2010 FIFA WORLD CUP

1 / 2 / 3 /


GROUP A
南アフリカ

1-1

×
0-3
×

2-1
メキシコ ×

1-1

×
0-1
×

2-0
ウルグアイ

3-0
×

1-0


0-0
フランス
×
1-2

×
0-2


0-0


6/21 最終戦を前にしたチームの状況
フランスは前代未聞の空中分解を見せた。
最終戦を前に完全に規律を失ったチーム。
南アフリカvsフランスはもう1試合で勝敗が
つかない限り突破の可能性は無い。
しかもその相手が4以上点とられるか、
こちらが取る必要がある。

メキシコvsウルグアイは引き分けなら
仲良く突破。プライドを賭けて戦うはずだが
こういう場合、ドローが定番なんだよなあ。


6/11(金)南アフリカvsメキシコ
あきらかに固い南アフリカ。常連国メキシコを相手に四苦八苦。単調な攻めが続く。
メキシコは組み立てながら攻め込んでくるので、先制は時間の問題と思われた。
しかし、徐々に固さが取れた南アは効率的な1,2やスルーを繰り出すようになり素早い抜け出しから先制。
ここで守りきれないのがアフリカンクオリティ。先制しながらも同じような試合展開に、ついにマルケスに
同点弾を奪われる。したたかにできれば、勝てなくはなかった。



6/11(金)ウルグアイvsフランス
夜中にやってる上、常連国同士の戦いなので、好ゲームを期待したものの、見事に裏切られた。
酷い。特にフランスが酷い。チームとして機能していない。チャンスと言えば独力からの抜け出し。
それすらも力不足で突破ができない。かといってウルグアイが良かったわけでもなく、
このレベルのフランスに攻め込まれるシーンが多い。スコアレスドロー。A組レベル低い。



6/16(水)南アフリカvsウルグアイ
開催国は、南米の雄相手に攻めあぐねる。やや押し込まれながら、必死の抵抗を続けていた南アだが
フォルランのスーパーミドルで先制されると、GKがスアレスを引っ掛けて退場。さらにPK献上。
フォルランが落ち着いて2点目を決め、南アフリカは数的不利の上、2点ビハインドを背負う。
今日はやけにキレているスター候補生のスアレスが3点目を押し込んでゲームセット。
開催国はグループリーグ敗退目前。


6/17(木)メキシコvsフランス
試合を見る限り、1998〜2006年までジダンがいた頃のフランスの面影はない。
出場選手は、まだまだ各国リーグで主力を張る選手にも関わらず、圧倒するどころかむしろカウンター
でヒヤヒヤ。そして、後半マルケスのスルーに対しフランスDFラインが仕掛けたオフサイドトラップは
取ってもらえず、あっさりと先取点を奪われる。
このままで終わるはずはないと思っていたが、それは悪い意味でだった。
フランスはアビダルがエリア内で倒し、PKを与えると、2点目を奪われる。
その後は、まるで得点の匂いのしない攻撃を繰り返し、無意味に時間が。
結局、メキシコの方がしたたかに前回ファイナリストを打ち破った。


6/22(火)南アフリカvsフランス
今大会、最大のスキャンダルを提供したフランス代表。サルコジ大統領までコメントを出す最悪の状態。
原因はアネルカとドメネクのゴタゴタからスタートし、スタッフがリークした事件、そして選手のボイコットに。
チームとして完全に崩壊したフランス。ドメネクはユーロで負けたときに愛人にプロポーズした時点で
辞めておくべきだった・・・。
懸念されたスタメンはそんなに変化なし。期待のグルキェフも先発。前半、南アのハンドが見逃されるなど
ホーム寄りの判定が目立つ。そんな南アのCK。名手ロリスのパンチが届かず、背後を決められる。
もう一試合が勝敗がついた上で、2〜3点以上の差が欲しい両チーム。南アが一歩リード。
追い討ちをかけるような事態が起きたのは数分後。グルキェフが競り合いで肘が入ったと判定。レッド。
言葉も出ないフランス陣営。早くも彼らのW杯は終わってしまったように思える。
逆に、南アは大量点で勝利するチャンス。フランスDFのクリアミスから追加点。前半で2対0。
後半、このまま終わるかと思われたフランス。リベリが抜け出してマルダへ1点返した。
こままだと得失点差で突破ができなくなった南ア。どうする・・・。
結局、最後はアツくなれるシーンもなく、タイムアップ。最後の最後で1勝を手に入れたものの、結局敗退。
グループ敗退した開催国という不名誉な記録を残した南アフリカ。チャンスはあったはずなのに・・・。


6/22(火)メキシコvsウルグアイ
本日からグループ最終戦がスタート。つまり同時開催です。
実はこっちの試合は談合して引き分けに持ち込めば、両チームとも決勝T出場なんだけど・・・。どうかな?
ザッピングで見る限り、すげえガツガツやってる。引き分け狙いはないかも。
南アの先取点が決まった頃、こっちの方はなんかスローペースに。まさか・・・の怪しい展開になってきた。
なんて言ってる間にウルグアイ先制!
前半が終わった時点で、もう一試合の情報は選手に伝わるだろう。今、メキシコが負けたら入れ替わる。
(ごめん。もっと点が必要だった)
メキシコの攻勢・・・というより、ウルグアイがやる気なくなってきた感じ。1点とられても突破なだけに
セーフティラインから無理に攻める気がなくなったか?メキシコも、もう1,2点はセーフティ。
そう考えると、ある意味どっちも消化試合だったのか・・・。
もう一試合より数秒早いが試合終了。ウルグアイは1位突破でおそらくアルゼンチンとの戦いは避けられた。
メキシコも敗れはしたが突破確定。





GROUP B
B組
アルゼンチン

1-0


4-1


2-0
ナイジェリア
×
0-1


2-2

×
1-2
韓国 ×
×
1-4


2-2


2-0
ギリシャ ×
×
0-2


2-1
×
×
0-2


6/22 最終戦を前にしたチームの状況
アルゼンチンは引き分け以上で突破確実。
最終戦はギリシャなだけに負けはないだろう。

韓国は真っ向勝負でアルゼンチンにやられた
得失点差-3が痛い。
ナイジェリアも2点差以上で突破の可能性がある。
ギリシャが敗退の可能性が大だけに、どうなるか。

6/12(土)アルゼンチンvsナイジェリア
開始早々にエインセのダイビングヘッドが決まる。結果的に見れば、これが唯一のゴールだったが
アルゼンチンとの力の差は歴然。ただ、イグアインが全然勝負強さを見せなかったのが不満。
テベスの奮闘は驚異的。もしかすると、メッシではなくテベスの大会になる可能性も見えた。
次節、マラドーナはイグアインを使うのか・・・。オレなら使わないな。


6/12(金)韓国vsギリシャ
とにかくよく走る韓国。序盤から運動量でギリシャを圧倒。
厚みのある攻撃に、ラインが上げられないギリシャ。均衡が破れたのは間もなくだった。ボレーで先制。
こういう戦い方を見ると、日本代表に比べて、韓国がいかに成熟しているかを痛感させられる。
ギリシャは先制されてからも優位に立つ時間帯はあまりなく、後半開始間もなく、エース、パク・チソンが
ボール奪取から持ち込んでシュート。追加点を奪い、2対0。うーん。韓国強い。
結局、ピンチらしいピンチもそれほどないまま、韓国が勝利。実に良いチームである。


