GROUP G
G組 |
ブ |
北 |
コ |
ポ |
ブラジル |
|
○
○
2-1 |
○
○
3-1 |
○
△
0-0 |
北朝鮮 |
×
×
1-2 |
|
×
×
0-3 |
×
×
0-7 |
コートジボワール |
×
×
1-3 |
○
○
3-0 |
|
×
△
0-0 |
ポルトガル |
×
△
0-0 |
○
○
7-0 |
○
△
0-0 |
|
6/21 最終戦を前にしたチームの状況
ブラジルはポルトガル戦を残して突破決定。
理想的な形だ。カカは出場停止だが、消化試合で
処理できて良かった。エラーノの状態は心配。
ポルトガルも大量7点を取ったおかげで9点と言う
余裕の点差がある。負けてもOK。
北朝鮮は敗退決定。国の誇りで頑張れるか。
コートジボワールも9点差をひっくり返すのは無理。
ブラジルに点を取る理由がないだけに・・・。
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6/15(火)コートジボワールvsポルトガル ギリギリまで判断が難しかったコートジボワールのドログバはベンチ。申し訳ない。 全員が国歌斉唱する中、一人だけ目をつぶり口を真一文字に閉ざすC・ロナウド。
試合開始10分。期待ののC・ロナウドのロングシュートはポストに。あの距離でこの弾道。調子良さそう。 しかし、試合のほうはレベルは低くないものの、膠着状態。ロナウドはイエローをもらう。
後半、その状況を打開する為にドログバが投入。ついに出た。雨も強くなり、両者ようやく点を取りにいく。 お互いに積極的に攻めるようになったものの、スコアレスドロー。 死のグループは静かに幕を開けた
6/15(火)ブラジルvs北朝鮮
開始から慎重なブラジル。スローペース。逆に全速力の北朝鮮。ポゼッションは当然ながらブラジルだが、
北朝鮮もフィニッシュまで持ち込めている。なんと前半終えて0-0の同点。Jリーガーチョン テセは良い。 後半になって、北朝鮮はゾーンは綺麗に組んでいるものの、プレスがやや弱くなってきた。
相変わらずペースの上がらないブラジルだが、マイコンのオーバーラップからの角度のない所からゴール。 GKの存在を無視した内側を狙ったシュート。恐るべし。
点を取る必要が出た北朝鮮は、ペース配分がおかしくなる。前半であれば追いつけたスルーパスだったが・・・
エラーノに追加点。2-0の時点で時間を使いながらの攻めに切り替えたブラジル。
押し込まれた北朝鮮はロングから折り返して、トラップが上手くDFを抜ける。鮮やかなゴール。
しかし反撃の狼煙は遅すぎた。試合終了。
6/20(日)ブラジルvsコートジボワール
ドログバがスタメン出場。ブラジルも序盤から攻め気を見せる。コートジボワールも負けてはいない。
好ゲームの予感。ジダンも見に来た試合。前半中盤でLファビアーノのヒールにカカ。どんなに狭くても
パスが出せる。フリーで抜け出したファビアーノも、見た目より遥かに難しいコースを叩き込んで先制。
後半、Lファビアーノのスーパープレー。ボールを蹴り上げながら数人かわす。ハンドっぽいのもあったが
最後のシュートも美しくゴール。2対0。
ブラジルは本領を発揮し始めた。カカが左サイドから神業のような折り返し。キッチリ走りこんでいるエラーノ。
これで3対0。しかし、ゴールを決めてすね当てを見せるパフォーマンスのエラーノが直後にスネを踏まれアウト。
セルジオさんが「骨折してるかも知れないデス」連呼。もうわかったって。荒れ気味の展開。
コートジボワールのカウンター。速攻が失敗したと思った瞬間、スルスル上がるドログバ。呆気に取られるDF。
ヘッドであっさり決めて3対1。試合は最後に意外な展開に。ケイタがカカにふら〜っと当たりにいって倒れこむ。
「?!」のカカ。顔を抑えるケイタ。カカが2枚目のイエローで退場。この審判アホだ。
後々取り消されるかもしれない退場劇で試合は終了。アフリカの残念なやり方があらわれた試合だった。
6/21(月)北朝鮮vs ポルトガル
雨の降りしきるスタジアム。ブラジルが絶好調で勝っただけに、ポルトガルもここは勝っておきたい。
