフスの監督に復帰。わけが分からない。
レバークーゼンではドルトムントの対抗馬にはならない。香川も復帰は大事をとって行わない方針のドルトムントだが
優勝は決まったといっていい。あとはバリオスやゲッツェ、サヒンというニュースターがどれだけチームに留まるか、だ。