2014 FIFA WORLD CUP
1 / 2 / 3 / 4 / 5

GROUP LEGUE



E組
スイス


×
エクアドル ×
×

×
ホンジュラス ×
×
×
×
×
×
フランス



【予選突破予想】
1位 フランス
2位 スイス

【実突破】
1位 フランス
2位 スイス


正解率
4/6


Group E (byブラジリア) 1st
   開催日: 2014年6月15日
スイス 2 0-1 1 エクアドル
2-0
【マッチレポート】
昨季、バイエルンを世界王者に導いたヒッツフェルト率いるスイス。
マンUのMF、バレンシアがいるエクアドル。
・・・書いてはみたものの、あまり注目度の高いゲームじゃねえけど。
なんかスタジアムも空席が目立つ・・・。せっかくのブラジリア、ナシオナルスタジアムが。
こういう試合(っていうか、全てのゲーム)網羅するのがW杯の醍醐味っすよ。

組織的なスイスが圧倒するかと思ってたけど、エクアドルの方が優勢な展開。
客席も結構、埋まってきた。午前中の試合だから、みんな来るの遅いのか?

左サイドでFKをもらったエクアドル。
雑に引かれた、「すぐ消える線」を基にゴール前へ。
Eの方のバレンシア(マンUはAバレンシア)が頭で合わせて先制。

スイスは慌てる素振りもなく、キープ主体のボール回すようにしてきた。
そうなると、スイスは本調子。この辺は、日本も学ぶべき点が多いなあ。
それでも得点には至らないスイス。これで前半終了。

後半開始のキックオフ時。・・・・座席ガラガラ。わかりました。スイス人とエクアドル人は
ルーズなんです。始まってるのに、全然、席に戻ってこないんです。親善試合か。

主導権を取り戻していたスイスが、後半開始直後のCKで交代出場のメフメディ。
でかい。全然、飛んでないのにヘッド競り勝った。オットマール采配ずばりで同点弾。
1-1。

スイスはその後も攻勢に出るも、フィニッシュの形が不安定。
この辺、絶対的なエースがいないんだよなー。
終盤になると、エクアドルもカウンターで攻め立てる。バーを叩くシーンもあり、
ちょっとスイスがビビり始めた。これは、引き分け狙いか?
が、終了間際にエクアドルがビッグチャンス。これをしのぐと、今度はカウンター。
スイスが駆け上がり、グラウンダ―のクロスに合わせて逆転!!
寝た子を起こしたか。

時間はなく、試合終了。鮮やかな逆転ゲームだった。


Group E (byポルト・アレグレ) 1st
   開催日: 2014年6月15日
フランス 3 1-0 0 ホンジュラス
2-0
【マッチレポート】
言いたかないが、今大会中、最弱と言われるホンジュラス相手にフランスが「どう勝つか」が
見どころの試合。万が一にも負けようものなら・・・である。
リベリー離脱。ナスリを外していたことで起きた造反劇で、規律を重んじるデシャンは
ナスリを呼ぶわけにはいかず、一気に戦力が低下。それでも、ホンジュラスには、という陣容。

攻め込んでるのにフィニッシュに正確性を欠き、得点に至らないフランス。
アイデアがもう少し欲しいところだ。このまま前半が終わるかに思えた所、ホンジュラスDFの
パラシオスが背中からポグハにぶつかりPK獲得。パラシオスはイエロー2枚目で退場。
ベンゼマが難なく蹴りこんで、ようやくフランスが先制。

後半。中盤でカットした所、アーリークロスで、ややオフサイドくさいがベンゼマへ。
ボールはポストに当たり、跳ね返りがGKに当たり、ラインを・・・割ったか?
と、ここでゴールの笛。
どうやらゴールラインテクノロジーが反応してゴールになったもよう。
主審の腕時計がブルってなるんだって。

リプレイだと、微妙だけど空中で割ってるかな?CGリプレイは、まあどうにでも編集できるし。
スアレス監督納得いかず、なぜかデシャンがいさめる。主審、仕事しろよ。
ベンゼマのゴールではなくオウンゴール扱いになった。

2点決めてフランスも余裕が出てきた。ホンジュラスはサイドからしか回せず。
深い位置でFKを得たフランス。マイナスのグラウンダークロスに合わせる。
地を這うシュートは跳ね返りが、運よくベンゼマの前へ。ここで思い切り振りぬくベンゼマ。
復調を証明するかのうようなゴールが突き刺ささり3-0。でもハットトリックじゃないよ。

こうなると省エネで勝ちたいが、10人のホンジュラスは、なかなか際どいプレーを。
ケガが怖いフランス。選手層は厚くない。
攻勢には回るが、無理はしない。守勢に回るよりも安全策だ。

ホンジュラスも、こうなってはお手上げ。試合終了。


Group E (byサルヴァドール) 2nd
   開催日: 2014年6月20日
スイス 2 0-3 5 フランス
2-2
【マッチレポート】
NHKのスタジオ解説ゲストは松原!なんてマニアックな人選だ。
この試合も2勝同士。勝った方が突破を手中にする。

開始6分。フランスFWジルーの振り上げた足がスイスDFの要、フォン・ベルゲンの顔に入り
出血。これは結構、キズが深そう。替えるしかない。センデロスIN。
やっちゃったジルーも気まずい表情で見守る。

しかし、ジルーに歓喜が訪れる。CKに合わせたジルー。高い。完全に頭一つ抜けたヘッドで
ゴールに叩きこんだ。フランス先制。0-1。
その直後、スイスDFのパスミスを狙っていたベンゼマがカット。カウンターでマテュイディが
流し込んで追加点。早くも0-2。
フォン・ベルゲンの抜けた影響はでかかったが。

スイスも徐々にリズムをつかんでフランスのゴール前へ。しかし、カウンターを食らう。
ベンゼマが走りこんでエリア内。角度のない所だけど倒れてPK。
ちょっと微妙な感じだったし、角度的に意味のない場所だったのでベンゼマが誘ったか。
PK前、おそらく「きたねえぞ」と罵られたベンゼマ、笑顔で返す。大人になったねー。
しかし、そのPKはGKに阻まれる。跳ねかえりのシュートも外れ、事なきを得る。

フランスのカウンターはさらに冴える。ヴァランのカットに超高速で走りこむジルー。
でかいのに速い。中央に折り返し、ヴァルブエナが合わせてゴール。0-3。

後半に入り、対策を立ててきたか、スイスも簡単にはやられなくなってきた。
それでもフランスは余裕の展開。なんかムードが良い。デシャン監督、さすがの手腕。

サコがケガで交代し、嫌な空気が流れたが、フライスルーをセンデロスが空振り。
抜け出たベンゼマ、後ろからの難しいボールにダイレクトでゴール。0-4
フォン・ベルゲン欠場の穴はでかいか。
どうやら骨折の疑いもあって病院に搬送されたそうで、スイスは次節以降もこのメンツで
やらなければいけない。立ち直らないと。

そんなスイスに追い打ちをかけるフランス。ベンゼマが中央で持って、DFを引きつけた所
フリーのシッソコにパス。鋭いシュートで0-5。

スイスのFK。何故かビビった壁のベンゼマが足を上げ、その隙間を通ったボールがゴールへ。
5点も取れば1点の失点はあるものだが、ちょっとベンゼマ、カッコ悪い。

試合はまだ終わらない。フランスがオフサイドトラップをかけたのを見て、スイスがすり替え。
これにハマって、抜けだした所をダイレクトボレー。スイス2点目。2-5。
時間が無いのでひっくり返すのは無理だろうが、スイスは次節に繋がる動きだ。