6/17(木)アルゼンチンvs韓国
開始早々から自陣に押し込まれる韓国。ギリシャ戦では非常に良い動きを見せていただけにちょっと残念。
そして、あっさりとクロスに対してオウンゴールを献上。アルゼンチンが先制。う〜ん。アジアの限界か?
追加点も「どうした?」って感じで、ルーズボールに目が行き過ぎてイグアインをフリーに。頭で決めて2-0。
防戦一方だった韓国だが、デミチェリスの処理をかっさらって1点を返す。ブブゼラ効果で聴こえなかったか。
後半、息を吹き返した韓国だったが、絶好のチャンスを逃し、アルゼンチンが修正を行う。メッシが走りこみ
ポストに当たったハネ返りをイグアインがゆっくり押し込んで3点目。
こうなると試合は終わったようなもの。最後にもう一度イグアインに決められハットトリック達成。
走りあいに持ち込まなかった試合巧者アルゼンチンが圧勝した。


6/17(木)ナイジェリアvs ギリシャ
韓国に圧倒されたギリシャは、ナイジェリアにも先制される。
このまま、試合はナイジェリアペースかと思われたところ、ちょっとした小競り合いに・・・ケリ?
かすっただけだったが、その行為がヤバイ。主審がインカムで副審に確認を取ってレッドカード。当然です。
このあたりがアフリカの選手の精神力。そして、したたかなギリシャ数的優位を生かして、なんと2点を奪取。
ナイジェリアは早くも2敗目。グループ突破は絶望的となった。


6/22(火)アルゼンチンvsギリシャ
アルゼンチンはいつもの水色じゃなくて、チェルシーばりのブルーユニフォーム。ギリシャはいつもの白。
突破が固いとはいえ、確実に勝利が欲しいアルゼンチン。先発はDミリート、アグエロ、メッシの組み合わせ。
ホントに層が厚い。さて、もう一方でナイジェリアが先制したようだが、そうなった場合、ギリシャは引き分けでも
突破が出来る条件になる。アルゼンチンを相手に勝たなくてもいいのはありがたい。
ギリシャ選手すっこけて出血した模様。昨日のスペイン戦のピケ同様、脱脂綿を加えてのプレー。
ギリシャは押し込まれながらも、なんとか前半を0対0で折り返す。
後半、他会場で韓国が逆転した頃、勝ち点3が必要になったギリシャ。果たしてアルゼンチン相手に可能なのか。
アルゼンチンの超近距離シュートをGKが防ぐ。EURO2004の粘り強さは、まだ持っている。
だが、それも最後までは続かなかった。CKにデミチェリスのヘッド。ミリートに当たってしまったが、跳ね返りシュート。
これで1対0。ついに均衡が破れ、韓国にはサポートとなった。さらにメッシのスーパープレイから交替で入った
パレルモが押し込んで2対0。マラドーナ采配がヒット。試合はこのまま終了。首位通過のアルゼンチン。


6/22(火)ナイジェリアvs韓国
なんか鮮やかな白と青でイタリアのアウェイみたいな韓国。青ってイメージなかったな。
開始10分。ナイジェリアからの低くて早いクロスが上手く合わせられて、なんとナイジェリアが先制!
このままナイジェリアが勝てば、少なくともアルゼンチンに大敗している韓国はナイジェリアよりも分が悪い。
負けだけはまずい。左のいい位置でFKを得た韓国は、カーブのかかった素晴らしいFK。体で折り返し同点!
さすが韓国!スピリットが違う!なんか今回は応援したくなる戦いぶり。これで韓国に勝ちぬけの可能性が。
できれば勝ちきって確実なものにしたい。
後半、韓国がいい位置でのFK。鋭いFKは壁を巻いて1バウンド。ゴール右に鮮やかに突き刺さった。
ナイジェリアも65分に絶好のチャンスを迎えるがシュートミスで僅かに逸れた。運も韓国に味方したか?
しかし、直後だった。クリアしようとした足が相手の足にかかってPK。これを決められ再び同点。
だが、引き分けでも勝ち抜け濃厚な韓国は無理をせずにキープに入る。
そのまま試合を終わらせ、2位通過が決まった。




GROUP C
C組
イングランド

1-1


0-0


1-0
アメリカ ×

1-1


1-0


2-2
アルジェリア ×

0-0

×
0-1
×
×
0-1
スロベニア ×
×
0-1


2-2


1-0


6/21 最終戦を前にしたチームの状況
イングランドは不調ながらも、実は次で勝ちさえ
すれば、突破決定。
逆にスロベニアは1位にも関わらず最後の最後で
手負いのイングランドが相手。最悪である。

アメリカ、アルジェリアもイングランドのおかげで
突破の可能性は十分残っている。
大混戦のグループC。

6/12(土)イングランドvsアメリカ
正直、1強3弱のグル−プと踏んでいた。現状で最悪の状態のイングランドでも余裕の突破が可能だと。
ある程度はそれは正しく、それは間違いだった。
コンフェデでスペインを破った、スポーツ大国アメリカ。とはいえイングランドとの力の差は感じる。
ただ、アメリカ人は負けを恐れないのだ。先制されようが一向に気にしないアメリカ。
そして、今大会最も話題に上がりそうなグリーンのチョンボを生み出した。
誰がどう見てもミス。不安視されていたGKの育成を怠ったプレミアリーグ。そのツケが出た。


6/13(日)アルジェリアvsスロベニア
ネームバリューがない両チーム。だからというわけでもないが試合も微妙。
体格で勝るスロベニアだが、アルジェリアの方が動きは良い。だが、後半に入り、やや運動量のおちた
アルジェリア陣にスロベニアが攻め込む。ワンバウンドしたシュートの目測をアルジェリアGKが反応ミス。
大会前から物議を醸した「おかしな軌道を描くボール」の被害を受けて失点。
時間帯が悪かったのか。試合はそのまま終了。スロベニアが勝利で、幸運な勝ち点3を手に入れた。


6/18(金)アメリカvsスロベニア
ラッキーな形で最大の難所、イングランド戦で勝ち点を得たアメリカは、予選でロシアよりも強かった
スロベニアが相手。試合は、戦前の予想通り、ネーム的にはつまらなそうだがすげえ面白い試合になった。
アメリカは、スロベニアのシステマチックなフットボールに対応できず、あれよあれよと2点を献上してしまう。
しかし、これで終わらないのがアメリカ。しっかりと試合中に修正を施し、逆に完璧な形で2点を返す。
アメリカ人のスポーツに対する能力の高さには脱帽だ。しかし、後半アメリカのFKで事件が起こった。
右からのクロスに集団から抜け出してドンピシャリでゴール。判定は・・・ノーゴール!なんで?
理由はアメリカにファウルがあったということだが、特にそんなシーンは見られず、オフサイドもない。
黒人主審はアフリカの出身か?明らかなミスジャッジだ。理由不明のままゴールを取り消されて試合終了。
素晴らしい試合だっただけに主審のミスジャッジだけが悔やまれる。


