1 Fuji Rock Festival 2007 2007.7.27〜28 at 苗場スキー場
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MAP & スケジュール 






二日目 7/28

旅館に到着。

とりあえず部屋に向かう。なんつーか合宿所的な感じだ。
 
扉は洋風。でも部屋は畳に扇風機にお膳。トイレは共同です。

汚くはないが、古い。そして最上階なのに天井にシミが。怖い。結構怖い。

コンビニで買った飯を食って風呂へ。24時間入れるのが魅力。
風呂は結構でかい。しかも、綺麗な感じ。びっくりするぐらい汚れた足を洗ってくつろぐ。
これが、なければ体力もたないかもなあ・・・なんてテント組に怒られそうな台詞を吐いて部屋へ。
2時半くらいには爆睡だった。

朝、部屋にスピーカーが着いていたことを知る。
「おはようございます、フジロック用のバスが出ます」
これが1時間おきに6:30から流れる。
結構な客が泊まっていたことを知り、感心しつつ寝る。
我々は自家用車で行くのでバスは使わない。

しかし、2日目も快晴。すばらしい朝だ。
 
10時。和洋折衷の宿を出て、神立駐車場へ。
今度の駐車場は草原を結構、奥地まで走らされる。

吊革式のバスに乗り込み、苗場へ。
このバスは毎年思うが、降りますボタンが高いところにありすぎると思う。


11:00過ぎ、会場に着くと、空は微妙な感じ。合羽を持って出かける。
携帯も忘れずに持ってホワイトに。
しかし、残念ながら髭は終わっていた。

仕方なくヘヴンで朝食。去年旨かった天然酵母のパンを食う。
・・・なんか固い。去年はなんであんなに旨く感じたのだろう。


ヘヴンで待っていてもしょうがないので、ホワイトに戻り、MAEを見る。CDだとエモ全開なのに
LIVEではハードな感じ。ううむ。ちょっとマイナス印象。
と、降り出した。
合羽にチェンジ。でけえ。腰をしばると完全に白い宗教団体か、キン肉マンのローブかぶってる時の超人みたい。
 
MAEが終わる頃には雨も止んだ。通り雨だったようだ。

さて、グリーンへ。ちょっと早くついたのでレッドに行ってSWITCHを見る。

よくあるロンドン系のバンドだ。
個性が感じられず、グリーンへ。!!!が登場。

いやあ、ダンスの先生のパンツだよ。
きてるねえ。
すばらしくリズミカルなテンポで一気にスタート。変態ダンスもスタート。踊る、踊る。
ビートも利いてて、オーディエンスも大喜び。金曜に比べ、明らかに数の増したオーディエンスが一斉に飛び跳ねる。
スケールでけえなあ。

このLIVEを今年のFUJIベストにあげる人もいるかも知れんなと思う内容で終了。いやあ変態でした。

ちょっと疲れたんでヘヴンヘ向かう。途中でKIDSコーナーをパシャリ。メリーゴーランドちっちぇえなあ。
 

途中、ホワイトですげ光景を見る。LESS THANなんとかってパンク系のバンドが客に「回れ、回れ」と呼びかける。
そしたらホワイトの客が全員回り始めた。初めて見る光景。何だコレ?
バターになっちゃうぞ


ヘヴンに着いてDACAMBO。知らんなあ。
昨日、別のバンドで見たながーい笛も飛び出す。流行ってんのか?アレ。
まあ、ヘブンなんでまったり、ピースフルに見てアヴァロンへ。
豚丼を食いながらちょっと昼寝。
 

ここで緊急事態発生。

えー・・・・携帯の電池が切れました。びっくりです。
また、時間の判らない時代に逆戻り。困ったなあ。
充電器持ってねえのに。

そんなわけで今日の写真はここまでです。

グリーンに戻ると、カイザーチーフスがセキュリティのTシャツを着てエンディングしてる所だった。
イギーまで間があるけど、まあ待つか。

前の方に行くと、途中でASHに抜けられないので、後ろの最前列フェンス越しに控える。
結構な時間待って、イギー御大登場。
すげえ筋肉だなあ。いったい何才なんだよ。ハルクホーガンかイギーポップくらいだね。