試合終了で、フランスは勝ちぬけが決定。
ベンゼマの良い所と悪い所を見た試合だったが、成長してるのは見てとれた。


Group E (byクリチーバ) 2nd
   開催日: 2014年6月20日
ホンジュラス 1 1-1 2 エクアドル
0-1
【マッチレポート】
スイスがフランスに大敗したこともあって、両チームにはチャンスが広がる。
得失点差で上回る可能性がでてきた以上、この試合は落とせなくなった。

エクアドルが優勢に進めるがちょっと停滞した展開。
19分、E・バレンシア横に流れてからの抜けだし。上手い!こういうの日本も学んでほしい。
ビッグチャンスだったが、ふかしてしまってノーゴール。こういうの学ばないでほしい。

フォーメーション的には間延びした状態。どちらもロングボールで一発を狙う展開か。
そうそう、上手くいくもんかねー?と思っていたら、出ました。
ロングボールに処理をミスったエクアドルを、ハチのように刺すコストリー。
ホンジュラス先制1-0。
つーか、この戦い方でW杯まで来てるんだから、そういうもんか。

困ったエクアドルだが、バルデスのシュート。逸れたボールが幸運にもE・バレンシアの足元に
きて、ワンタッチで同点。失点のショックを引きずる暇なく同点にできたエクアドル。1-1。

どちらも得点が入って、ちょっとゴールの予感がするプレーが増えてきた。
前半終了間際、ホンジュラスのシュートがバーに当たり、押し込んだボールがハンドの判定。
逆にイエローを頂戴する結果に。うーーん。惜しかったね。

後半に入ると、前半よりも積極的にゴールに迫るようになった両チーム。
いい位置でFKを得たエクアドル。トリックプレーにかかった訳ではないが、ドンピシャの位置。
E・バレンシアが頭で合わせて逆転に成功。1-2。

こうなれば、恐れるのは放り込みとパワープレーだけ。
キッチリ、とはいかないまでも、なんとかエクアドルが最後まで守りきって終了。
全チーム中、最弱とまで言われたホンジュラスだったが、すくなくとも今の日本よりは強いかも。


Group E (byマナウス) 3rd
   開催日: 2014年6月25日
ホンジュラス 0 0-2 3 スイス
0-1
【マッチレポート】
フランスには不覚をとったが、無難にホンジュラスを下しさえすれば突破が決まるスイス。
落ち着いて戦えば、負けるような相手ではない。ヒッツフェルトの采配もポイントだ。

開始直後からゴール前を脅かすスイス陣。次々とエリア内に飛び込んでいく。
軽く滑り込んだだけでめくれ上がる芝。マナウスのピッチ状態は悪い。

ホンジュラスとスイスの試合なのに、スタンドは赤と黄色のユニフォーム。
どうやら、半分くらいは地元のブラジル人のようだ。単にフットボールが見たいんだね。

スイスのシャキリが、エリア外から不意をついてミドルシュート。
おお!これが決まった。突然の先制ゴール。0-1。スイスが突破に向けて一歩リード。

ホンジュラスは単発のシュートはあるが連動した動きが無い。的は絞りづらいが、タネが
分かれば守りにくい訳でもない。

カットしたスイスのカウンター。数的有利を活かして、パス。シャキリが落ち着いて2点目。
頭にチーズをのせたスイスサポーターも大喜び。

その後も攻めるスイス。セットプレーくらいしかチャンスのないホンジュラス。
久々のCKでスイスGKベナーリオが頭から落ちた。こういうの怖い。
バックアップの準備するが問題なし。よかった。

後半、ホンジュラスの動きが良くなった。
スイスゴールに迫る。GKが飛び出した所、ゴールにボールを流し込むが、スイス魂のDF。
ボールを弾き返した。

想定通り、エクアドルはフランスに苦戦しているようで、スイスはこのまま勝利を収めたい。
ただ、何が起こるかわからないだけに、点差は開いておいて損は無い。
勝ち抜けを意識したわけではないだろうが、後半はスイスの動きが悪いかな〜と
思っていたら、カウンター一発から、またもやシャキリが流し込んでゴール。
スイス、侮れない。0-3。残り時間は20分。エクアドルはいまだに0-0だし、これなら
セーフティリードか。

3点目を決められて、今さら腰が引けてしまったホンジュラス。守備を意識し始める。
あんた達は、今さらそんなことフォローしてる場合じゃないんだけど。

こんな状態で、状況が打破できるわけも無く、このままシャットアウト。
メンタルで勝るスイスが勝ち抜け決定。
思い返せば、エクアドルとの試合で、最後の攻防で勝ち点3を奪ったのが大きかった。


Group E (byリオデジャネイロ) 3rd
   開催日: 2014年6月25日
エクアドル 0 0-0 0  フランス
0-0
【マッチレポート】
比較的、楽なグループに組みこまれた上、試合順も良かったフランス。
ここは余裕の人選で望む。エクアドルはあとが無い。ホンジュラスにも勝ちはしたが、辛勝。
気の抜けたシャンパンを飲みほして勝利できるか。

開始早々、サコがエクアドルDFに肘を入れるが見逃される。最近は試合中にお咎めなしでも
悪質なプレーは後々に処分が下されることもあるので(スアレスのように)気を付けたい。

早々にスイスが先制しているため、エクアドルは勝利してなお、得点差も付けたい。
やや間延びした陣形。エクアドルはカウンター狙いなのがミエミエ。
ただ、全くと言っていいほどチャンスはなく、最初のチャンスが20分まで訪れなかった。
それもせっかく繋いだロングボールを雑なシュートで逃すという残念な展開。

フランスのマテユィディーとエクアドルのノボアがエアボールの競り合いで頭がぶつかる。
ノボアは頭にネットを巻くが、血が出てる模様。うーん、一目で分かる頭になったな。

狙い通りのカウンターが決まらないエクアドルに、攻め込みながら点が取れないフランス。
前半終了間際に、ようやくエクアドルが決定的なチャンス。ヘッドでゴールを狙うがロリスに
阻まれる。

ちょっと接触が多い試合。スコアレスで後半へ。
ネット頭のノボアも交代なしで試合再開。

開始すぐのフランスの攻撃右サイドから中央でグリーズマンのシュート。運悪くGK正面。
決定的なチャンスを逃す。

スイスが2点リードで折り返しているため、エクアドルにはプレッシャーがのしかかる。
気がはやるエクアドル。タックルにきたフランスのディニュとA・バレンシアが接触。
ドリブル中のバレンシアの足の裏が、ディニュのふくらはぎに入ったか。
タイミング的には不運だが、足の裏を出さざるを得ない場面でもなかった為に一発レッド。
特に抗議もなく、キャプテンマークを取り外し、ピッチを去るAバレンシア。

数的不利ばかりか、中心選手を失ったエクアドルだが、ビッグチャンスが。
粘って取ったボールでカウンター。ネットを被ったノボアがフリーでシュート。が右に逸れる。
これはもったいない。

こうなると構図はもう決まってしまった。フランスが選手を変えて、攻め方のシュミレーション。
エクアドルは愚直にカウンター。
悲しくも、この繰り返し。やがて、スイスに3点目が入り、エクアドルは希望を失う。
ゴールは生まれることは無く、試合が終了。