6/18(金)イングランドvsアルジェリア
イングランドの相手は、手負いとはいえ強豪とは言えないアルジェリア。アルジェリア移民のジダンも観戦。
前回、世紀のミスを犯したグリーンはベンチ。ジェームズが入る。・・・改めてみてもイングランドのGKは穴。
イングランドが終始塩圧倒するであろうと思われた試合は見事に裏切られる。
ポゼッションこそ優位性はあるが、閃きやアイデアに乏しいボール回し。オシム流に言えば、頭の悪い
フットボール。これがあのイングランドか?
EUROの出場権を逃し、カペッロを招聘して生まれ変わったはずのスリーライオンは明らかに格下を
攻めあぐね、それどころかゴールまで脅かされる。
南アフリカの地でヨーロッパ勢はことごとく輝きを失っている。大会直前にDFラインに問題が起こったのは
事実だが攻撃陣があまりにふがいない。バロンドールの可能性のあったルーニーは完全に落第だ。
スコアレスドローという最悪に近い結果で終えたイングランド。次節は「1位」のスロベニアと戦う。


6/23(水)イングランドvsスロベニア
とにかく勝ちたいイングランド。デフォーとルーニーの2トップ。フランス代表が起こした「フランス革命」は
イングランドに飛び火したものの、カペッロが鎮圧。落ち着いて最終戦を迎えた。
縁起のよい赤のユニフォームのイングランド。どうもボールへの慣れができていないらしい。
対するスロベニアは中、外、中とイングランドが相手でも小気味良く回せている。プレスが必要かも。
イングランドも1,2戦よりは調子良さそう。ジェラードとルーニーのコンビが良くなってきた。
組織的に守っていたスロベニアだったが、ミルナーのアーリークロスにデフォーが飛び込み先制点を献上。
このまま終われば突破確実なイングランド。落ち着きを取り戻した。攻勢に出るもナイスセーブに阻まれる。
後半に入って、ルーニーがポスト直撃。これだけ打って無得点のルーニー。ちょっと空気が悪くなってきた。
68分、スロベニアの大チャンスにイングランド魂のDF。見事に防ぎきった。
80分を過ぎて、スロベニアも強引には来ない。たしかに他会場がドローならそれもいいだろうが・・・怖くない?
ロングボールの応酬になってきた。カペッロが「集中力を切らすな」とキレる。
時間を使いきったイングランド。苦しみながらの試合終了。・・・とここでアメリカがついに点を取ったとの情報。
あきらかに動揺しているスロベニア。イングランドとの握手もちょっとフワフワしている。


6/23(水)アメリカvsアルジェリア
アメリカ、アルジェリアは他会場の結果で勝ち負けがつけば、突破の可能性が大。アメリカにしてみれば
どっちが勝とうが、引き分けだろうが、自分たちが勝つことが重要。アメリカ有利に見えたものの、アルジェリア
カウンターがアメリカゴールのバーを叩く。20分、今度はアメリカの攻撃。クリントン元大統領が見守る中
ゴールネットを揺らすもオフサイドの判定。どうも判定に縁のないアメリカ。
試合のほうは、なんか目が離せない感じで攻守が入れ替わる。そんなにガツガツ、早い感じではないが
どっちもゴールの予感は常に感じる。前半が終わって0対0とは思えない試合展開だった。
ハーフタイム中に、このままではアメリカもアルジェリアも突破が難しいと伝わったはず。
後半、前半以上にお互いアグレッシブな展開に。アメリカ絶好のチャンスもポスト。いまだスコアレス。
交替のカードを切って、何度も決定的なチャンスを迎えながら、決まらない2チーム。呪われているかのよう。
残りは7分。アメリカ監督Jrのデンプシー。出血をものともせず、十字を切ってFK。だが、虚しくゴールの上へ。
必死のアメリカ。そして、奇跡が起きた。・・立て続けに攻め込むアメリカ。そしてGKの跳ね返りを、押し込む!
イングランド戦の試合終了のホイッスルとまさに同時。ザッピングしていて鳥肌が立った。
時間はまだ2分ある。追いつかれればスロベニアだが・・・アルジェリアの警告でレッドカード。時間が稼げた。
これで試合終了。




GROUP D
D組
ドイツ

4-0

×
0-1


1-0
オーストラリア ×
×
0-4
×

2-1


1-1
セルビア ×

1-0

×
1-2

×
0-1
ガーナ
×
0-1
×

1-1
×

1-0


6/21 最終戦を前にしたチームの状況
グループDも混戦だが、オーストラリアが分が悪い。
ドイツは負けられない。
ガーナも最終戦で負けてセルビアが勝つ可能性が
十分あるだけに、ドイツ戦は死ぬ気で来るだろう。

セルビアはオーストラリアを相手に勝ちさえすれば
突破できる。
ドイツvsガーナがデスマッチになるか。


6/13(日)ドイツvsオーストラリア
チェルシーの呪い?(ドログバ、エッシェン、バラックなどが相次いで負傷)でバラックを欠いたドイツ。
EUROで名を高めたレーヴ監督はこの事態をどう収拾するのか。体格で引けをとらないオーストラリアはパワープレイで
先制のチャンスを迎えるも、ちびっ子ラームにカバーされる。ドイツはオーストラリア陣のオフサイドの勘違いをついて、
走りこんだポドルスキが豪快にシュート。GKは止め切れずにゴールイン。早めの先制で落ち着いたドイツ。
ボールをキープし、速攻と遅攻を織り交ぜる。クロスに対してクローゼがGKの前に入る技ありのヘッドで追加点。
オーストラリアもよくやっているのだが、どうもドイツのゴールを割れるだけの勢いがない。
後半、ミュラーがエリア内とは思えない落ち着き払ったフェイントで3点目。腰が強い。
最後はエジルの抜け出しからカカウへの折り返し。冷静に押し込み4-0。
効率よくFW勢がそれぞれにゴールを叩き込み、ドイツは最高のスタートを切った。


6/13(日)セルビアvsガーナ
ガーナの監督はセルビア人。微妙な心情だろう。
セルビアはドイツ以外の相手には勝ち点を拾っておきたいところ。組織だった攻撃を仕掛けるも、ゴールの予感はしない。
逆にガーナは大黒柱のチェルシー所属のエッシェンを欠きながらも豊富な運動量でボールを運ぶ。
フィニッシュのところで精度を両チームだったが、セルビアがエリア内でハンド。PKを落ち着いて沈めてガーナが先制。
数的不利な状態で残り時間も少ないセルビアはガーナ戦を落とす結果に。
アフリカ勢で最初の勝利を挙げたのはガーナだった。


6/18(金)ドイツvsセルビア
素晴らしい内容でオーストラリアを圧倒し、今大会中で最も完成された試合を見せたドイツ。
唯一、ドイツだけがクラブチームのような連動性を見せていた・・・のだが。前半にクローゼが厳しいジャッジで退場。
その直後にDFラインの乱れを決められセルビア先制。ところがマンU所属のネマニャビディッチが手を伸ばしてまで、
エリア内でハンド。これフットボールなんですが。わけの分からないPKを得たドイツだったがポドルスキが止められる。
これを皮切りにポドルスキは決定機を逃し続ける。数的不利なドイツは攻める以外に選択肢はなく、時折
カウンターを食らって差を広げられそうになっていた。SBラームとセルビア勢の身長差は30cm。明らかにミスマッチ。
点を取られることはなかったが、奪うことも出来なかったドイツ。順調だった船出は、突如、座礁してしまった。


