1 TAICO CLUB'11 2011.6.4〜5 at こだまの森
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今年のラインナップについて 

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さてさて・・・TAICOCLUBと聞いて、ピンと来ない人のほうが多いんじゃなかろうか?
まあ、ラインナップを見てもお分かりの通り、フジロックのヘブンとオレンジを足したくらいの規模のフェスかと。
時期的に、シーズンで最も早いフェスになると思う。
基本的にはクラブ好きの人たちがキャンプしようよみたいなスピリチュアルフェスなので、
雰囲気はかなり良い!らしいです・・・。ごめんなさい。オレも初なんで。

フジに比べて逃げ場がないので、キャンプるしかない。
そしてタイムテーブルで分かるとおり夜行性の人たちのフェスなので、とにかく、夜が勝負。
・・・時間帯的にはオレにぴったりだな。

問題は虫が大嫌いな超インドア派のオレが、一晩とはいえ、テント張ってオーガニックな生活できるかってこと。
まあ、期待して待ちましょう。




今年の持ち物 


 


テント。
インドア代表の俺に果たして
建てられるのか。
わずか4000円台のテント。

 


むぎわら。
初夏の日差しを遮る
夏の訪れの風物詩。

 
バックパック(ずた袋)。
もはや奇跡のロングライフ。
見ようによっては
ナショジオのバッグに
見えなくもない。
 
ロールアップパンツ。
初夏なので
流行のロールアップです。
裾をおろせば、夜もOK。
 


一眼レフ。
EOS kiss X4。
雨対策をしつつ、
ついにフェスの地に降り立つ。


キャリー。
ネットで下調べをして、
慌ててアマゾンで購入。
プレミアム会員で良かった。


ランタン。
震災でも活躍した
エネループ式のランタン。
吊るせて便利。
 

シェラフ。
何気に、本来の用途以外で
使用されていたシェラフ。
ついに正しい使い方を。
 
ノースフェイス レインウェア。
世界最強のレインウェア。
が、数年で防水性にヘタリが
出ることが発覚。
あと何年、守ってくれるのか。
 
アウトドアパシフィックのバックパック。
完全防水の触れ込みだったが
まあ、そんなわきゃない。
結構しみてたバック。
丸めたノースが入るのがgood。 
 
ぞうきん。

何枚あっても困らない
ポーション的存在。 
 
カラビナ。

財布を守るのはこれ。
アウトドアっぽいし。
 
ジップロック。

やっぱりこれがないと。
最後の砦はジップロック!
 
ナイロン財布。
必要最低限のマネーと
心意気を。
濡れてもしょうがねえ。
 
lafumaのシューズ。
昨年のフジの実績で
見事に防水シューズの名を
頂いた完全体の
最後の1ピース。
 
折りたたみイス。

雨が降って座りたいときはこれが
ないときつい。泥だらけになるし。
三脚タイプのミニサイズなので
バッグにいれて持ち歩く。 

MAP


6/4(1日目)

フェスだというのに、いつもよりも遅めの起床。
シャワーを浴びて、荷物を車に放り込む。

待ち合わせの新宿に向かう為、都合80kmくらいは無駄な時間を過ごすハメになるのだが、まあそこはそれとしよう。
ツレと合流したが、このガキは今、まさに新宿で買ったバッグに上着を入れている。
手荷物もツタヤに行くくらいの量である。

時間は昼の12:00。普通に考えれば3時間〜で現着の予定。
しかし、通信機能付きのナビくんは17:30という脅威の安全策をたたき出す。
一般道経由ではないことを確認し、オンラインの渋滞予測をチェック。
うーむ、どうも土日1000円の中央道はハンパないようだ。

しかたなく、長野方面に車を走らせる。
渋滞予測の通り、所々で渋滞発生。
うーむ、勘弁して欲しい。

天気は、好調。それぐらいが救いか。
昼飯がてら、談合坂SAへ。
上りは豪華なのに、下りがどうしようもない談合坂。
工事中でリニューアル予定だが、なんでこんなにショボイのか。

しかも、大混雑中で、食券を買ってから、うどん一つに30分。
何故かツレのヒレ肉丼は、5分で出た。
オレがバイトリーダーだったらぶっとばしてる。
みんな、麺類のコーナーでぶーぶー言い始め、キャンセル祭が発生。
銀行の取り付け騒ぎってこんな感じか。

小休止を入れて、長野へ。
・・・・・・。
・・・・・・。
遠い。

東京から300km。
しかも高速降りてから40km近く、山道。
だいぶうざい。

モノっすごくダルイ状況で会場に着いたのは16:00。
メシで30分くらい押したのに、この到着時間。
通信機能が付いているナビもたいしたことはない。
徐々に帳尻を合わせていく作戦で乗り切られてしまった。

会場に入ると、車を会場入り口と逆方向の山に停めさせられる。
臨時駐車場よりも遠いんじゃなかろうか。
もうちょい早く着けば、下に停めることができたようだ。


ちなみに警備員はみんな、異常に色が黒かった。
日焼けというレベルではなく、もはやDNAが違う気がした。

車を停めて、インドア派出場。
まず、キャリーに荷物を縛り付けてみる。
とにかく縛った。どSで縛った。

なんかグラグラするが、格好だけはすっかりアウトドアの達人。
麻っぽい素材の服も影響したか。

会場までは割と長めの距離。1kmくらいはあったかも知れない。
会場の入り口では荷物チェックとリストバンド交換。

荷物チェックが何故か外人で、荷物に触りもせず
「ビン、ハイッテル?」
「はいってない」
「OK」
・・・・・・・ヒドイ。今まで、これほずさんな荷物チェックにあったことはない。
厳しい荷物チェックは腹が立つが、これほどルーズだと不安になる。

リストバンドは紙製のリストバンド。
金です。光っとります。


こだまの森につくと、いきなりテントの群。
ここがテントエリアなのか?