エクアドルは南米勢で初の敗退。しかし、それでもギリギリの敗退であった。





F組
アルゼンチン


ボスニア ×
×


×
イラン ×
×
×
×

ナイジェリア ×
×



【予選突破予想】
1位 アルゼンチン
2位 ボスニア・ヘルツェゴビナ

【実突破】
1位 アルゼンチン
2位 ナイジェリア


正解率
5/6

Group F (byリオデジャネイロ) 1st
   開催日: 2014年6月15日
アルゼンチン 2 1-0 1 ボスニアヘルツェゴビナ
1-1
【マッチレポート】
試合開始、わずか3分。最初のチャンスだった。FKを得たアルゼンチン。
メッシのFKに当たり損ねのヘッドがボスニアDFに当たってオウンゴール。
労せず、得点を得た印象。1-0。

噂された状態と違い、メッシ良さそう。スピードが違う。
大会前、ブラジル大会だから南米有利という声に、ブラジル人はアルゼンチンを応援しない。
という意見があった。間違いじゃないんだろうが、スタジアムはアルゼンチンだらけ。
結局、これならホームと変わらないってことだ。

ボスニアも中盤が頑張って拾うので、一方的なゲームにはならず。
旧大国(ユーゴスラビア)の意地か。どの大会でも旧ユーゴ連合を夢想してしまうほど
このエリアのチームは素晴らしい。モドリッチのパスを受けるゼコ・・・。

結局、ボスニアが頑張った形で1-0で前半終了。

後半に入っても、ボスニア頑張る。よく考えたらアルゼンチンで奪える男はマスチェラーノ
くらいか。アグエロが削られて得たFK。メッシ、豪快に外す。動きは悪くは無いんだけど。
と、思ったら、リターンパスを受けて、チョコチョコっとかわしてズバン。追加点。
W杯のメッシのゴールって久々な気がする。

2点差になってから、暫くアルゼンチンペース。ただ、無理せず攻め込まないので、やや
単調な攻撃になってる。終盤、なんてこたないスルーに走りこむボスニアFWイビシェビッチ。
ドカッと蹴ったらGKの腕に当たってゴールにゴロン。なんじゃそりゃって空気だけど、
ボスニアにとっては歴史的なファーストゴール。

ちょっと反撃の狼煙には間に合わず、試合終了。アルゼンチンはもうちょっとやれたはず。
同胞のクロアチア同様に、頑張りを見せたボスニアという印象だった。


Group F (byクリチーバ) 1st
   開催日: 2014年6月16日
イラン 0 0-0 0 ナイジェリア 
0-0
【マッチレポート】
アルゼンチンとボスニアが好ゲームだっただけに、その2チームに割って入る資格があるかを
問われる両チーム。
イランと言えば、アリ・ダエイ。ナイジェといえばカヌーとオコチャ。そんな98年の印象しかないが
実際に名前が知れ渡ってるのはチェルシーのミケルぐらい。イラン監督の、元マドリー監督
カルロス・ケイロスの方が有名かも。
名前でプレーをするわけではないが、クオリティが高いとは言い難い。

緊張感が欠けるのは両者のサポーターの数も一因かも。明らかに現地、ブラジル人ばかり。
イランの富裕層は見に来ないのか?

前半30分。イランCKからのヘッド。ややコースが甘かったがナイスGKでストップ。
ナイジェGKエネアマ。フランス、リールのGKであり、アフリカ最高の守護神だ。
ただ、見せ場と言えばこのぐらいで前半終了。なんだかなあ。

ケイロス監督はジョージ・クルーニーみたいなカッコで、ちゃんと戦術考えてるのか分からん。
あんた、シャツ、第4ボタンくらいまで開けてない?

こういう試合と関係ない所に目が行くのが俺の悪いクセだが、この試合はそうなっちゃうよ。
眠い・・・・。

アメオビが入って、ナイジェリアにやや活気が出たが、イランは引き分けで良しの雰囲気。
時間が過ぎていく・・・・。
結局、今大会初のスコアレスドロー。点差以上に面白味にかける試合だった。


Group F (byベロオリゾンテ) 2nd
   開催日: 2014年6月21日
アルゼンチン 1 0-0 0 イラン
1-0
【マッチレポート】
ライオンとネコくらい差がある両国。まあ、それが勝敗の全てではないのがW杯だけど。

会場にはマラドーナの姿が。近いからね。結構、やせたなあ。
意外にも、イランが健闘してる様子。ドリブルが主審に当たり、怒るイラン。主審は石と同じ。
でも、カメラが抜いたってことは、主審の動きをバカにしてる証拠。かわいそうに。

会場はアルゼンチン一色。なのに、攻撃に人数を割かないアルゼンチンは攻撃に厚みが無い。
なめてるな、コレ。単調なドリブルも多いし。

ディマリア、イグアイン、アグエロ、いずれも連動制に欠ける。メッシも動きが良くない。
イランが良いのか、アルゼンチンが悪いのかは分からないが、前半はスコアレスで終えた。

後半に入り、未だに得点の雰囲気もないアルゼンチン。
特に中盤の底がボールの奪い合いでイランに負けている状況。
ゴール前はバタバタするし、縦に間延びしたフォーメーションがやりづらそう。

後半21分。FKからゴール前に飛び込むイラン。DFは一人しかついてない。
GKがナイスジャンプで切り抜けるが、1点もののプレー。
ハッキリ言って、ここまでのアルゼンチンはクソだ。

サイドからクロスを上げようとしているが、中を数で固められている以上、
他の方法を試すべきだと思う。また、アルゼンチンがファイナルサード(ゴール1/3前)で
急に精度を欠くのも問題。他のスタジアムに比べればピッチ状態も良いのにロングボールを
多用する意味も分からない。イランが引き分けで良しとしてるのは分かるが、それにつき合う
アルゼンチンは優勝候補の名を返上すべきだろう。ここにきて監督の無能が響くか。

後半40分。アルゼンチンが焦れる所にイランのカウンター。シュートまでもっていかれるが
ロメロがナイスセーブ。ヘタをすればアルゼンチンは2点を失っていたことになる。

ロスタイム、どうして良いのか分からないアルゼンチン。
しかし、メッシが内に少し切り込んで、サイドネットに突き刺さるミドルシュート。
これが決まった!完全に独力でゴールをこじ開けた。
作戦はメッシだ、が通用した格好。いいのかこれで?まあ、素晴らしいシュートだったけど。

決まった時間の関係もあり、これで試合終了。消えていたメッシが全てをもっていった。


Group F (byクイアバ) 2nd
   開催日: 2014年6月21日
ナイジェリア 1 0-0 0 ボスニア
0-0
【マッチレポート】
惜しくもアルゼンチンに敗れたボスニア。一勝がほしい。

パスをつないでいくボスニア。コンパクトな陣形。
ナイジェリアは身体能力を武器に突破を図るシーンが目立つ。

前半、ボスニア、ゼコが抜け出し、ゴールを奪ったかに見えたが判定はオフサイド。
ビデオで見る限り、オフサイドじゃないんだけどなあ。

逆にナイジェリアは深い所からの切り返し一発を、綺麗に決めて先制。
なんだか、ボスニアが浮かばれない展開だ。

後半、ボスニアは攻めるしかない。
しかし、ナイジェリアの中盤と最終ラインが驚くほど整備されていてパスカット連発。
ボスニアにスキを与えない。

ポゼッションを有利に進めているかのように見えるボスニアだが効果的な攻撃は
圧倒的にナイジェリアが多い。奪って縦パスからの速攻だけだが、ハマっている。

1点という頼りないリードを武器に早い時間から、時間稼ぎを始めるナイジェリア。
走って疲れる、というのはあるだろうけど、この時間から倒れるかあ?
しかし、それにハマるのがボスニアの経験値の低さ。イラついて奪われて、カウンター。
エリア内でPK寸前のDFを余儀なくされたり、ちょっと青すぎる。