6/19(土)オーストラリアvsガーナ

え〜、試合開始30分前のスタジアム空撮なんだけど、1000人いるのか?コレ。と思ってたら、一気にすげえ
埋まってきた。選手もまだバスから降りてきてないし。W杯って時間配分そんなもんなのか。場内満員です。
さっきまでバスにいたのに全速力で走る選手。すごいね。レーヴも見にきた試合で先制したのはワラビーズ。
FKからのこぼれ球を流し込む。負けられないオーストラリア。面白くなってきた。
ガーナの逆襲。ゴール前の混戦でシュートがキューエルの手に当たりハンド。さらに一発レッド。不運だ。
これを決めて前半25分と早くも同点で、数的有利。その後はガーナ優勢で試合は進む。
後半になっても大勢は変わらないが、オーストラリアもガーナゴールを脅かすシーンも見られる。
勝ちきりたいガーナだったが、引き分けのまま試合終了。ドイツはできれば余裕のガーナとやりたかった。


6/23(水)ドイツvsガーナ
初戦を4-0で終えたときは、こんなに苦しむとは思わなかったドイツ。しかし、こうなった時のドイツは強い。
難敵ガーナを粉砕できるか。ポゼッションはドイツ。ガーナのカウンターはドイツ最終ラインに封じられる。
エジルのドリブルからのシュートはGKのナイスセーブ。エジルは完全にバラックの代役をこなしている。
良い攻めを続けるものの、ガーナGKのファインセーブが続く。
後半に入り、お互いのバランスがより上がってきた。DFラインの統率は秀逸。ドイツは分かるがガーナも
組織された守備だ。これは膠着が続くかな?と思われた矢先、ミュラーも持ち込みからエジルがミドル。
打つとは思わなかったか、ファインセーブを続けたガーナGKポジショニングを誤った。ドイツが先制。
ガーナは負けても、セルビアが少ない点差で負ければ突破が可能。しかし他力本願はまずい。
セルビアの方の試合が、セルビア勝利が難しそうということで、ドイツは無理に上がらない。
ガーナは分かっているのかどうか。ロスタイムに入り、こっちも無理にいかなくなった。
試合終了と同時に抱き合うのはドイツとガーナ。両チームが突破決定。もう一方の会場とは真逆の空気。
結局ドイツが首位通過。次節はイングランドという予想外の展開だが、これもW杯。


6/23(水)オーストラリアvsセルビア
なんか黄色一色のスタンド。オーストラリア人結構きてるんだ。勝てば突破のセルビアと大量得点で
勝ちたいオーストラリア。序盤は防戦一方のオーストラリア。高さを生かした攻撃を見せるが、セルビアの
組み立ての方が可能性を感じる。前半はやや慎重な、最終戦を意識しまくった展開で終了。
後半に入り、もう一方の会場のスコアレスの状況が分かったはず。どちらも勝たないとヤバイ。
明らかにオーストラリアの攻撃が良くなった。中田ヒデの元同僚、ブレッシアーノ懐かしいね。いい動き。
遠目の右クロスにケイヒル。素晴らしいヘッド。オーストラリアが先制。
とりあえず引き分けに戻したいセルビア。ラインを上げる。が、逆にカウンターでロングを放り込まれる。
なんとオーストラリアが2-0。もしかするとオーストラリアの突破もありえる。
セルビアは追いつきたい。オーストラリアも点が足りない。残り時間が刻々と少なくなった中、セルビアの
ロングをオーストラリアGKがセーブミス。見逃さずに押し込むセルビア。これで2-1。追いつける。
残り時間が刻々と少なくなる中、セルビアのCK。オーストラリアDFの手に当たる。確実にPKだったが、
これは見逃される。ビディッチのアピールも虚しく、時間は過ぎていく。ほぼ突破の可能性はなくなった
オーストラリアだが、意地を見せて攻め込む。タイムアップの笛がなった時、ピッチ上の全員が倒れこむ。
ここに勝者は生まれなかった。
最後のハンドの判定が無視されたことに食い下がるセルビアだが、今さら覆ることはない。
オーストラリアのサポーターは拍手。たしかに素晴らしいスポーツマンスピリットだった。





GROUP E
E組
オランダ

2-0


1-0


2-1
デンマーク
×
0-2

×
1-3


2-1
日本 ×
×
0-1


3-1
×

1-0
カメルーン ×
×
1-2
×
×
1-2

×
0-1


6/21 最終戦を前にしたチームの状況
オランダは突破が決定した最初のチーム。
敗れはしたが、これは日本には朗報。
試合の順番は実は良かったのだ。

日本とデンマークの試合で全てが決まる。
引き分け以上で突破と言う有利な条件での
最終戦に日本は勝ち残れるか。


6/14(月)オランダvsデンマーク
正直、デンマークはオランダに対し、もっと守ってくるだろうと思っていた。そうはならず。
逆にオランダは、なんか慎重に入りすぎ。ゴール前に運ぶものの、デンマークの方が美しい攻撃。
スカパー解説のオシムは前半時点で「つまんない試合」とバッサリ。オランダがオウンゴールで先制し、
ファンデルハールトとエリアが変わってからオランダの攻めが良くなった。
攻めが良くなれば守りも安定するのがオランダ流。明らかに動きが変わり、追加点をゲット。
予想は外れたが、オランダが3勝してくれそうなのは日本にとっては分かりやすくて良い。


6/14(月)日本vsカメルーン
ホントに本田が1トップ。・・・ここまできたら何も言うまい。勝って欲しい。
W杯が面白いのは国民が代表を本気で応援しあうから。それを代表が背負って戦うから。
日本が98年から進化しつづけているもの。それは、にわかではないサッカー好きの国民の数だ。
どこの飲み屋でも最低でも、1組は戦術論が交わされてる。その点は成長してる・・・。
いざ、日本民族として。
試合はなんかハイボールの応酬・・・。うーん。
展開は右の松井に渡して左の大久保が上がり、本田が1.5に下がるというやり方。
意外と徹底してやっていたところ、上手く本田の足元に落ちて、スペースがない所、1チャンスでゴール。
神。本田は神。その後も中澤がかなりDFを支配していた。ううむ。みんな良くやってる。
長谷部、ヤット・・・やっぱ俊輔はいらないのかも。
終盤、2回にわたるスーパーピンチを凌ぎきって勝利。
日本が勝つには、まだ、こういった神がかり的な要素が必要になるけど、とにかく勝った。
初戦勝つことがどんなに大事か。これは勝ちぬけの可能性が一気に50%近くまで上がってきた。
手のひら返しだろうが、はしゃぎ過ぎだろうがカンケー無い。
日本はW杯でカメルーンより強かった。


