1 SUMMER SONIC 08' 2008.8.9.10 at 千葉マリンスタジアム
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day1

OPEN9:00 START10:30
今回もツレを拾いに朝っぱらから埼玉方面へ。
しかし・・・思わぬ誤算が。先日の「タンクローリーコケて首都高溶けちゃった事故」のせいで
4号線は通行止め。せっかく早く着ける道路ができたのに。
その影響で首都高は土曜とは思えない賑わい。やべえなあ。

ツレを拾って幕張を目指すも、ルートを間違えれば大渋滞に捕まってしまう。
なんとか混雑を避けつつも、メッセに着いたのは11時になってしまった。



期待のサカナクションは見れず。残念。
まあ、仕方ないのでリストバンドを受け取る。
なんかスケジュールケースにミンティアが入ってる。今年のスポンサーだから。毎年よく考えるなあ。
ツレは「イラネ」とそっこー捨ててたが、俺が食って「ア、結構ウマイ」って言ったら
「少しください」って言いやがった。

今年もハートマークのサマソニバルーン。

メッセに入ってとりあえず、今年のサマソニを観察。

相変わらず、企業ブースが立ち並ぶ。
しかし、この光景にも段々慣れてきた。サマソニはむしろ、これでいいのかもしれない。
とりあえず、カジノとパチンコ北斗の拳をパシャリ。

そんな感じでメッセを回り、とりあえず友人と会社の後輩に頼まれたTシャツをゲットする為に3Aのブースへ。
すげえ無愛想な姉ちゃんにTシャツを渡される。
シャツのほかに、なんかゴソッと入れやがった。入れるときに何とか言えや。
で、見てみると・・・・

バツグンにいらないメガネが入っていた。
・・・・会社の後輩にシャツ渡すときに、ゴソッと入れちまおう。

で、ステージ見るか。とソニックへ。なんかタコみたいなステージのソニック。
itunesとかで話題のTHESE NEW〜を見る。

若手ながら、結構売れてるこのバンド。
期待値は高めで見たのだが・・・アレ?って感じ。ぶっちゃけてしまうと、へたくそ。
まだまだですね。
20分くらい見て、マウンテンに。

マウンテンはコンペイトウがいっぱいです。

そんなコンペイトウステージではビートユニオンとかいうバンドが出るらしい。
ステージには、勿論、バンドのフラッグ・・・・
ちっちゃくね?
小さい旗には部屋干しトップみたいなマークのバンド名。不安です。

で、演奏の方は・・・さっきに比べりゃ全然まし。いかんせん直球ロック過ぎて、あんまり好きじゃなかったけど
やっぱLIVEは経験が大事なんだね。まあ、途中で退散。

帰り道で大渋滞。ダンスステージの前。そっかパフュームか。そろそろ出てくる模様。
せっかくなのでちょっと待ってみる。

出てきた。男子のうなり声が響き渡る。
歌いだしました。一部ファンからは「音楽的に突出してる」と言わしめたパフォーマンス。すんません。
あんま見る気なくて、「出てきたね〜。見たね〜。もう行くか」な感じで。

小腹が空いたのでとろろメシを食う。

うむ。結構いける。一緒に水を買ったが250円。こんな値段だったけ?フジですら200円だった気が・・・。

時間が少し空いたんでビーチステージを見てみることに。マリン方面へ。
マリンの前にはレッドマーキーを彷彿とさせるテントステージが。音、ダダ漏れですけど・・・。

その脇にはビーチへの怪しい入り口が。・・・なんか、あんま入りたくねえ。


ゲートを抜けるとビーチステージ。中々いい雰囲気。

LIVEはやってない時間帯だったけど、なんか和む場所ですな。
サマソニの中で一番自然が溢れてる。唯一の問題は風で砂が舞うこと。これはつらかった。

そんな感じでステージを確認して、メッセに戻ろうとした時、ツレが「あれ、ナンスカ?」と言ってきた。
ん?ああ、バスか。シャトルバスができたんだね。

暑さに耐えかねて、メッセに帰りたい軟弱組の我々は、当然バスに乗り込むことに。
そしてバスに乗って一言。
「バス考えたやつ天才だな」
そうなのです。距離にして徒歩10分弱のマリンとメッセの距離。歩いた方が早いんじゃ?と思うそこのアナタ。
シャトルバスの快適さは素晴らしいです。
サマソニの財力のおかげで、便は結構スムーズにいくし、距離を感じさせない。
都市型フェスは、FUJIのような天然フェスとはますます違う方向に向かっていくものの、どちらもニーズに応えているので
切り分けて考えれば良いことのような気がします。サマソニはこれでよいのだ。

で、メッセ。
この時間に見るものといえば、当然!ケイジャンダンスパーティ!
第2のアークティックモンキーズ。CDリリース前から人気沸騰のパターンだ。評判どおり、人のいりも多い。
しかし、若手は朝一のLIVEで演奏が良くないケースもあるからなあ。

そして、始まったLIVE。
・・・うめえ!!声出てるし!!
どうやら、若手でもCD先行のバンドと叩き上げのバンドで差がある模様。
アルバムリリースが1枚のみなので全部知ってる曲だし、CDよりもLIVEの音の方が遥かに心地良い。
これは、確かに期待のホープだ。
時間を感じさせず終了。今日初めての通し鑑賞。