高さを武器に放り込んだ戦術が防がれた時はなす術なしになったボスニア。
アルゼンチン戦の良さはなく、早々に敗退が決定した。



Group F (byポルト・アレグレ) 3rd
   開催日: 2014年6月25日
ナイジェリア 2 1-2 3 アルゼンチン
1-1
【マッチレポート】
さて、突破は決まったアルゼンチン。ナイジェリアとイランが残りの椅子を争う。
会場はアルゼンチンにほど近いポルト・アレグレ。ほとんどホームだな。

今大会、説得力のある試合ができていないアルゼンチンだったが、開始直後のディ・マリア。
シュートはGKとポストに弾かれた。が、そこに飛び込むストライカーが一人。
メッシだ!!今大会のメッシは好調。ゴールに叩きこんで先制。0-1。

しかし、ナイジェリアはその直後、縦に持ち込んで、遠めから斜めに弧を描くシュート。
これが突き刺さる。あっという間に1-1。まだ開始5分だぞ。

序盤好調だったアルゼンチンは、これで前2試合同様に、相手に足並みを合わせてしまう。
中盤で失うシーンがあるのも不安な所。

前半35分。ナイジェリアのFK時。??アグエロが関係ない所で倒れてる。
なんだ!?コーチが入って、交代の準備。担架も入ったが自力で歩く。
ただ、足を引きずってるだけに、ケガの完治がしていなかったのかも。
(後のビデオを確認したが、31分のシュートの着地後から足を気にして、33分自軍ベンチに
 声をかけて、交代を要求していた模様。ゲームが止まるまで待ってたわけだ)

エースがいないとメッシ一人にマークが集中してしまうが・・・大丈夫か。

そんな不安をよそに個人技で点が取れてしまうのがメッシ。前半ロスタイムのFK。
すくいあげたシュートはゴールに吸い込まれた。
代表では真価を発揮できないと揶揄され続けたメッシが絶好調。
1-2で再びアルゼンチンがリード。

ハーフタイム終了。ナイジェリアGKエニアマ、主審と談笑。いや、アンタ笑ってる場合なんか。
まあ、今日のメッシは止めようがないからなー。

後半開始のキックオフ。いきなりのワンプレー。
カットが中途半端になった所から流れてきたボールに中央でナイジェリアのムサ。
軽くフェイントを入れてシュート。これが決まって同点。2-2だ。アルゼンチンの中盤DFは酷い。

その直後のCK。アルゼンチンがナイジェリアDFと団子状態で突っ込む。流れたボールに
アルゼンチンのロボが膝に当ててゴール。あっという間に2-3。この両チーム、すぐに得点が
行ったり来たりするな。

イラン戦ではボスニアが2点リード。ナイジェリアは負けても突破が決まるが、それはそれ。
同時進行の結果は分からないし、ナイジェリアは確実に突破したい。
のはずなんだが・・・ナイジェリアGKエニアマ、メッシが中央に走りこむピンチを凌いで
メッシのほっぺを指でプニプ二。これにはメッシも笑顔に。満面の笑みのエニアマ。
・・・・3点取られてんの分かってんのかな・・・・。

無理して勝ちを取る必要が無いアルゼンチンはメッシを下げる。
絶好調だったけど、アグエロみたいにケガが怖いからね。

その後に入った攻撃陣もナイジェリアを脅かすだけなら十分。
攻撃に関しては層があついなあ。
このまま押し切って試合終了。アルゼンチンは1位突破。
そして、ナイジェリアも敗れはしたが、突破が決定した。



Group F (byサルヴァドール) 3rd
   開催日: 2014年6月25日
ボスニア 3 1-0 1 イラン
2-1
【マッチレポート】
良いチームなのに敗退が決まったボスニア。イランが可能性を残しているのも注目の試合だ。
予選G突破はイランの悲願。カルロス・ケイロスがそれをかなえられるのか。

ボスニアとイランは空席が目立つ。まあね〜。しかしイランの試合は人気ねえな。
ボスニアもキープはするが、イランのプレスが効いている。
序盤の主導権争い中だが、他会場が、5分でもう1-1になっているとは思うまい。

ボスニア、ゼコ。ドリブルから持ち込んで、低い弾道のシュート。
ゴールの左隅に突き刺さる。ボスニアが先制!1-0。
彼らには国としての初勝利という目標がある。

取られたイラン。このままだと敗退が決定。フリーになればエリア外からも打ってくる。
ボールはバーに当たり、下に叩きつけられる。
ちょっとざわつくが、これは割ってないよ。

前半終了時点で、アルゼンチンとナイジェリアはアルゼンチンがリードの報。
イランは、なんとしてでも勝ちたい展開だ。

後半、それが分かってか、ボスニアはやや引いてカウンターの構え。
イランは、罠だろうがなんだろうが人数をかけて攻めるしかない。

その作戦がハマったわけではないが、迂闊なパスミスをカットされて、パスワーク。
ローマ所属のピアニッチが流し込んで追加点。2-0
うーん。アジア勢・・・ここ一番に弱いなあ。

ボスニアは引き気味の展開をやめて、自由な感じになってきた。
取りたい気持ちだけが先行するイランは、思うようにプレーさせてもらえない。

会場は雨が強く降ってきたようだ。雨多いなあ。
そのせいか、両チーム、ゴールから遠ざかる時間帯が続く。
回すばかりでシュートまでいけない。

イランのFK。クリアされたボールはイランがキープ。前に蹴り戻したボール。
完全にオフサイドだと思っていたDFライン。後ろから抜け出たイランがかっさらう。
2-1。ちょっと時間は少ないけど、どうだ。

これに怒ったか、ボスニアがリスタートから猛然とドリブル突破。
パスワークからそのまま決められ、再び離される。3-1。残り6分でこれはキツイ。

終盤、気の荒い両国が揉め始める。
びしょ濡れのカルロス・ケイロス、落ち着かせたい。ダンディYシャツもスケスケだ。
あ、バックショットで後頭部もスケスケなのがバレた。後ろからケイロス撮るなって!