6/19(土)オランダvs日本
勝ち点3同士の戦い。誇らしい。日本の布陣は基本的にカメルーン戦のまま。
オランダもロッベン、エリアがベンチ。エゴイストのファンペルシー、がんばりやさんのカイト、童顔の殺し屋
スナイデル、スケール小さいファンデルハールトといった初戦のスタメンと同じ。
元々オランダでは実績も十分の本田は3人がかりで潰される。駒野もファンペルシーの足が当たって出血。
なんか小粋なチョーカーみたいなのつけて復帰。おしゃれ泥棒と言う雰囲気。ピーコも真っ青だろう。
ポゼッションは不利だが主導権までは渡していない。大久保はサイドとしてはgood。適正がある。
アウトボールにファンマルバイク監督がナイストラップ。小野がフェイエでUEFAを制した時の監督だ。
前半を終えて0対0は完璧な出来だった。しかし、後半直後のセットプレーからエリア外にいたスナイデル。
自慢のカマを一閃。日本のゴールに突き刺さる。ううむ、あれをやられたら止められねえよ。
先制されてから開き直った日本。攻め込む・・・ってトゥーリオ上がってる。先制されたら上がれの指示か。
ここで俊輔が投入。松井と交替か〜。どうなるかな〜。
俊輔が入ってしばらくしても事態は好転せず。オランダが引き気味なだけにチャンスなのだが、FKの不用意な
パスミスを持ち込まれ、ピンチに陥ったり・・・この辺がまだまだ。放り込みも身体的優位があるわけもなく。
俊輔は・・・やっぱダメだ。トゥーリオとも合わないし、取られてピンチ招くし。
最後のチャンスに岡崎が、日本のお家芸「ふかし」をかましてゲームセット。得失点差マイナス2よりマシか。
オランダは必死だった。日本を舐めていたオレンジはそこにはいない。だが、オランダは勝ち、日本は負けた。


6/19(土)デンマークvsカメルーン
さて、こうなることが分かってはいたものの、こうなるとこの試合の結果は非常に重要。
試合は開始早々デンマークのパスミスからエトーが先制。日本戦では大人しくしてくれてありがとお。
デンマークも負けていない。右からのカウンターは光の速さでベントナーへ。同点ゴールが決まった。
さらにデンマーク、カメルーンともゴールチャンスが続くが前半は1対1で折り返した。
後半、ややもったりとした立ち上がりからカメルーンが絶好のチャンスを逃す。直後にロンメダール。
カウンターがずばり決まった。デンマークがリード・・・う〜む。デンマークには点とって欲しくねえなあ。
カメルーンはその後もチャンスを逃し、自滅に近い状態で試合終了の笛を聞くことになった。
カメルーン敗退決定。日本はデンマーク戦の結果次第というシンプルな結果になった。


6/24(木)オランダvsカメルーン

えっと、前半終わってオランダが1対0で勝ってますね。
(どーでもいいか)
あ、後半1対1みたいです。
ロッベンでたみたいですね。最後は2対1でオランダ勝利ですね。


6/24(木)デンマークvs日本
実にシンプル。この結果次第で勝ち抜けが決まる。
日本時間AM3:30。眠いとか眠くないとか言ってられん。つーか先週からずっとなんで。
EUROやCLも3:30なんでもはや慣れたわ。
こんなにも海外の国が日本を倒したがっている。そして日本も相手を倒したがっている。W杯ってすげえ。
しかし・・・でっけえなあ。なに食って育ってんだよ。審判は南アの人。ちょっと威圧的。
ベントナーがマジックでソックス赤く塗ってんだけど、ソックスの色間違えた?子供か!
最初の決定的なチャンスは押し込まれていた日本。大久保からのクロスに抜け出した松井。惜しい!
さらに長谷部の持ち込みからのミドル。今度はデンマーク。中澤と駒野がルーズ。トマソン、ギリギリ。
少し遠目の右サイドでFKを得た日本。本田が指示を出す・・・直接!!!キターーーーー!!!!
神!やっぱり本田は神!!レアル行けるって!名手セーレンセンが触ることできず。0対1。
またもやFK。しかも今度はさっきよりいい位置。本田がいくかと思われたが、えんどーーー!!0対2。
日本はFKの国だ!たまらずヨルゲンセンを下げる。デンマークベンチは大混乱。
リードしてから明らかに動きが良くなった日本。特に右サイドが抜群。デンマークは勿論日本人もビックリ。
前半を理想的な形で終えて後半。またもFK。さすがに今度は・・・と思ったらセーレンセン、チョンボ!
惜しい!ポスト直撃。こぼれ球をふかす。そーゆうの大事にせいや!デンマークも放り込みに徹底。怖い。
トマソンのポストプレー!長谷部のプレッシャーが生きた!さすが!ただ、ちょっと攻められてるなあ。
日本の狭いところでのワンタッチ応酬。こんなことできる国だっけ?ヤットが最後本田に出しちゃって
オフサイド。大久保、芝を叩いて「コッチだ」とアピール。まあ、よしとしよう。デンマーク最後のカードも切る。
日本は今のまま動かない。と、ここまで満点の働きの長友が処理をミス。ヤバイ!トマソンのシュートは
ミートせず。今のはやばかった。残り20分。集中して欲しい。
抜群の動きをみせた松井に代えて岡崎を投入。大久保がファウルをアピールして審判に怒られる。
1、2分後のプレーで長谷部が審判に和やかに話しかけ、空気が戻る。こういう所が世界基準。
多少強引に見えたミドルが日本のバーを叩き、嫌な雰囲気に。直後、長谷部がPKを誘われる。
トマソンのシュートを川島が止めるが押し込まれて1点返される。足を引きずるトマソン。負傷した模様。
日本が時間を使う間もトマソンはつらそう。デンマークにもう交替枠はない。1点の代償は大きかったか。
前がかりで手薄になったデンマーク。本田にマークが引きつけられたところドフリーの岡崎。押し込むだけ。
試合を終わらせるに十分な3点目。本田とともにMVP級の働きをしたヤットが稲本と交替。時間を使う。
ロスタイム、長谷部のハンドが見逃される。さっきのPKのお詫びか。稲本が上手く時間を使って試合終了!
デンマークは日本とのこの試合を忘れることはないだろう。日本も忘れることはない。
本当に素晴らしい試合だった。





GROUP F
F組
イタリア

1-1


1-1

×
2-3
パラグアイ

1-1


0-0


2-0
ニュージーランド ×

1-1
×

0-0
×

1-1
スロバキア

3-2
×
×
0-2


1-1


6/21 最終戦を前にしたチームの状況
イタリアも組み合わせの妙で、自力突破の可能性。
次節勝利すればとにかく突破なのだ。
ただし、スロバキアも曲者揃い。
いつもどおり、ギリギリで突破するのか?

