8/17
朝。時間は8:00。
うん、一度も目を覚ますことなく、良く寝れた。
足裏シートはすっかりカピカピ。だが、痛みは完全に引いていた。
すげえなあ。
当初、日曜は降水確率が40%ほどあったが、外を見ると晴れ模様。
気温は昨日よりも涼しいかも。
今日の方が快適か?
シャワーを浴びて、着替え。
さて、今日はテント仕舞いだな。
バッグに着替えやらを詰め込んで、ペグを抜く。
蚊帳状のつまみを戻して、テントを折りたたむ。便利だなあ。
本格的な登山には使えないだろうけど。
テントと荷物をキャリーに載せて、駐車場の車に乗せる。
気温は、死ぬほど高いというわけではないが、台風一過で日差しが強い。
汗が・・・せっかくシャワー浴びたのに。
いつの間にやら時間は10:00。
よし!
・・・・・・・・・・・
イオンモールに行こう。
いくら飲食ブースが向上したとはいえ、イオンには敵うまい。
イオンに着くと、よりどりみどり。
やはり、レベルが違う。
つーか、屋台と同じレベルだったら、イオン潰れるって。
高級なカフェ席のあるパン屋で朝食。
なんて優雅なんだ。

これこそ、最上級の都市フェス朝食。
のんびりとメシを食ってたら、11:00。
いかん、そろそろメッセに行かないと、自分がサマソニに来てることを忘れてしまう。
メッセ、マウンテンステージ。
BAWDIESが演奏中。
結構、人を集めてる。この時間で、こんだけいるってことは人気あるんだなあ。

ただ、昨日に比べると人の入りは少ないかも。
まあ、ブッキングに信念が無いからね。ただ、サマソニに多くを求めているわけではないので
もはや、空いてる方が心地よい。
しかし、タイムテーブルを改めて見直しても、今日は外せないLIVEが一個も無い。
オーラスすらQUEENかピクシ―ズか決めかねてるレベルだ。
とりあえず、アジーリアバンクスまで、マウンテン、ソニック、レインボーを横断しまくり。




どれもピンとこねえなあ。
スマホでロキノンブログを読んでみる。
なんか業界人は、やたらQUEEN推しだ。
タナソーもQUEENの重要性を説いている。
ふーーーん。全く気にしてなかったけど、QUEENにしようかなあ。
こんな機会じゃないと、もう見ないかも知れないし。
ピクシ―ズは多分、単独で来てたらいくかもしれんから。IndyCindy聞きたいし。
先のスケジュールばかりをチェックして、今の時間、全く良いものに出会えてない。
さすがに、もうちょっと気になるアーティストを、ここらに突っ込んでおいて欲しかった。
結局、アジーリアの時間までで、気になったモノはゼロ。
で、さらにアジーリアのステージも閑散としてる。
うそでしょ〜?

マウンテンのバックにはなんかホームビデオで作ったみたいに
安っぽいフォントのカタカナで「アジーリアバンクス」って出してあって
MVを流して、本人が歌うという、すげえシュールな状況。
温泉街の有名人イベントじゃねえんだから。

最後に紙吹雪でお茶を濁したが、なんか虚しい気持ちになってしまった。
一応、そのあと、そこその人気の海外ガールズバンドも見てみるが、これまた上がらない。

レインボーで、プライマルのカントリーガールが聞こえるので行ってみたら
BULE ENCOUNTっていう日本のバンドの入場SEだった。
プライマルみたいな音を出すのかと思ったが、違ったようだ。
うーーん。