さすがに得点差は大きく、試合終了。
試合が終われば、両国はガッチリ健闘をたたえ合う。残念だったねイラン。
どうしてもGリーグの壁が破れないイラン。こうなると日本は恵まれてるのかもなあ。





G組
ドイツ


ポルトガル ×
×


ガーナ ×
×
×

×
アメリカ ×
×
×


【予選突破】
1位 ドイツ
2位 ポルトガル

【実突破】
1位 ドイツ
2位 アメリカ


正解率
4/6
Group G (byサルヴァドール) 1st
   開催日: 2014年6月16日
ドイツ 4 3-0 0 ポルトガル
1-0
【マッチレポート】
やっぱり出てきたCR7。すっかりポルトガルのキャプテンも板についてきた。
ドイツはクローゼとシュバイニーがベンチ。前線はエジルという予想だが実際はミュラーだろう。
エジルよりトニ・クロースの方がシャドーっぽい。フィニッシュはエジルも上手いけど。
ゲッツェはスタメン。マルコ・ロイスはケガの模様。

グループリーグのビッグマッチ最後の一つといってもいい。実力差は大きくないが、ドイツは
ポルトガルとの直接対決の相性が良い。この辺がどう影響するか。

開始早々、ラームが奪われ、C・ロナウドが走りこんでシュート。うん、絶好調だなコイツ。
シュートは弾かれたが、動きがキレてる。ポルトガルGKパスミス。ケディラがそのまま
無人のゴールにシュート・・・おしくも逸れた。入ってたら罰金ものの軽率プレー。

エリア内、ゲッツェが持ち込んでDF二人に挟まれるが、手で引っ張った。これは・・・ああ
やっぱりPK。ミュラーが蹴りこんで先制。わずか10分で早くも1-0。
ポルトガルはテクニックはあるんだけど、気性が荒いからなあ。

ウーゴ・アウメイダが倒れて、立ち上がれない。接触はあったが、それが原因ではなく
筋肉系のトラブルの模様。この交代がパウロベント監督の采配にどう影響するか。

カウンターもできるドイツ。エジルが走りこんで、折り返しをゲッツェ。惜しくも阻まれる。
その攻撃で得たCKにフンメルスのヘッド。追加点。2-0。攻撃が多彩なドイツ。FWいらず。

逆にポルトガルのカウンター。ナニとC・ロナウドの高速コンビが走りこむ。
が、ナニのパスはカットされる。その直後のコエントランの絶好のチャンス。
これも、自分でいかずにロナウドにパスでカット。シュートなら入ったろうに。
なんか、ポルトガル選手、ロナウドに気を使いすぎじゃねえか。

36分、ぺぺとミュラーが競り合う、手がミュラーの顔に入り、倒れこむ。
これをシュミレーションと捉えたぺぺが文句言う振りして頭突き。
はい、ここでもやってくれました。お馴染みトラブルメーカー。
バレて一発レッド。ぺぺは本当に成長が無い。一生、このままだろう。

前半ロスタイム、一人少ないポルトガルのDFラインは修正に大慌て。
クリアミスを誘発し、ミュラーがそのまま蹴りこんで3点目。
これほど差がつくとは。やはりポルトガルはドイツと相性が悪いのか。

前半終了。余談だけどNHK、今夜は和司です。襟足の長さと頭頂部の変な盛り方が
気になって、ぜんぜん、和司の言うことに集中できなかった。ええ、ホント余談です。

後半開始。ポルトガルはDFの頭数を揃えてきたものの、ドイツの攻撃に対応できてない。
攻めでもナニとコエントランが被って、文句言ったりとギクシャク。

勝敗は決してしまったかのような試合だが、フンメルスがケガで交代。
次節以降にどう響くか。

後半29分。ポルトガルのチャンス。DFに倒されるが、PKなし。ロナウドがすごい形相で
クレームをつける。たしかに、この展開ならPKあげても良かったかも。

意気消沈のポルトガルに、交代で入ったシュールレがシュートともクロスとないボール。
GKが弾いてしまい、こぼれ球をミュラーが押し込みハットトリック達成。

気持ちが切れた試合。これ以上は何もできず、ポルトガル敗れる。
相変わらず、こういう時のドイツは堅かった。


Group G (byナタール) 1st
   開催日: 2014年6月16日
ガーナ 1 0-1 2 アメリカ
1-1
【マッチレポート】
激戦のグループでポルトガルが完敗を喫した。
どちらも、この戦いは落としたくはないだろう。ガーナはアメリカと過去2大会戦い、全て勝利。
アメリカにしてみれば、因縁の相手。特に、デンプシー、ハワードにしてみれば、絶対リベンジ
したい相手だ。ドイツ代表、バイエルンを率いても、アメリカ在住だったクリンスマンは、便利な
アメリカ代表監督になった。超最先端の指導方法は実を結ぶか。

アメリカの怨念がこもったか、デンプシーがパスを受けて、切れ込んでシュート。
電光石火の早業でゴールを奪った。アメリカ、いきなりの先制で0-1。

ブラックスターズ、ガーナは粒ぞろい。特に中盤はメジャークラブの選手がズラリ。
押し込んで見えるが、中央は組織的にアメリカが良く守り、中に入れられない。

ちなみにアメリカで14歳でプロデビューした、天才フレディー・アドゥ―は2006年ベンフィカに
移籍するも、スランプで成長できず、レンタルで渡り歩いた後、トルコの2部などにも在籍。
レンジャーズのテストにも落ち、なんとかプロでやっていっているレベルとだという(25歳)
そう考えると森本(ジェフ)はそれほど酷い状況でもないかもしれない。

ガーナは連携がハマっておらず、最後は個人に頼る形だが、GKハワードが良い動きで
これを防ぎ続ける。前半は0-1のまま終了してしまった。

後半に入り、徐々に連携が良くなってきたガーナ。
アメリカもこのままだと、いつか壁を破られるかも。
そして、ついにその時がやってきた。
アメフトやバスケットのように組織的に守ってきたアメリカだったが、連携が改善された
ガーナの1,2で同点弾を食らう。ハワード、頑張ったけど。

ガーナ押せ押せ。だが、アメリカはCKからヘッド一発。叩きつけるヘッドで再勝ち越し。
アメリカ恐るべし。ガーナは、再び追いつくには、ちょっと時間が足りず、試合終了。

アメリカがガーナにリベンジを果たした。


Group G (byフォルタレザ) 2nd
   開催日: 2014年6月21日
ドイツ 2 0-0 2 ガーナ
2-2
【マッチレポート】
恐ろしい組織力を見せつけたドイツと、最後に不覚をとったガーナ。
異母兄弟で、国籍をわかったボアテング兄弟の対決も見どころだ。

ボール運びはドイツが上手くやっている印象があるが、ガーナもスペースを見つけたら打って
くる展開。ポルトガルよりも健闘している。

ドイツはテクニシャン揃いの為、ゴール前でパス交換やスルー、バックパスなども使って
翻弄していくが、なんとなく、そういう手間を省略して襲いかかった方が良い気もする。

ガーナは身体能力(主にスピード)でドイツをかきまわす。奪い損ねた所にバックパスで
ミドルを狙う。ノイアーがセーブし、ピンチを脱するが、ガーナはこういう一発がある。

前半は膠着したままスコアレスで終了。
後半に入りラームが前がかりに入るようになってきた。パスが繋がる。
前線にクロス。ゲッツェが頭?か足?かに当ててゴール。ドイツ先制1-0。

ガーナのプリンス・ボアテングが下がる。と、ここで観客の乱入か?FIFAはこういうの映さない
ように徹底してるらしい。と、その直後、ガーナがクロスに飛び込んで同点。あっという間。
1-1で追いついた。

ドイツの守備がルーズになってきた。ガーナ、ムンタリのスルーパスからのギャンがシュート。
うまく隅に突き刺さり、ガーナが逆転。1-2。

ここでドイツがクローゼを投入。クローゼが決めれば歴代W杯最多得点に並ぶそうな。
02からもう12年だもんなあ。

ドイツののクロス。足を投げ出すクローゼ。ワンタッチでゴール。まさにストライカー。
投入されてすぐに結果を出した。2-2。ドイツの底力。

ドイツが攻勢のまま、試合を進めるが、ガーナが粘ってドロー。


Group G (byマナウス) 2nd
   開催日: 2014年6月22日
アメリカ 2 0-1 2 ポルトガル
2-1
【マッチレポート】
いきなり窮地に立たされたポルトガル。EXIILみたいな剃りを入れたCロナウド。
ビッグマッチにことさら強い世界一のスポーツ大国アメリカ。
普通にリーグ戦とかだったら、ポルトガルが危なげなく勝つのだろうが、アメリカはこうした
大会で勝つのに、国が慣れている。どんな国でも、アメリカと戦う時だけは油断が出来ない。