暴れまわるイギー隊長。序盤なのに客席のフェンスまで降りてきて煽る、煽る。
しっかーーーし。アクシデント発生。

ぬわあんと、ステージに戻ろうとしたイギー隊長、足元の奈落に気づかず落っこちた。
全員がヒヤッとした。御大、足でも折ったか?
やがて、イギーがよじ登り、LIVE続行。大丈夫なんでしょうか?
と、次の曲でまたもやフェンス前まで降りる。こりねえなあ。まあ、足は平気みたい。
上るときは階段を使用。一つ大人になりましたね、御大。

そしてこっちはホワイトに移動。
もよおしたのでアヴァロンの先までいって、ガラ空きと評判のトイレで用を足し、ASHを待つ。
結構人は少なくて、2列目ど真ん中をキープできた。
やがて、ASHが出てくる5分くらい。一気に人が集まりはじめた。
後から聞いたところ、この時のホワイトは相当混んでいたらしい。前にいると全然わからなかった。
ASHが登場するとおしくらまんじゅう。おお?キツイ。MUSEよりキツイ。今年一番キツイ。
ノリのいいナンバーを連発するのでボルテージは上がる一方。やるなあ。
客席にマイク預けるシーン多いし、日本のファンもそれに応えるし。
ついに「カンフー」が流れ出し、こっちもボルテージMAX。おおお♪おおーーーー♪

・・・・・と、ガツ

なんと、モッシュで飛んできた奴のカカトが俺の頭を直撃。
そこに前の奴の肩がぶつかり、右目がゴリッっていった。テンションガタ落ち。右目を押さえる俺。
ぜってー血が出たと思った。

やがてかなり盛り上がったASHも終わり、右目を見ると、目の脇が負傷していた。・・・痛い。

疲労した体を引きずりグリーンへ。ビースティーは始まっていた。
前は入れないし、負傷しているので、右から進入。けっこう近くまで行った。
正直、ビースティー、HIPHOPはジャンルじゃなかったのに、3人の掛けあわせに結構ドギモを抜かれた。
すっげVoテク。なんだこの掛け合い。

これはすごいわ。
そんで、何故かビースティーに一押しされてるDJマイク。魅せてくれた。
巧みの技に感動を覚え、岐路に着く。

帰りにルーキーとパレスに寄るも、イマイチ。
また、怖い旅館に戻って晩飯ち風呂。
27時間をちょっと見て寝る。

3日目は帰るだけなのでゆったり。道路ガラガラ。
SAで赤いカレーと黒いカレーを食う。
 
まあそんだけ。

帰りにインターFMをかけるがイマイチ入りが悪い。だめだなあ。
ipodでアンダーワールドのLIVE盤をかけながらFUJI気分で走る。
こーなると3日目のケミブラまで見ても良かったかなあ、なんて思う。

さて、地元に戻り、スーパー銭湯に。ここでなんと、雷雨。露天風呂浸水。大騒ぎ。露天に入れねえ。
まあ。FUJIでこの雷雨に遭わないでよかった。
今年は本当に天気には恵まれた。
さらにMUSEの芸術的なLIVEも見れたし(帰りにタワレコでLIVE・DVD買いました)予想よりも収穫は大きかった。
やっぱりFUJIは特別。FUJIは聖地。変わる部分もあるけど、他のフェスと違って、根っこの部分は絶対変わらない。

フェスは見るものじゃなく参加するもの。今ではFUJIだけが、その本質を貫いている気がする。
そして、それは国内レベルでなく、国際レベルで。世界中で、これだけ素晴らしいフェスが他にあるか、グラストンベリーや
レディングに問いかけたいものである。
直前に起きた地震。それでも地元の人々は暖かかった。町がFUJIを。そしてFUJIっ子を支えてくれた。
FUJIも町に還元をした。何が起きてもFUJIがある限り、足を運んだ。これがフェスの魂。
来年、誰が出ようとも、必ず・・・・。

SEE YOU NEXT YEAR・・・「FRF」。


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