もうちょっと先へ進むと、駐車場っぽいエリアが見えてきた。
どうやらここが特設ステージのようだ。

ステージの奥にはトイレエリア。

さらに奥が本当のテントエリアの様子。
道路を挟んで左手の丘の上が野外音楽堂ステージだ。

とりあえず全体像を理解したので、テントエリアで、スペースを探す。

どうにも、芝生の気持ち良さそうなエリアはいっぱいだ。


都内の住宅事情よりシビアなタイコクラブ。
ふと目を移すと、フェンスで囲われた土のグラウンドエリアがまだ空いている。

雨が降ると、悲惨なことになりそうだが、
もはやサブプライムローンで借りてでも、早めに家を建てねばならない。

インドア派らしく、ネット通販で購入したテントを開きはじめる。
まずは、ヌンチャクみたいな構造の骨組みを組み立ててみた。
  
テントの本体を開いて骨組みを通す。
おお、いい感じだ。

固定する棒をハンマーで叩く。
当然、このハンマーもアマゾンで購入した。
  
叩く・・・叩く・・・・・・曲がった。
簡単に曲がる。

仕方ないので、当初の予定を変更してU字に曲げて押し込むことに。
臨機応変さがアウトドアの醍醐味だ。


フタをかぶせてできあがり。
おお、以外にも形になってるぢゃねえか。
テントなんて簡単なもんだ。
三匹の子豚だったら、絶対に吹き飛ばされそうな貧相な家を建てて満足。

家ができたので、安心して散策に出掛ける。


丘を登ると滑り台を発見。
みんな楽しそうに降りてくる。

どうやら、この丘にもテントを張っていいみたいだが、ここまで荷物をもって上がるのは
つらいんじゃないだろうか。
でも、なんとなく茂みのモヤもあって一番キャンプっぽい雰囲気。


丘を登ると、クボタタケシが回してる。
「風になりたい」から「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」まで
なんて分かりやすい選曲だ。
 
この空間は、まさにフェス。
いやあ、開放感が一気に押し寄せてきた。


肉とカクテルでさらに幸せな感じに。
日も傾いてきて、良い感じだ。

と、なんか目の前で髪を切られ始める男発見。
????。
なんかファンデーションも塗ってもらってる。
????。

・・・ああ、なんかのモデルさんか。
「あれって、森山なんとかじゃないスカ?」と言うので、よ〜く見てみると
たしかにTVで見たことある。
そんなことしてる間に、なんか、俺らが座ってる周りをスタッフが取り囲む。
「本番いきまーす」
・・・・え?

なんか、勝手にフェスのシーンの一部に組み込まれてんですけど。
モテキか。モテキの撮影か。
フジロックのシーンのつもりか。

あっちが撮ってきたので、こっちも撮ってやった。

でも、バックミュージックが在日ファンクなんですけどいいんでしょうかね?

在日を聞いてる外人の背中には、味のある文字が。

うーむ。深い。

下のほうも気になるので、丘をおりて特設をチラ見。

特設ステージは基本的にDJが回すクラブモードみたい。

特設ステージの脇にはアスレチック。
中でも、ロープでできた山は大人気。
下で誰かが甲高い声を上げて跳ね始めると、一気にテンションMAX。
上にいるヤツは、大騒ぎ。
 
うーん。子供に還った感じがする。
遊べよ大人。

だいぶ日が落ちて、なんか絵になる写真が取れた。

野外音楽堂の方がフェスっぽい雰囲気なので、上に戻ることに。
夕闇が迫る中、Maia Hirasawa。
 
聞いたことないかと思ってたら、あ〜、なんか化粧品のCMで流れてたかも。
片言の日本語だったけど、かなりいい感じ。
ピースフルだし、喝采を浴びていました。


完全に日が落ちて、徐々に寒くなってきた。
『そんな装備で大丈夫か』状態なので、一旦下に戻る。

昼間はこんな感じだったキャンプファイヤーが燃える特設ステージ入り口。
 
自由だね。

ここで、映像と音楽のコラボレーションが魅力のDam-Funk。
おおぅ・・・。

これは、なかなか引き込まれる。
単調なんだけど、なんだか目が離せない。
ホントに、時間の感覚を忘れてしまった。

いつの間にやら22:00。
メシを食うのも忘れていたので、フードエリアでパエリアを買う。
 
調子に乗って大好きな五平餅もプラス。
・・・よく考えたら、コメにコメの組合せじゃねえか。
味は・・・ふむ、中々いけるね。
腹ごなしにショップも散策。

いや〜オーガニックなショップばかりだねえ。日本て国はアジアだねえ〜。

腹も膨れて、いよいよ夜本番。
ここからが真のTaicoClubなのです。


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