Cロナウドがボールを持つと3人でケア。こういう1対1で勝てない相手に対する潔さが凄い。
しかし、そんなアメリカに計算外の出来事が。
なんてこないポルトガルのクロスのミスを、アメリカもクリアミス。それがゴール前のナニに渡り
蹴りこまれて、早々の先制。0-1。

点を取られても一向に慌てないアメリカ。むしろ動きは良くなるばかり。逆に、攻めと守りが
中途半端になったポルトガル。さらにポスチガをケガで欠く。

ポルトガルは中盤で奪って、ターンオーバーというのが非常に少ない。
アメリカに最後のところまで攻め込まれてからというのが多すぎる。
これだと陣形を整えられての攻めになるので、高速ウインガー達の良さは全く出ない。

前半は点差とは対照的に、アメリカの良さの方が目立った展開で終了。
後半も、アメリカのチャンスは続く。エンドラインまで走りこんでマイナスのクロス。
GKをかわしてのプレイだがDFにクリアされた。ほとんど1点もののシーン。

ポルトガルはポスチガに変わったエデルが上手くポストプレーができないため、
チャンスが何回かフイなる。こうなると攻撃のリズムが悪くなるんだよなあ。

アメリカのCK。クリアされて、組み立て直しするかと思われた場面、エリアの外から
ジョーンズがゴールのサイドネットに刺さるシュート。ついに同点。1-1。

猛烈な湿度を誇るマナウス。消耗戦の様相を呈してきた。徐々に前がかりになるポルトガル。
中盤で奪われ、右サイドからの崩しに、DFががんばり過ぎてルーズボールの連発。
それがアメリカに渡り、落ち着いて中央へ。デンプシーが体で押し込み逆転。2-1。
オフサイドくさいが、おとがめなし。ポルトガル絶体絶命。残りは8分だ。

時間を使うアメリカ。とうとうロスタイムに突入。ロスタイムは5分だが悲壮感が漂ってきた。
ラストチャンスにCロナウド。ロングクロス。「ここまで走ってこい」というようなクロス。
ヴァレラがそれに必死で追いつきヘッド。ミラクルゴール!!2-2。すげえ!

ただ、ロナウドもベンチも歓喜の表情は無い。勝たなければいけない試合で、最低限の
ことをしただけ。バロンドールの苦難は続く。



Group G (byレシフェ) 3rd
   開催日: 2014年6月26日
アメリカ 0 0-0 0 ドイツ
0-0
【マッチレポート】
実は仲良く引き分ければどっちも突破の両チーム。こうなると、談合がささやかれるだけに
品行方正をモットーとするレーブとクリンスマンは、ガチンコで来るだろう。
ただし、選手のカードやケガは避けたいはずなので、そこは死闘という形にはならないと
思われる。

レシフェは雨が降り注ぐ。雨季は終わってるのに、ホント雨の試合が多いなあ。
レーヴ監督、屋根のあるベンチだけど、すっぽりフードを被る。

序盤はドイツがキープ。ポドルスキが左サイドでスタメンなので、そこを集中的に集めてくる。
ポドルスキが使えるかどうかのテストを兼ねているのだろう。
シュバイニーとラームのコンビだし。

しかし、今日の雨は強い。終盤のようなビショビショの両チーム。
あ、クリンシーもキャップ被った。ザックは高校野球の顧問みたいだったけどクリンスマンは
サマになってるなあ。・・あれ?レーヴ、上着脱いじゃってる。黒のYシャツはビショビショ。

崩しているのはドイツだが、この天気だと、最後の細かいやり取りが難しい。
最後はズザーって感じで倒れて終わり。アメリカはミドルが多い。
上手くはないが、こっちの方が効果的な気がする。

前半27分。アメリカの攻撃。中央のジョーンズが走りこんで・・・・審判にぶつかった!
苦笑いの主審。ジョーンズも悪いけど、審判もダメでしょ〜。

アメリカのロングボール。ジョーンズが走る。ああ、追いつけない。ズザー。
悔しがるジョーンズ。頑張れ、ずっこけジョーンズ。

前半はスコアレスで終了。あれあれ〜仲良く引き分けはないって言ってたのに〜。
後半は雨が止んだ?かな。みんな着替えて登場。
そしてポドルスキに替えてクローゼ投入。

ブラジルのピッチはボコボコだけど、水はけ・・・いや吸収か?は良い模様。
前半は転がりにくかったボールが走るようになった。これはドイツ有利か?

ドイツのFK。合わせたヘッドは見事にセーブしたハワードだったが、こぼれ球を蹴りこむ
ミュラーのシュートは止められなかった。
ようやくゲームが動いて、ドイツ先制。0-1。これで八百長疑惑はなくなった。

止んでいた雨が再び降り出した。
こうなると消耗戦だ。接触も増えてきた。デンプシーはボクサーのような顔に。
ジョーンズは、今度は味方と交錯。ずっこけジョーンズ再び。

と、ここで得点シーンのリプレイが。解説と金子さん大騒ぎののち「ああリプレイか」
まあ、おちつけ。

ドイツは勝ってるけれど、レーヴの表情はおもわしくない。あまり理想の展開ができて
いないようだ。とはいえ、残り時間も少なくなり、守備固めに入ってきた。

アメリカは、この点差なら負けても突破の可能性は高いが、できるなら引き分けで
安心しておきたい。最後までゴールにこだわったが、敵わず、試合終了。

他会場の結果が出て、ホッとするクリンスマン。ドイツの選手たちに声をかける。
これで、ドイツとアメリカの突破が確定した。



Group G (byブラジリア) 3rd
開催日: 2014年6月26日
ポルトガル 2 1-0 1 ガーナ
1-1
【マッチレポート】
大会が始まる前は、ネイマール、メッシとともに大会の顔になるだろうと思われていた
バロンドールのC・ロナウド。ブラジル人ですら、今大会のロナウドと言えばクリスティアーノ
だと知っている。
そのC・ロナウドがグループリーグ敗退を目前にしている。
そして、突破の可能性が消えていないガーナは、金銭問題で揉めている。サラリーが出ない
という不安を払しょくするため、政府専用機がキャッシュを積んでくるそうな。アッピアー監督も
これにはまいった。あ、このアッピアーはみんなの知ってる方のアッピアーではないwww

さあ、試合開始。ぺぺは出場停止が1試合で済んだそうでスタメン出場。
ガーナは試合前に神に祈りの言葉を捧げる選手も多い。うーん、ワールドカップ。

最初のチャンスはC・ロナウド。右からのクロス性のボールはシュートになる。
バーを叩く、ギリギリのところ。ちなみにロナウドの剃りこみは、数日で生え揃い、キレイな頭。
逆に、ナニが17って剃りこんでる。

ガーナの攻撃。速いパスが審判に当たってチャンス台無し。怒るガーナ勢。審判は石だから。

上手くボールが回せていたポルトガル。左サイドから速いクロス。ガーナDFがクリアミス。
ボールはポストを叩いた後に、ガーナのゴール内にイン。オウンゴール。
ラッキーな形でポルトガルが先制。