ケイジャン終わりに今後のスケジュールの確認。
抑えるべきはヴァーヴとペンドリューム。プロディジーはパスすることに。
で、せっかくメッセに戻るなら、一時的な復活の伝説のパンクは見ておくべきだとの結論に。
セックスピストルズを見て、ポールウェラーの見る。ステージ横断。大物チェックの予定となった。

最後の腹ごしらえと、スープカレーとバナナを購入。
バナナは甘かったけど、なんか少し固かった・・・。


もはや、当然のようにバスの列に並び、マリンスタジアムへ。
マリンの前にできていた人だかり。誰だ?
あ、マリエと空耳の人(タモリ倶楽部出演の安西さん)だ。
安西氏、すげえ人気。握手しまくり。コアなファン多そう。


さて、本日初入場のマリンスタジアム。
スタンドで観戦することに。ヴァーヴは下で見るより上から見たい。楽曲のスケールがでかいから。

ステージではパニックアットディスコが演奏中。そういや、こいつらの曲、会社の人からもらってたっけ。
うろ覚え観戦。結構良いです。まあ、オレのハートに響く感じではなかったです。

結構長く感じたパニック〜が終わり、ヴァーヴが登場。
おお!リチャード!かっこいい!

早速流れ出す楽曲。なつかっしー!青春まっただ中の頃を思い出す。
アーバンヒムズ。10代だったよなあ。

やっぱりヴァーヴのスケールはでかい。スタジアム全体を飲み込むようだ。
ソネットもスペース〜も、みんな思い出の曲。
ビタースィートは最後かな・・・でもそれを聞いてると、他のスケジュールがつらい。
泣く泣くヴァーヴを途中で切り上げることに。最後に聞いたのは、ドラッグ・ドント・ワークだった。
こみ上げる熱いものを胸に・・・やっぱりバス停へ。
最高に軟弱モノである。

メッセに戻るとピストルズ待ちがかなりの数。やっぱ時代を代表するバンドだなあ。
もはや説明の必要がないほどメジャーな存在。セックスピストルズ。唯一絶対のパンク。
ニルヴァーナもそうだけど、グランジ=ニルヴァーナであり、パンク=はピストルズだけなのだ。
他の全てのパンクバンドは、ピストルズの模倣であり、ピストルズだけが唯一のパンクなのだ。

そんなピストルズが、人気を揺るぎないものにする為に迎え入れたのがシド・ヴィシャス。
今でも、パンクの象徴として語り継がれるベーシストは、すでにこの世にいないのだが、当時も実際に演奏していたのは
このオリジナルメンバーたち。いくら演奏がチャチだと言われてても聞かせるだろ〜。
と、やってきたジョンライドン。ご機嫌である。
日本とイギリスの国旗をマントのようにして登場。
人を食ったようなMCから演奏へ。
そして場内にいた日本人達はぶっとんだ!誰もが口にした「うめえええええ!!」
そう、演奏が上手すぎる!聞いてた話と全然違うじゃねえか!
やっぱ伝説なんて信じられん。

もちろん、このサプライズは嬉しい誤算なので、大はしゃぎ。
誰もが考えを改めた。「ピストルズって上手いんだ」

さて、ここでもう一組の大御所。ポールウェラー

こっちの演奏が上手いのは分かっていたが、いやあ聞かせるねえ。渋い!
ちょっと予習不足だったので、ちょっと楽しみきれなかったけど、ウェラーを見て満足。

そして、とうとう今日のラスト。ペンドリュームへ。

始まってすぐ思ったのが、音でか過ぎジャネ?ってこと。
明らかにダンスステージの機材の音だけ悪い。
ここは問題ありだ。
ノリのいい楽曲ばかりなので、期待していたものの、なんだか曲がかき消されるような
潰されてしまうような間隔で進む。
どうやらここはプロディジーに行っとくべきだったかも知れん。

悔いの残るペンドリューム。潜在能力の高さは折り紙つきなので、
この会場でなく、別のステージで聞きたかった。

こうして、ちょっと落ち着きの無いスケジュールで初日は過ぎて行った。

で、重要な問題が。自宅に帰るべきか帰らざるべきかの選択に迫られる。
はっきり行って首都高4号線が使えない以上、明日も渋滞は必至。
これは帰らない方がよいのでは・・・。

メシを食いながらノートPCで検索することに。
どうしても寿司が食いたい!というワケで「とんでん」に直行。

で、調べると・・・メッセ向かいのアパリゾートにセレブ漫画喫茶があることを知る。48階です。
あいてるかなあ。

アパリゾートは1日16000円のホテル。それでもサマソニ泊の人だらけ。こりゃ4000円の漫喫は無理かな。
ところが、グループルームがちょうど掃除終わりで空きました。奇跡。
そこに泊まることに。疲れた体を癒す・・・ハズだけど、何故か「アカギ」と「天」を読んでしまう。
さらに、ネットでMUSICとケイジャン、ウィーザーのチケットを先行購入。
・・・全然、休む気ねえじゃん。



 
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