1 Fuji Rock Festival 2015 2015.7.24〜7.26 at 苗場スキー場
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1日目 7/24

朝。

背中がいてえ。
なんだろう、首も肩もゴリゴリに凝ってるなあ。

思い切りだるい体を引きずって車へ。
朝の首都高。けっこう空いてるなあ。
・・・・と思ったら、外環で渋滞。まあ、順調にはいかんよねえ。

外環のトンネル内・・・・え?
車が横転中。処理の車も来ておらず、色々散乱したまま。怖いなあ。みんな恐る恐る避けていく。
これが渋滞の原因か。

その後は順調・・・とも思ったら雨。

・・・・今年は最初から雨かあ。嫌だなあ。

みつまたに到着。ホテルにチェックインです。
おかあさん登場。宿帳に名前を書いているとオヤジも登場。

「最初はウチはロックフェスなんて宿をかしてなかったんよ。
 でも、始まってみたら、みんな礼儀ただしくてよお。
 それでウチも貸し出すことにしてよお・・・」

ぜんぜん、カギを渡してくんねえ・・・。

5分経過・・・。

「じゃあ、そろそろ」
「お、そうかい、じゃあ楽しんでくれよな」

ぷはあ・・・・。
どっと疲れた・・・・。体の痛みは結構、限界だ。こりゃあ熱あるかな。
しばし、ベッドの上で動けず。

意を決して最終手段。ロキソニン投入。
風邪薬との併用はアブねえので、痛みを取り除くことのみに力を注ごう。



上を見上げるとサイケデリックなランプシェード。
・・・・・何なんだコレは。


いつまでも寝ていられないので、会場に向かうことに。
まだ、薬は効いてこない。

会場に着くと、絶好調で曇り空。いつ降り出してもおかしくないなあ。


足取りも重く、リストバンド交換の列へ。


去年か一昨年にハイテクになったと思われた交換所は再びアナログに。
こういう原点回帰の方向性もあるんですね。



今年はシンプルなリストバンド。グリーンが三日券で、青と黄色と赤がそれぞれ一日券。
なんか例年よりリストバンドが短い。エコだろうか。

歩いてると体が軽くなってきた。おお、クスリが効き始めたか!
えへへへ。やっぱり、頼るべきはクスリだな (注:ただの痛み止めです)

それに比例するかのように天気も良くなってきた。おお、今日は暑くなりそうだ。

1年ぶりの我が家の玄関。ただいま。

中に入る為にカバンを開けようとするが・・・・ザルの荷物検査すらない。
なんて時代に逆行したシステムなんだ。まあいいか。

いつもの陣へ。なんか橋が無いのも普通になっちゃった。
でも、コレは不便なんだよなあ。自然のままというのも、なんか詭弁に聞こえちゃう。
大将、ここの橋はやっぱり必要だぜ。

で、陣についたら、暑いので早速、夏のお楽しみへ。

いちごけずりでおま。
うまーーーい。初日の朝はガラガラなんで、そっこーで買える。
最終日の昼とか、長蛇の列だからね。

さて、澤部じゃねえけど「いきなりLIVE見てんじゃねえよ」ってことで会場散策。
今年はオレンジコートが無くなってステージ減少。
大将は否定してるけど、ヘッドライナーを客が呼べるラインナップにしてるのも為替の関係で
結構苦しいからなのかも。
外資がメインの洋楽フェスにとっては円安はツライことの方が多いみたい。

まずは、毎年、マジで助かってる象印サマのブースで給茶。なんてブランドイメージが良い試みなんだろう。

例年通り、何かに取りつかれたように奥へ。奥へ。フジの奥地へ。


・・・・・途中、ヘブンで初アーティスト発見。

なんか「おっぱい、おっぱい」言ってるあぶねえ女だ。
ちゃらんぽらん・・・。そうか、そういう感じか。
あぶねえので先へ進む。


そして・・・・・・オレンジコートへ。

うわあ・・・・・・・。
まぢかよ・・・・・・・・・・・・・・。

ほんんっとに何もない。これは、結構ショックだなあ。

ジプシーで大道芸的なのを見る。

オレンジコート解体でアクセスは格段に良くなったステージだが、いかんせん、ここはおまけだからなあ。
そのうち、ココも大きくなるのかなあ。
オレンジもなんとかなったんじゃないのかなあ。

すこし感傷的になって帰路へ。とりあえず腹減ってきたし。
ホワイトへ到着。なんかやってる。

横目でチラリ。しばし見てみるが、、、ちょっと違うな。これじゃない。

オアシスへ。
時間帯のせいか、金曜日の特権か、どこの店も空いてる。ようし、何食おうかなあ。
色々悩んだ結果、シチュー屋へ。ビーフシチューです。
出てくるのに、結構時間がかかった。コレ明日、明後日は大丈夫かなあなんて、運営側の心配してみる。


ふむ。パンがうめえ。
これは・・・・パンがうめえ(二回目)
シチューは予想を上回るほどではないが、パンがうめえ(三回目)

そんなパンが美味いシチューを食って、陣で寝る。前半は特に見るものねえとは思ってたけど、
ホントに見てねえなあ・・・でも、この贅沢な感じ。
バタバタしてた会社の仕事を忘れて、俺は今年もフジロックを生きている。。。。。

zzzzzzz。

さて、そろそろなんか見るかな、ということで、グリーンへ。

Owlcityだ。カーリーレイ・ジョプセンとのコラボですっかり、そっちの印象が強いOwl。
まあ、アレ売れたからねえ。



LIVEの方も、おおおおお おおおで、夏な感じ。
なんつーか、とりあえずキッチリ1本みたな。

次はどうしよう。
KITTY DAISY&LEWISみるか。
じゃあ、遠出だな。ヘブンへ。

ちょっと早く来すぎたので朝霧でシチューを。
・・・さっきも俺、シチュー食ってなかったけ?