パラグアイは負けさえしなければ良い。
相手がNZだけに、無理な戦いはしてこないか。

6/14(月)イタリアvsパラグアイ
チラベルトの引退から、守備路線を脱し始めたパラグアイに、全てが退化した王者イタリア。
どちらもチャンスはセットプレー。FKに何度も競り合う両チーム。そこからゴールが生まれたのは必然でもあった。
パラグアイは遠目のFKに縦にうまく合わせて先制。雨が降り仕切る中、いち早く出てきたのはマルケッティ!?
あら?ブッフォン交替!?ケガか!最大の強みすら消えたイタリア。劣勢でこの展開はヤバイ。
優勝したときに髪を切ったカモラネージがIN。また髪伸びてる。ゲンかつぎか。
そしてまたもやセットプレー。CKにデ・ロッシ。パラグアイDFは人はケアしていたが、ボールの居場所を見逃した。
これで同点としたイタリア。こうなると、両チームお得意のガツガツした消耗戦。ゴールよりカードとケガが心配。
終盤はお互いドローで良しとしたか、強引に行くこともなく、試合終了。


6/15(火)ニュージーランドvsスロバキア
日本戦を見た後だからかも知れないが、低めのボールの応酬が多いことに気づく。
なんか、ニュージーランド最弱だと思ってたけど、結構上手い。それでもGKがカラ振りしたり、ちょっとビビる。
ハムシク率いるスロバキアがポゼッションを保っているものの、そんなに優性とも言えない状況。
ただ、攻めの形が出来てるスロバキアがクロスに頭で合わせて先制。
その後、微妙なレベルの一進一退の攻防。ロスタイム3分が過ぎて、試合が終わろうかという所、
ニュージーランドの最後のクロスにスロバキアがラインを取りそこね、フリーのFWの頭に合わせられ、なんと同点。
試合は単調だったが、劇的な幕切れだった。



6/20(日)パラグアイvsスロバキア
ガラガラだ。30分で満員になった試合があるので、今回もそうなんだろうと見ていたが、国家が流れ、キックオフ。
スタジアムは4分の1も埋まっていない。これなら間違いなく当日券で入れるだろう。
サンタクルスやハムシクなど、そこそこ魅力的な選手もいるのだが・・・。
展開は意外にも、終始パラグアイのペース。スロバキアってこんなチームだったっけ?
ゴールはこじ開けられたという印象が強い。さらに、点を取られてからも何一つ変わることのない両チーム。
終盤に追加点を叩き込まれ、次節、パラグアイは余裕のニュージーランドを迎える。


6/20(日)イタリアvsニュージーランド
不覚をとった前回王者イタリア。32カ国中、最弱と言われるニュージーランドを迎える。
開始7分。衝撃が走る。バロンドールDFカンナバーロがハイボールを後逸。そこを流し込まれNZが先制。
今のイタリアはBランクのチームである。前節同様、一人で気を吐くデロッシがPK獲得。
ボールを持っていたワケではないので倒す必要はなかった。もったいない。ジラが決めて早めの同点。
後半に入り、リッピお得意のカモラネージ投入作戦。毎回やるなら最初から入れろや・・・。
ポゼッションは圧倒的に有利になったが、NZは完全に引き分け狙いに入った。
イタリアにもっと攻めのオプションがあれば、この程度のカギはこじ開けただろう。今のイタリアには無理だった。
試合終了。歓喜のNZサポーター。勝ちに等しい引き分けである。


6/24(木)イタリアvsスロバキア
どこもパッとしないグループF。いつも以上にふがいない戦いを続けるイタリア。闘犬ガットゥーゾが先発。
なんだか攻めきれないアッズーリ。ファウルの判定の後にゴールに蹴りこむイアキンタ。・・・そういうの危ないよ。
スルスルとドリブルで持ち込むスロバキア。カバーがダメダメなイタリアDF。そんなに強くないシュートだったが
ブッフォンの代役マルケッティ、なんと届かず。ええええ!?マジで!スロバキア先制!
攻めながら、スキをつかれた先制ではない。単純に奪い合いの流れで押し込まれた失点。逆転は難しいかも。
前半終了間際、悪質ではないがガットゥーゾのスパイクがスロバキアのスタバの膝に入る。パックリ割れた。痛い。
完全に縫わなきゃダメだと思うんだけど、傷口固めただけでピッチに戻る。すげえ。気持ちが伝わったか、
スロバキアの素晴らしい攻撃。あわや追加点だった。ここで前半終了。
イタリアはクアリアレッラ、マッジョに加え、ピルロの準備。交替のカードは使い切った。
66分、クアリラレッラのシュート。スロバキアDFがカバーするが・・・オレはライン割ってたと思うんだけど・・・。
少しだけ、アッズーリに流れが来たように見えた74分。先制ゴールを決めたスロバキアのヴィッテク。
グラウンダーに合わせて2点目。世界王者を地獄に叩き落す。思わず座り込むリッピ。
遅い反撃は80分。イアキンタのヒールから押し込む。試合再開を急ぐイタリアとスロバキアGK小競り合い。
顔にパンチ。・・・これは!でもイエローで済んだ。押せ押せのイタリア。ディナターレのシュートはオフサイド。
逆に時間稼ぎで交替させたスロバキアがスルスルと上がってフライスルー。3点目・・・。だめか・・・。
まだ終わらないアッズーリ。クアリラレッラがロスタイムでミドルを決める。2-3。引き分けなら総得点で上回る。
最後のペペのシュートが当たらず、試合は終了。・・・どうしてもっと早く攻められなかった・・・。王者、散る。


6/24(木)パラグアイvsニュージーランド
オールホワイツのニュージーランドは、今日はオールブラックス。ラグビー代表のような強さを手に入れられるか。
パラグアイは相手陣内に攻め入るものの、跳ね返され、ボールは行ったり来たり。
前半27分、パラグアイの監督とニュージーランドの監督が急に近づいて握手。?なんで?そして何故、今?
よくわかんないけど、ここで他会場ではスロバキア先制の状況。ニュージーランドは勝たなきゃダメ。
ただ、他会場の結果が気になる2チームはシュート自体が少ない。後半、状況が分かればNZは攻めるか。
後半になって攻勢を強めると思われたNZだが、逆にポゼッションを支配したのはパラグアイ。
無理はしないがプレスは効果的に仕掛けてくる。試合巧者である。
相変わらず停滞ムードの試合だが、時折パラグアイが惜しいシーンを演出。どうやらこっちはこのままか。
全く見ごたえがなかった試合。NZは気持ちを見せられず。だが、こういう「サッカーをさせない」試合を日本が
できればデンマーク戦も安心なのに。





GROUP G
G組
ブラジル

2-1


3-1


0-0
北朝鮮 ×
×
1-2
×
×
0-3
×
×
0-7
コートジボワール ×
×
1-3


3-0
×

0-0
ポルトガル ×

0-0


7-0


0-0


6/21 最終戦を前にしたチームの状況
ブラジルはポルトガル戦を残して突破決定。
理想的な形だ。カカは出場停止だが、消化試合で
処理できて良かった。エラーノの状態は心配。
ポルトガルも大量7点を取ったおかげで9点と言う
余裕の点差がある。負けてもOK。

北朝鮮は敗退決定。国の誇りで頑張れるか。
コートジボワールも9点差をひっくり返すのは無理。
ブラジルに点を取る理由がないだけに・・・。


6/15(火)コートジボワールvsポルトガル
ギリギリまで判断が難しかったコートジボワールのドログバはベンチ。申し訳ない。
全員が国歌斉唱する中、一人だけ目をつぶり口を真一文字に閉ざすC・ロナウド。
試合開始10分。期待ののC・ロナウドのロングシュートはポストに。あの距離でこの弾道。調子良さそう。
しかし、試合のほうはレベルは低くないものの、膠着状態。ロナウドはイエローをもらう。
後半、その状況を打開する為にドログバが投入。ついに出た。雨も強くなり、両者ようやく点を取りにいく。
お互いに積極的に攻めるようになったものの、スコアレスドロー。
死のグループは静かに幕を開けた