勝たないことには話にならない両チームだが、かといって点差も欲しい。
そんな思いが交錯し、試合は膠着状態へ。
そのまま前半が終わってしまった。

後半、まだまだ点がほしいポルトガルと、逆転したいガーナ。
ガーナがぺぺの足を踏んづける。倒れるぺぺ。これは、もしかするとぺぺを挑発する作戦か。
リスタートからガーナの攻撃。左サイドのアサモアクロス。身体を捻ってアウトサイド。
そこに飛び込むギャン。これが決まって同点!1-1。ガーナも諦めてない。

ここでドイツとアメリカの試合も動く。いよいよ逆転の目も出てきた両チームだが、しばらく
中盤のせめぎあいが続く。

後半30分。時間はない。ポルトガル中盤ウィリアン・カルバリョ、ボールを奪われる。焦った
様子でガーナのパンツを掴んで取り返しにかかる。ゼブラカラーのアンダーがこぼれまくる。
これには、さすがにイラついて腕を振り回してカルバリョ倒れる。これでイエローはちょっと
可哀そう。まさに「チン」プレーだった。

再びスコアが動くのは、そのあと。ゴール前でロナウドがリバウンドを押し込みゴール。
笑顔は無い。もっと点が欲しい。
なのに、その直後、ロナウドに同じようなシーンのチャンスボールはGKに阻まれる。
こういうの決めないとダメだよー。

終盤、時間が無い中、ポルトガルはGKベトにアクシデントで交代。
下がったベトは号泣。様々な思いが噴き出したのだろう。

Cロナウド、最後に何度もチャンスを得るが、全てがゴールに嫌われる。
仮に全て決まっていたら奇跡も起こりえたのだろう。
外すたびに悲壮な表情をするCロナウド。

試合は終了。勝利は手にしたが、点差が足りず、突破は敵わなかったポルトガル。
ガーナと健闘をたたえ合う。どこかサバサバした表情のC・ロナウド。
おつかれさん。






H組
ベルギー


アルジェリア ×
×
×
×
ロシア
×


韓国 ×
×

×


【予選突破】
1位 ベルギー
2位 ロシア

【実突破】
1位 ベルギー
2位 アルジェリア


正解率
4/6
Group H (byベロオリゾンテ) 1st
   開催日: 2014年6月17日
ベルギー 2 0-1 1 アルジェリア
2-0
【マッチレポート】
今回、注目の赤い悪魔ベルギー。ルカク、アザール、フェライニ、ヤヌザイ、コンパ二など
プレミアの雄がズラリと名を揃える。アルジェリアは弱いチームではないが、ベルギーに
勝てるチームかと言われると難しい。

フェライニはベンチスタート。両チーム、ちょっと動きが硬いなあ。
時間が経つにつれ、ベルギーが相手陣内で回すシーンが増えてきた。
ただ、イマイチ攻めきれない印象。

カウンターでアルジェリア。クロスに追いかけっこの状況でエリア内でもつれる。
ベルギーがPK献上。あせるようなシーンではないはずだったが。
PKをしっかり決めて、意外にもアルジェリアが先制。0-1。

追いつきたいベルギー、相変わらずキープはするものの、ゴールを脅かすシーンは
数えるほどでモヤモヤしたまま前半終了。

後半開始。ちょっとづつ、ゴールに近づいてきた。
ルカクがOUT。もうちょっと仕事してほしかったよなあ。

後半19分。ここでフェライニを投入。目立つ頭だ。
中盤のはずのボンバーヘッドはこの時間からパワープレイ要因で最前線へ。

これら全てが実を結ぶのが25分。オフサイドラインを確認して、一旦戻ったあとに
ゴール前に走りこむ。ドンピシャでクロスが入り、ぼんばへっ!!
同点ヘッド!1-1。

苦しんだ末に、同点に追いついて乗ってきたベルギー。カウンターに走りこむアザール。
数的有利な状態でゴール前へ。パスはメルテンスに。GKを見据えて力強くシュート。
これが突き刺さり逆転!!2-1!

まだまだ優勢なベルギー。本領発揮。中央、ゴール前に張るフェライニに合わせヘッド。
これはナイスGKで辛くも逃れる。

アルジェリアはなす術なく、防戦一方。負けているのに守りきる展開。
このまま試合終了。今大会、何度も見た逆転劇でベルギーが勝利。采配も見事だった。


Group H (byクイアバ) 1st
   開催日: 2014年6月17日
ロシア 1 0-0 1 韓国
1-1
【マッチレポート】
この試合前に「お互いの選手名を知らない」騒動があったが、まあそうかもね。
でも、ソン・フンミンとジルコフくらいは知ってるんじゃねえの?というかスカウティングレポもあり
本当に知らなきゃ、ただのバカなわけで、どっちも単にプライドの高い国だということなんだろう。
監督のカペッロとホン・ミョンボが有名なのも皮肉だけど。

さて、試合開始からどちらもサイドを使いながらの攻撃。
ただ、失点が怖いのか、積極的な攻め上がりを見せるには至っていない。
なかなかに見ごたえのない試合だ。

特に前半は探りあいの体裁で終わってしまった感がある。

後半に入り、韓国がイ・グノを投入。停滞しているゲームが動くだろうか。
FKで面白いシーンがあったが、チャンスというほどでもなかった。

ロシアはハイボールを多用するが、そのほとんどに飛び出す韓国GK。攻撃的なGKだ。

韓国FWイ・グノが、多少苦し紛れにはなったシュート。名手アキンチェフ、難なくキャッ・・・・
えええ!?お手玉でゴールイン!
「うたなきゃ入んないよ!」を立証するようなゴールが生まれる。韓国先制0-1。

点が入って、ちょっと試合が生き返った感じ。韓国も良い動きになってきた。
しかし、皮肉にロシアにそれが伝染して、サイドからのボール。
韓国DFライン、一斉にオフサイドの確認。認められず、そのスキをついて、ロシアのシュート。
一旦は弾き返すも、押し寄せるロシア勢、最終的にジャゴエフが押し込んでゴール。
1-1。オフサイドの主張をしている暇などなかった。

韓国はピッチをワイドに使って展開するが、打破できず、足がつる選手がでてきた。
足が止まれば、ロシアが優勢。徐々に、引き分けでもいいか、というムード。
隙があれば、というレベルの攻撃で、得点が生まれることも無く1-1のドローで終了。



Group H (byリオデジャネイロ) 2nd
   開催日: 2014年6月22日
ベルギー 1 0-0 0 ロシア
1-0
【マッチレポート】
苦戦しながらも勝利を手にしたベルギーと、固く引き分けを取りに行ったロシアの戦い。
マラカナンは晴れ。

ベルギーはフェライニを含め、有名どころをスタメンに揃えてきた。
ベルギーはサイドからのクロスを入れるが、精度に欠いて上空をいったりきたり。
逆に、ロシアは縦の突破からのシュートでクルトワを脅かす。
しかし、Aマドリーで大活躍したクルトワは若手GKナンバー1の実力。簡単に止める。

前半30分。ベルメ―レンが交代。練習中の映像が映し出され、膝を捻った様子が出る。
なるほど、これは嫌な感じで倒れたな。本調子ではないようで、早めに交代。

40分。ロシアのカウンター。ココリンのドリブル(ココリンて名前いかす)リトリートしながら下がる
ベルギーDFライン。タイミングを図ってコンパニがカット。これは絶妙。DFが上手いと思わせる
シーンは多くないが、これはさすが。