すげえ数は見てるのに、足を止めるステージは、ほぼ無し。
そんな時、飲食ブースのオフィシャルバーの上で、セクシーダンスショーが。

サマソニ2日目で、ようやくちゃんと見たのがセクシーダンスとは。
切なくて涙が出る。
いつの間にか昼を過ぎてるのでカレーを食うことにした。

うん、やっぱり美味いね、今年はどこも。
メシを食ってたらソニックが混んできた雰囲気。きゃりーか。
・・・・・・・。
なんかさ〜。
俺も、去年か一昨年、見たけどさ〜。
それならロキノン行けよって感じ。
ただ、海外勢のブッキングがイマイチなので国内勢(しかも女子)に頼る気持ちも分かる。
メッセが空いてるのもカエラとドリカムのせいかも。
よし、それならこっちもmiwaを見てやろう。
会社の先輩が好きだっていってたし。
レインボーでmiwa待ちwwww
そしたら、サウンドチェックで本人出てきた。

たまにある光景だけど、出てきて開口一番の歓声が欲しい人達はやらない。
私は本格派だから、そういうの気にしないって意味なんでしょうか。
サウンドチェックが終わって「また後でね」と下がるmiwa。
で、数分後にスタートっていう。

Tシャツ、ホットパンツで、ギターでかい?いや、本人が小さいのか。
すげえレベルの高い文化祭って雰囲気なんですけど。
ただ、プロっぽい部分も随所に見られましたよ。
きゃりーの客層と被るのか、きゃりー終わりで客がこっちに増えてきた。
ラストの曲で、混雑前に出ることに。
今からマリンに行けば、ボンジョビ(リッチーサンボラ)聞けるな。
These daysやらないかな。懐かしいな。
バスでマリンに。
ここまで来たら、なんか、数だけこなした分、疲れてきた。
今日は(今年は)、もう腹をくくってリッチー→アヴリル→QUEENというルートにしちゃおう。
リッチーの待ちで待たされる。
たぶん、ドリカムの客の排出に時間がかかってるんだろう。
リッチーのステージ前。
うん、空いてるなあ(笑)
花火の絡みもあるし、帰りの退出もあるし、後ろのブロックでみようかなあ。
のんびり座ってリッチーを待つ。
後ろのブロックの最前線フェンスが空いてるので寄りかかり待ち。
時間だ。お、リッチー出てきた。

そうか、オリアンティも一緒だったっけ。華があるね。
この後はアヴリルだし、今日は、女子力がすごいなあ。
QUEENも+アダムランバートだしwwwww
俺よりも一回り上くらいの方々がテンション高め。
ボンジョビって80sになるのか?It's my Lifeもあるし、00年代まで幅は広いのは間違いないけどね。
Lay Your Hands on Meだ。うわあ。
もっとコアなファンが多ければ、スタジアム合唱なんだけど。
It's my Lifeもアレンジバージョンだし。
これは、ロバートプラントと同じ流れだろうか。
なんと、リッチー、ここで読売ジャイアンツのユニを着はじめる。
地元へのサービスなんだろうが。
ここ、千葉ロッテの本拠地なんですけど(笑)
しかも多分、村田。生え抜きじゃねえし!
これには場内が苦笑いに包まれた。
で、Livin' on a player。これはボンジョビバージョンで、さすがに合唱。
1億枚?売れたんだっけ?
リッチーが終わってアヴリル待ち。
サマソニに何度も来てるのに、俺アヴリル見るの初めてだな。
さすがに後方とはいえフェンス最前線で、どんな盛り上がりをすれば分からないので、
ちょっと下がることに。
女子数名が、すかさずそこに。
で、「ね、絶対ココ空くと思ったんだよね」
・・・・俺がアヴリルをかぶりつきで見てたらおかしいとでも言うのか。
デビューしたての頃は聞いてたんだぞ。
ガールズソングになってからは無理だけど。
日も落ちてきて、アヴリル登場。
「kawaiiiii」と叫びながらの入場。おう、フリフリロック。