6/15(火)ブラジルvs北朝鮮
開始から慎重なブラジル。スローペース。逆に全速力の北朝鮮。ポゼッションは当然ながらブラジルだが、
北朝鮮もフィニッシュまで持ち込めている。なんと前半終えて0-0の同点。Jリーガーチョン テセは良い。
後半になって、北朝鮮はゾーンは綺麗に組んでいるものの、プレスがやや弱くなってきた。
相変わらずペースの上がらないブラジルだが、マイコンのオーバーラップからの角度のない所からゴール。
GKの存在を無視した内側を狙ったシュート。恐るべし。
点を取る必要が出た北朝鮮は、ペース配分がおかしくなる。前半であれば追いつけたスルーパスだったが・・・
エラーノに追加点。2-0の時点で時間を使いながらの攻めに切り替えたブラジル。
押し込まれた北朝鮮はロングから折り返して、トラップが上手くDFを抜ける。鮮やかなゴール。
しかし反撃の狼煙は遅すぎた。試合終了。


6/20(日)ブラジルvsコートジボワール
ドログバがスタメン出場。ブラジルも序盤から攻め気を見せる。コートジボワールも負けてはいない。
好ゲームの予感。ジダンも見に来た試合。前半中盤でLファビアーノのヒールにカカ。どんなに狭くても
パスが出せる。フリーで抜け出したファビアーノも、見た目より遥かに難しいコースを叩き込んで先制。
後半、Lファビアーノのスーパープレー。ボールを蹴り上げながら数人かわす。ハンドっぽいのもあったが
最後のシュートも美しくゴール。2対0。
ブラジルは本領を発揮し始めた。カカが左サイドから神業のような折り返し。キッチリ走りこんでいるエラーノ。
これで3対0。しかし、ゴールを決めてすね当てを見せるパフォーマンスのエラーノが直後にスネを踏まれアウト。
セルジオさんが「骨折してるかも知れないデス」連呼。もうわかったって。荒れ気味の展開。
コートジボワールのカウンター。速攻が失敗したと思った瞬間、スルスル上がるドログバ。呆気に取られるDF。
ヘッドであっさり決めて3対1。試合は最後に意外な展開に。ケイタがカカにふら〜っと当たりにいって倒れこむ。
「?!」のカカ。顔を抑えるケイタ。カカが2枚目のイエローで退場。この審判アホだ。
後々取り消されるかもしれない退場劇で試合は終了。アフリカの残念なやり方があらわれた試合だった。


6/21(月)北朝鮮vs ポルトガル
雨の降りしきるスタジアム。ブラジルが絶好調で勝っただけに、ポルトガルもここは勝っておきたい。
だが、出足はよくない。北朝鮮にチャンスを作られ「ヨーロッパ絶不調」の風潮に見事に乗っている。
しかし、さすがにここで負けるわけにはいかなかった。ラウール・メイレレスが上手く抜け出して先制。
後半に入って、雨が止んだ・・・のかな?そのおかげかどうかは分からないが、今大会で最も美しい組み立て。
右サイドからの糸を引くようなクロスに、トラップ、バックパス、スルー、最後はシモンのゴール。完璧である。
本調子になったポルトガルは、直後のドリブル突破から中央へのクロスで3点目もゲット。
再び雨が降り出してもポルトガルは止まらない。C・ロナウドのドリブルからのクロスにチアゴ。4対0。
得失点差で有利になる可能性があるだけに、ポルトガルは攻める。ドリブルから5点目も獲得。
こうなると、主役も点が欲しい。C・ロナウドの持ち込みにGKファンブル。ボールはロナウドの背中に。
流し込み苦笑いのロナウド。ゴールラッシュの締めくくりはチアゴ。頭で決めて7対0。北朝鮮のGKはもうダメ。


6/25(金)ブラジルvsポルトガル
組み合わせの瞬間から世界中が衝撃を受けたブラジルvsポルトガル。突破が確定しているにも関わらず、
スタンドは満員。7:3くらいでカナリアサポーターである。カカとエラーノがいないブラジル。ガチで見たかった。
お互い突破が決まっている上に、1、2位どちらになってもスペインと当たる可能性がある。必死さはない。
カウンターからのチアゴのミドルがゴール上にとんでいく。大味だなあ。もしかすると意外にミラクルゴールも
見れるかもしれない思い切りの良さだ。24分ブラジルのハンドにイエロー。ポルトガルにもイエロー?暴言か。
お互いポルトガル言語のチームだけに、言葉へのチェックが入る。前半もこの辺りからテンポアップ。
右からのクロスに飛び込むブラジル。ポルトガルGKの堅守に阻まれる。そのままカウンターだがチアゴが倒れ
シュミレーションの判定で逆にイエロー。ポルトガルに無意味なイエローが続く。胸元パックリのケイロス監督も
頭が痛い・・・頭が・・・頭・・・って、あれ〜?ケイロスの頭ってこんな薄くなってたっけ〜?後ろからはNG。
後半に入って、これまで守勢に回っていたポルトガルがペースを握り始める。
残り10分・・・なんだか、どっちもドローで良しと思っている様子。この好カードでスコアレスは悲しい。
結局、観客のフラストレーションがたまる内容で終了。ブラジル、ポルトガルが勝ち抜けた。


6/25(金)北朝鮮vsコートジボワール
こちらのカードは、ほぼ突破が難しい2チームだけに盛り上がりもなかなか微妙。
北朝鮮は伸び伸びやってもいいはずなのだが、どこかぎこちない戦い方。コートジボワールは吹っ切れてる?
前半早々にクロスに軽々と頭で叩き込むドログバ。残念、これは完全にオフサイド。
ポルトガルは7点取れた。もしかするとコートジボワールも・・・と思わせるシーン。ブラジル勝利が条件だけど。
直後に左からのクロスにトゥーレ・ヤヤが右隅に落ち着いて決める。早くも1点。拍手のエリクソン・・・。
イングランド監督ですったもんだ以来、世界中を転々としてここの監督やってんだね。
20分、遠目からのクロスにドログバ。1タッチで反転シュート。あまりにも技術が違う。惜しくもバーを叩き真下に
落ちたボールを押し込んで2点目。チョン・テセも仕方なくDFラインに入りドログバをケアするようになった。
それでもコートジボワールペース。ポストを叩くシーンなど、北朝鮮は大忙し。
後半になっても大勢は変わらないが、徐々に散漫になり始めるアフリカ特有の集中力の低さ。
チョン・テセに攻め込まれ、危ないシーンを迎えた。しかし、逆にカウンターを合わせカルーが3点目。
時間的には、残り10分。ブラジル戦の方もドローになりそうだし、無理か。
後半に入って疲れもあったか、残念ながらコートジボワールが息切れ。放り込みが多くなる。
北朝鮮も意地を見せて0-3で終了。





GROUP H
H組 スイ
スペイン
×

0-1


2-0


2-1
スイス ×

1-0


0-0
×
×
0-1
ホンジュラス ×
×
0-2
×

0-0
×
×
0-1
チリ
×
1-2


1-0


1-0


6/21 最終戦を前にしたチームの状況
チリは2勝と言う文句なしの結果を残しながら
なんと敗退の可能性が50%くらいある。
最終戦の相手があのスペインであり、負けた場合
スイスがホンジュラスに2点以上差をつければ
逆転されてしまうのだ
たとえスペインに負けるにしても点差は避けたい。
逆にスペインは引き分けでも危うい。勝ちに来るはず。