ロシアの時間になってきた。左サイドからココリンの頭。タイミングはドンピシャだが、当たり所が
悪く、ゴールの外へ。

前半終了で、後半へ。
後半、効果的な攻撃ができていなかったルカクを下げてオリジを投入。
それでもペースはロシアに傾いている。

どちらも決め手を欠く展開で時間だけが過ぎていく。まあ、どちらにとってもドロ―は悪い結果
ではない。そんな思いがよぎる時間帯。ベルギーのカウンター。
ロシアは前線が倒れているが、そんなのお構いなし。アザールが溜めて、マイナスのパス。
じっくり見据えてオリジのシュートが突き刺さる。ここでゴール。1-0。

時間帯的には実に素晴らしい。
ロシアに同点に持ち込む時間はなく、ベルギーが突破を決めた。



Group H (byポルト・アレグレ) 2nd
   開催日: 2014年6月22日
韓国 2 0-3 4 アルジェリア
2-1
【マッチレポート】
韓国はアルジェリアとの対戦。日本がギリシャに負けられなかったように、韓国も
アルジェリアには負けられない。
スタンドは赤が目立つ。韓国もブラジル観戦ツアーが好調だったということだろう。

アルジェリアはアルジェリア二世のジダンに代表されるように、フランスとのつながりが
非常に強い。フランス代表を選ぶか、アルジェリア代表を選ぶかという選手も多く、
フランスの二軍チームというイメージだろうか。
韓国は上背はあるが、筋肉量でマッチョなアルジェリアにちょっと見劣り。テクニックもある
ので、やりにくい相手だ。

前半25分。ロングボールにスリマニ。2対1の追いかけっこで競り勝ちワンタッチでゴール。
先制アルジェリア0-1。何故か岡ちゃん、韓国に説教。まあ、Jリーガーもいるからね。

その直後、CKからポジションチェンジ。圧倒的な高さで追加点。0-2。

攻めたい韓国だが、中央でパス回し。アイデアが無く困った様子。
そんな韓国をあざわらうかのようなロングパス。スリマニが取って、中央のジャン。
これで3点目。前半で0-3。

後半、ようやく韓国に反撃の狼煙が。ロングボールを背中で受けて、即座に切り返し。
速いシュートが決まって1-3。岡ちゃん、喜ぶが、反撃の遅さを怒るwww
徐々に韓国らしさが出てきたものの、アルジェリアの攻撃。縦への動きに対してのケアが
全くなく追加点。ここでの4点目は精神的にも痛い。

とはいえ、諦めるには時間がある後半27分。ソンフンミンがこぼしたボールをリカバリー。
戻した所にイグノ。2-4。
こういう上手い所があるだけに、惜しい。

最後まで意地は見せてくれたが、4点取られて勝てるはずもなく終了。
韓国、最終戦は、歴代最強とも歌われるベルギー戦。崖っぷち。



Group H (byサンパウロ) 3rd
   開催日: 2014年6月26日
韓国 0 0-0 1 ベルギー
0-1
【マッチレポート】
絶対絶命の状況でH組最強の敵を迎えた韓国。
アジアで最後の可能性だが、ちょっと難しいだろうなあ。

試合は序盤からベルギー優勢。
どちらも赤が主体のユニフォームだが、白vs黒というコントラスト。
ベルギーは1位ならドイツ、2位ならアメリカが相手ということで、何としても1位で突破したい。

韓国は中央で勝負させてもらえず、半ば強制的にサイドへ、サイドへと追いやられる。
高さはあるので、クロスが主体なのはいいだろうが、追いやられてるだけなので、効果的な
パスはつながっていない。

ここでロシアがアルジェリアに先制とのニュースが。うわあ、結局ベルギーとロシアか?

よく守っている印象の韓国だが、そろそろ攻撃面でもアクセントが欲しい。
徐々に縦へのドリブルも出てきた韓国。左からのクロスにヘッド。合わせられなかったが
ボールはラインへ。ライン際ぎりぎりでベルギーが跳ね返す。

前半終了間際、ベルギーにレッドカードが。?何が起きた?
ルーズボールの競り合いに、足の裏で踏みにいったようだ。これで韓国は数的有利に。
ここで前半が終了し、0-0。他会場ではロシアがリードしているようで、韓国は最後尾。

後半に入り、数的有利の韓国が中央でもボールを持てるようになった。
しかし、上げるボールはGKクルトワにカットされ、フェライニに跳ね返され。

カウンターが主体になったベルギーだが、それがどうしたという攻撃。
でかいのに運べるフェライニが持ち出し、オリジがミドル。GKが弾いたリバウンド。
走りこんだのはフェルトンゲンのみ。これを決められて茫然の韓国DFライン。

うーん、日本の絶望感と似てるなあ。
ファイナルサード(ゴール前1/3)が崩せない韓国。どれだけボールを持っても意味なし。
激しい当たりもアザールには通用せず。

余りにも差があった。一人少なくなっても一点も返せず、韓国は敗退。


Group H (byクリチーバ) 3rd
開催日: 2014年6月26日
アルジェリア 1 0-1 1 ロシア
1-0
【マッチレポート】
目下、最後の一枠のポールポジションにつけるアルジェリア。
韓国戦の勝利が効いている。サポーターも熱が入っている模様。

ロシア国歌でカペッロが映るのは、なんか違和感。そう考えると外国人監督が代表を率いる
というのは、監督にとっても特殊なことなんだろうな。

アルジェリアのフェグーリ、頭から出血。スキンヘッドなんで、キズの状態がわかりやすいね。
しかし、アルジェリアは頭そってるやつ多いな。

ロシアは左サイドからのクロスにど真ん中でフリーのココリン。かわいい名前のココリン。
高ーいヘッドでゴール。早々とロシアがリード。一気にロシアが最有力に入れ替わる。

ルーズボールに走りこむロシア。ロシアベンチのまんまえで競り合う。ベンチメンバーが
手で押さえる。ピッチとベンチの距離が実に近い。

一点リードでややボールを回すロシア。昔のイタリア的なのはカペッロの影響か。
フェグーリの頭から再び出血。再止血です。

ロシアの遅攻にアルジェリアの速攻。ロシアは試合巧者なんだけど、1点しか余裕が無い
のが不安。

前半はこのまま終了し、後半。ロシアの展開はいかに。

アルジェリアは後半に入ると、1対1の仕掛けや突破を試みる。
15分。FKを得たアルジェリア。ロシアGKアキンチェフの目にレーザーポインターが。
怒るアキンチェフ。これはダメだよ。そのFK。高いボールにスリマニのヘッド!
これがゴールイン。1-1の同点。うわあ。レーザーポインターの影響あったのかな。

来週からラマダン(断食)に入るアルジェリア。勝ち抜けたらどうするんだろ。
やっぱり、食事は取らないんだろうか。

ロシアは1点取り返せばいい。焦らずジャゴエフを投入。
アルジェリアは時間を使う。
それに付き合う形でじっくり攻めるロシア。単に速攻ができないだけか。

残り時間も少なくなり、アルジェリアは完全に引き分け狙い。
イスラムの神に祈りを捧げるサポーター。

警備員が出てきてアルジェリアサポーターの前に。
試合終了。優勝したかのような喜びよう。

予選突破はベルギーとアルジェリアに決定。







1 / 2 / 3 / 4 / 5