日も陰ってすっかり夕暮れ。
アーティスト出てきました。

うーん、相変わらず、衣装と音楽性のミスマッチがすごいな。
まあ、フジロックらしいチョイスのアーティストである。
最後までいると帰宅ラッシュに巻き込まれるので、終了直前にアウト。

今年のタイムテーブルは階段状になっちゃってて、何気にアーティストを見る大移動が
被りまくる感じになってる。

ショートカットでホワイトからボードウォーク。
・・・お、ウサギだ。今年はいないかと思ってたら、こっちに引っ越したらしい。


グリーンに帰るとモーターヘッドがやるっぽい。うーーーん、世代じゃねえし。


グリーンではなくレッドでちょっとだけAshを見る。
盛り上がってるなあ。

陣地で一休み。痛みは引いたとしても、誤魔化してるだけなので、実際に体調は悪い。
おとなしくフーファイに備えよう。

ゴロゴロしながら体力回復。
ヘッドライナーが始まるとメシが食えないので、あんまり腹は減ってないけどオアシスへ。
ケバブを食らう。

よし、体力も温存したし、これで乗り切れるだろう。
満身創痍(勝手に)でLIVEに望むぜえ。

日は暮れた。。。
そう、十数年ぶりのフーファイである。懐かしいなあ。

脇から前に(アメトークで澤部が言ってた、このネタも本当です。まあ、みんな知ってて前に行かないだけなんだけど)

イスを使ってモッシュピットの脇で待つ。
で・・・・・お時間です。



ぶーーーーーーーーー。

ナンスカ!あのイス!!!
雷様か!!
(デイブがイスに座ってる理由は後述します)
正しくフー神、雷神!!

のっけからエヴァ―ロング、モンキーレンチ!!!
うげええ!鼻血が出るぞ!!

つーーーか、そのイス動くんかい!!!
前にせり出してくるイスにモッシュピット大興奮!

すげえなあ、この人。
最も才能のあるアーティストに選ばれて、カートコバーンに譲ってたけど、
デイブ・グロールはやっぱり天才なんだと思うよ。

シャウトじゃなくスクリーム(叫び)の調子も最高だ。
やりたい放題やってくれよ。

一旦、落ち着いた所でトークタイム。
デイブは日本では、ゆっくり英語を話す。日本人は英語が分からないんじゃなくて
早すぎて聞き取れないだけなんだと理解しているからだ。

そんなわけで、デイブがなんでイスに座ってるかの解説がスタート。

まずはスウェーデンのフェスのトリを務めるデイブ先生。つーか、この映像、客が撮ったYoutubeだよねww


何もない所でけつまづき、(35秒くらいのとこ)ステージ下へ落下。
ここで映像はスローに(一同爆笑
?のメンバー達もスローで。
いや、狙いすぎだろ、この映像の構成。


で、映像はDrが付いたままトリを務めきった映像へ。拍手。
しかし、渋い顔のデイブ。

病院へ行ったら・・・・。

ポッキリって、もう、この映像の流れ、バラエティ番組です。

しかし、デイブは考えた。これはどうだ!!

それがこのイス。

ブラッシュアップを重ねて・・・

こうなったんだ。

おおおおおおおおおぉぉぉ。
いやいやいやいや。

まあ、アンタはすごいよホント。ブロークンレッグツアー(足、骨折ツアー)ってTシャツ作っちゃうしさー。

その後も、松葉づえでステージ前方へ。デイブが立った!ってクララじゃねえんだから。
でも、ギブスでギター引いたり、すごいバイタリティ。
というか、キャンセルしなかっただけでもホントにありがたい。

ココ何年もキャンセルになっちゃったから
どうしても来たかったんだって言葉も嬉しかった。
あと、明後日ノエルが来たらよろしくって言っといてくれよってのも。
ヘッドライナーが日にちをまたいで、観客に伝言を頼むってオシャレだよね。

ALL My LifeやBreakoutなんて、もう大学生の頃を思い出す懐メロになってる自分がいる。
フーファイもそんな存在になってるんだなあ。

最後にBest Of Youで締め。


うん、良かった。なんか大事なものを取り戻した気がした。
やっぱ、ロックってすげえ。

思い残すことはないけど、帰りがけにルーキーアゴーゴーへ。
入口の怖さが凄い。

なんかお化け屋敷というか、すげえハイレベルな芸大の文化祭って感じ。
まあ、いつも通りだけど。

とりあえず色々見て、明日に備えよう。
長いようで短い初日の終わり。


2日目につづく。

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