だが、出足はよくない。北朝鮮にチャンスを作られ「ヨーロッパ絶不調」の風潮に見事に乗っている。
しかし、さすがにここで負けるわけにはいかなかった。ラウール・メイレレスが上手く抜け出して先制。
後半に入って、雨が止んだ・・・のかな?そのおかげかどうかは分からないが、今大会で最も美しい組み立て。
右サイドからの糸を引くようなクロスに、トラップ、バックパス、スルー、最後はシモンのゴール。完璧である。
本調子になったポルトガルは、直後のドリブル突破から中央へのクロスで3点目もゲット。
再び雨が降り出してもポルトガルは止まらない。C・ロナウドのドリブルからのクロスにチアゴ。4対0。
得失点差で有利になる可能性があるだけに、ポルトガルは攻める。ドリブルから5点目も獲得。
こうなると、主役も点が欲しい。C・ロナウドの持ち込みにGKファンブル。ボールはロナウドの背中に。
流し込み苦笑いのロナウド。ゴールラッシュの締めくくりはチアゴ。頭で決めて7対0。北朝鮮のGKはもうダメ。
6/25(金)ブラジルvsポルトガル
組み合わせの瞬間から世界中が衝撃を受けたブラジルvsポルトガル。突破が確定しているにも関わらず、
スタンドは満員。7:3くらいでカナリアサポーターである。カカとエラーノがいないブラジル。ガチで見たかった。
お互い突破が決まっている上に、1、2位どちらになってもスペインと当たる可能性がある。必死さはない。
カウンターからのチアゴのミドルがゴール上にとんでいく。大味だなあ。もしかすると意外にミラクルゴールも
見れるかもしれない思い切りの良さだ。24分ブラジルのハンドにイエロー。ポルトガルにもイエロー?暴言か。
お互いポルトガル言語のチームだけに、言葉へのチェックが入る。前半もこの辺りからテンポアップ。
右からのクロスに飛び込むブラジル。ポルトガルGKの堅守に阻まれる。そのままカウンターだがチアゴが倒れ
シュミレーションの判定で逆にイエロー。ポルトガルに無意味なイエローが続く。胸元パックリのケイロス監督も
頭が痛い・・・頭が・・・頭・・・って、あれ〜?ケイロスの頭ってこんな薄くなってたっけ〜?後ろからはNG。
後半に入って、これまで守勢に回っていたポルトガルがペースを握り始める。
残り10分・・・なんだか、どっちもドローで良しと思っている様子。この好カードでスコアレスは悲しい。
結局、観客のフラストレーションがたまる内容で終了。ブラジル、ポルトガルが勝ち抜けた。
6/25(金)北朝鮮vsコートジボワール
こちらのカードは、ほぼ突破が難しい2チームだけに盛り上がりもなかなか微妙。
北朝鮮は伸び伸びやってもいいはずなのだが、どこかぎこちない戦い方。コートジボワールは吹っ切れてる?
前半早々にクロスに軽々と頭で叩き込むドログバ。残念、これは完全にオフサイド。
ポルトガルは7点取れた。もしかするとコートジボワールも・・・と思わせるシーン。ブラジル勝利が条件だけど。
直後に左からのクロスにトゥーレ・ヤヤが右隅に落ち着いて決める。早くも1点。拍手のエリクソン・・・。
イングランド監督ですったもんだ以来、世界中を転々としてここの監督やってんだね。
20分、遠目からのクロスにドログバ。1タッチで反転シュート。あまりにも技術が違う。惜しくもバーを叩き真下に
落ちたボールを押し込んで2点目。チョン・テセも仕方なくDFラインに入りドログバをケアするようになった。
それでもコートジボワールペース。ポストを叩くシーンなど、北朝鮮は大忙し。
後半になっても大勢は変わらないが、徐々に散漫になり始めるアフリカ特有の集中力の低さ。
チョン・テセに攻め込まれ、危ないシーンを迎えた。しかし、逆にカウンターを合わせカルーが3点目。
時間的には、残り10分。ブラジル戦の方もドローになりそうだし、無理か。
後半に入って疲れもあったか、残念ながらコートジボワールが息切れ。放り込みが多くなる。
北朝鮮も意地を見せて0-3で終了。
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