背中には I Love Japan。ありがとうございます。
で、俺が仕事でコラボした末、納期でケンカ別れしたネコのキャラクターグッズが大好きだそうで。
くそう。けーてーめ。
アヴリルは、ホントに女子人気が凄い。モニターには泣いてる子も。
ふむ。
キャッチーだけど、もっとパティスミスみたいなロック路線で行って欲しかったなあ。
・・・さすがにそれは無理かwww
アヴリルが終わってもそれほど退出者は多くない。
ここまで来たらQUEENも見とくかってことか。
さて、QUEENは前回、フリーのポールロジャースを迎えて復活したことがあったが
今回はそれよりも、容姿や雰囲気でも、がっつりハマってるという噂のアダム・ランバート。
なんせ、デビューのきっかけとなったアメリカのオーディション番組で歌ったのがQUEEN。
その審査員がロジャー・テイラーとブライアン・メイ。その時点で、もう、コイツだ!って決めてたらしい。
そうは言っても、いきなりQUEENになったら、その後のキャリアや実力の評価を狭めてしまうということで
いったん保留扱いにして、オリジナル楽曲でアメリカナンバー1を獲得。
ちょっとイロモノ的な要素もあって、前回のサマソニでは敬遠しちゃったけどね。
実力を兼ね備えて、QUEENと「コラボする」のレベルまで登りつめたアダム・ランバート、そのステージやいかに。
これまでマリンステージのバックに隠されていたQUEENのセットが姿を現す。
うおおお、すげえ。
その上で、もう一度、今度はQUEENのロゴの横断幕で覆い隠す。
なんか、すっげえ力はいってるなあ。

清水氏が、QUEENがヘッドライナーだって発表した時は、いやいや、それ、人集まる?
って思ってたし、運営側との温度差があったんだけど
いざ、目の前にしてみると、これはすげえかも、と思ってしまう。
ロバートプラントは、ツェッペリンに対しての姿勢が不明確だったけど
QUEENは、全て、QUEENオリジナルで、ガンガン、ヒット曲歌いまくるだろうし、
焦点は、フレディの代わりをアダムがどうこなすかってことだけに掛かってる気がする。
なんか、直前にして、急に期待値が上がってきたQUEENのステージ。
時間を少し過ぎて、客電が落ちる。
横断幕に、でかい人影。一気に幕が落とされ、アダムランバート登場。

バックのQはでかいLEDにもなってるようだ。金掛かってんなあ。
当然、オリジナルのフレディ版のQUEENは映像でしか見たことがないんだけど
これは、QUEENのモノマネでも、オマージュでもなく、
現在の進行形のQUEENと呼んで良いのではないかというハマりっぷりだ。

アダムの中性的な要素が、男から見ても、実にセクシーで(私はノーマルです)
演じている不自然さはゼロ。歌唱力、表現力ともに、素晴らしすぎる。
ロジャーとブライアンが一目ぼれしたのも分かる。

フレディの映像が出たりすると、ちょっとお涙ちょうだいは嫌だなあと思ったが
ニューオーダーの時のような感動を強制する空気は無い。
元々のQUEENがオペラ要素、映像演出を行うバンドだったというのがでかいだろう。
フレディが出ても、悲壮感はないし、「お、フレディ」って感じなのが良い。
ブライアンメイのギターは冴えわたり、アダムの声は、伸びまくる。うめえなあ。
最高のエンターテイメントを見ている感じ。
どの曲も、CMやドラマで聞いたことのあるものばかり。
そう考えると、すげえバンドだなあ。
締めはWe Will Rock you〜We are the champion。
うん、完璧だった。お金払ってみる価値はあった。

QUEENが終わって花火。
今日は後ろの方からなので、完璧に見える。
WOWOWでも今年は花火を俯瞰で撮っていた。
MUSEの時にそれやっとけよって感じ。
なんだかんだいって、これが終わると夏が終わる。
来年のフジロックまで何日だっけ?
来年はブッキングに期待したいけど、今年みたいな空いてる感じも悪くなかったかな。
ソールドアウトの、激混みフェスは過ごしにくいよ。
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