スイスはとにかく勝つこと。
スペインが大量得点を取るか、不覚を取るか
そこは分からないが、意外と突破の可能性はある。
ここは力関係から、油断できないグループである



6/16(水)ホンジュラスvsチリ
相性的に見ても、どう考えてもチリが有利と思われる対戦で序盤は拮抗した展開。
というか、主審のジャッジは疑問が残る。体を投げ出しのDFはファウルとるべき。だが、南米らしい繋ぎから
チリが先制。これで本来の状態に戻ったか。トリッキーなヒールパスなども飛び出す。
そこからは妙な流れ。敵陣ペナルティエリア内で自由を与えられるチリ陣営。しかしホンジュラスはゴール目前に
壁を築く。近くね?守る範囲狭くね?いいのか、そのDFラインの低さ。
だが、エリア内でシュートを連発するチリの攻撃はことごとく跳ね返される。数十センチのラインが超えられない。
押し込みながら追加点を取れないチリだったが、結局ペースを保ったまま終了。


6/16(水)スペインvsスイス
今大会、大本命のスペイン。EUROで無冠の帝王を返上して以来、評価はうなぎのぼりだ。
事実、予選グループ敗退のスペインは想像できない。欧州王者にフランスW杯の悪夢の再現はない・・・と思われた。
今、一番ホットな相手に対してのスイスはヒッツフェルトらしい守り方。
スイスは初戦を相当シュミレーションしたのだろう。
しかし、イニエスタからのピケのフェイントシュートなど、完全にテクニックで凌駕するスペイン。ゴールは時間の問題か。
後半に入り、そろそろ点が欲しい中で、スイスのゴールキックからのロングパスはスペインDFのラインの隙間へ。
青ざめるピケに一回点してきたカカトが当たり、カシージャスも仰天。押し込まれたボールはなんとスペインゴールへ。
まさかのスイス先制。取り戻そうと必死のスペインはトーレスを投入。攻め立てる。
しかし、カウンターであわや追加点という、典型的な負けパターンに陥りそうになる。・・・スペインのDFはヤバイ。
逆にスイスの守備はEURO2004のギリシャを髣髴とさせる。感動的なDF。あまりにも長いロスタイムが終わり
大番狂わせ。スペインやぶれる。
2002年のフランス、アルゼンチン、2006年のブラジル。大本命は研究されつくされ、大会を去っていった。
このまま敗れるにはあまりにも惜しいスペイン。いつもの勝てない本命に戻るのか、それとも・・・。


6/21(月)スイスvsチリ
試合開始の入り方はどちらも慎重な様子だった。しかし、前半、スイスの暴れん坊ベーラミが腕を振り回しながら
ボールをキープ。一人目までは見逃されたが、二人目に肘が入った(ように見えただけ)時点で一発レッド。
サイドライン、副審の目の前と言う位置関係も災いした。これで攻勢を強めたチリ。
後半開始直後、チリはFKのグラウンダーのクロスにミドルシュートでネットを揺らす。これはオフサイドだったが、流れは
完全にチリペース。60分を過ぎて、小競り合いからカード乱発。なんか大会も白熱してきて審判がコントロールできない
試合が目立つようになってきた。CLならこんな試合が続くことは滅多にない。
なかなか点が遠かったチリだが、オフサイドトラップのミスから戻りが遅れた所に強引なヘッドで先制。
チリも苦しんだ末の得点だっただけに、スイスには逆襲の時間はなく、試合終了。


6/21(月)スペインvsホンジュラス
まさかの不覚をとった優勝候補。ここで負けるような国は、一生ワールドカップで優勝する事はできないだろう。
その反省を糧に攻める。個人技で突破のビジャ。滑りながらシュート。GKの腕はとどかずゴール。早い時間で先制。
トーレスが入ってマークが分散したのかビジャがチャンスを作る。前半は攻め込みながら1点どまり。
後半も攻勢のスペイン。早いパス回しから、1.5列に下がったビジャがミドル。2点目獲得。
まだ攻めるスペイン。ピケが出血・・・ティッシュくわえながらプレーしてんだけど・・・いいの?アレ。
その後、PK獲得のスペイン。ハットトリックのチャンスのビジャ。なんと外す。いやあ・・・こういうの嫌だなあ。
さらに再三のチャンスがありながらなんとタイムアップ・・・。もっと取れた。フィニッシュに難があるなあ。


6/25(金)スペインvsチリ
こんなにガチで最終戦を迎えるとは想像できなかったスペイン戦。スタンドは赤く染まっている。国歌が長すぎて
中途半端に終わるチリ。サポーターは歌い続ける。この声を聞く限り、チリサポも多い。赤はスペインだけじゃない。
今日はスペインが黒。チリが赤のユニフォームなのだ。試合の方はチリが得意のガツガツしたサッカー。
スペインは左サイドで相手のミスからカットしたボールをトーレスに。チリGKが飛び出してカット。しかし、ボールは
ビジャの元へ。ハーフライン付近から無人のゴールに狙い済ましたボールはゴールへ。スペインが先制。1-0。
点が取れたことでスペインは調子が出てきた。イニエスタがボールを持ったところ、3人が囲い込む。その3人を、
まとめてすり抜けるスルーパス。最終的にゴールへは届かなかったが、あのジダンと比較しても遜色がない。
中央に走りこむトーレス。チリのエストラーダと接触。その隙にビジャから中央のイニエスタへ。右隅にゴール。2-0。
ゴール後も倒れたままのトーレス。故意ではなく、激しくもなかったが、目をつけられていたのでイエロー2枚目。
前半でで10人になったチリ。もはやスイスの状況に運命を委ねるしかないか。
後半開始直後、圧倒的な勢いで攻め込むチリ。そして強引に放たれたシュートはスペインのゴールへ。1-2。
驚くべき襲撃。突風のようだった。1点差になったことで、負けても突破の可能性は高くなったチリ。
時間がなくなるほどにチリサポーターの声が大きくなる。スイス戦のほうは未だスコアレスだ
残り10分くらいからスペインもチリを刺激しないような展開に。お互いこのまま試合を終えたい。
スペインはボールを回し、チリは追わない。試合終了。最後にサッカーを放棄した両チームが突破した。


6/25(金)スイスvsホンジュラス
もう一方の試合に比べるとかなり空席が目立つスイス戦。しかし、スペインがチリを倒す可能性が大。
ホンジュラスに2-0で勝つのは困難ではない。当然の如く、多少リスキーでも攻め入るスイス。せっかく金星取って
このまま国に帰るわけにはいかない。ホンジュラスがボールをキープした瞬間、スイスの陣形が即座に組まれる。
パスの出しどころに困るホンジュラス。恐るべきスイスの守備網。
チリが0-2で絶対絶命の状況になっている前半。スイスは引いた相手に攻めの糸口を探していた。
後半に入ってもスイスはホンジュラスの引いた陣内に攻め込めない。逆に効果的なカウンターを食らうという展開。
時間だけがジワリジワリと過ぎていく。チリが1点返したことでノルマが2点に増えた。このままでは勝ちぬけが厳しい。
残り10分を切ってホンジュラスのカウンターが決まる。しかし、慎重になりすぎて自分でいかずオフサイド。
何度も何度もお互いのゴール前に攻め込んだものの、最後のところが雑すぎる。結局0-0。







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