
最終日。
これが終わればツライ現実に逆戻りか。。。
毎年、最終日の朝はせつない。
心の慰めは、今日もがっつり晴れているという事実。
今日も元気にいちごけずりを見に行くが、最終日は朝から大混雑。
うわあ、まあ前の日に食っといて良かった。

しょうがないので朝飯を物色。

あまりにも暑いので冷やしとろろそば。
これが美味い。
氷をぶっこんで強引に冷やしにしてるだけな訳だが
その辺の雑さ加減が暑い日差しと相まって・・・要は冷たいから美味いって訳ですな。

つるっとそばを流し込んでレッドマーキーへ。
 
朝一から見たのは女性ボーカルのバンド。
ううむ。ピンとこない。これもまたフジロック。気に入らないもんは気に入らないんだよ。

で、グリーンも日本のバンドかあ。
元シャンパーニュね。これもまたピンとこないんだよねえ。
仕方なくホワイトへ。

よく分からんバンド。
どうも一発目は不作続きだ。失礼ながら。

ボードウォークを進む。
と、道の途中の木道亭。ここも改良の余地があるんだけど、まあいいか。
今日はちょっと毛色が違うアーティストがやってました。
このステージはヘブンよりももっと幻想的な感じないと
立ち止まらないよ。

で、道を抜けてヘブン。
 
さて、ようやく腰をすえて見ましょうか、と思ってる所へ
ぎゅるるるるる・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
あれ。
お腹痛い。
さっきのそばと昨日の冷やっこのオクラ全開のせいか!
うーーーん。
小走りでトイレへ。
痛いよー。
トイレを出て、ヘブンに戻ろうとするが。
ぎゅるるるる・・・・。
うそーーー。
終わったの、今の今だぜ。
トイレにリターン。
これは・・・今日は戦いになるかもしれねえな。(勝手に)
この体調で遠出するのは不安なので、急いで陣に帰る。

近場で見ようということでマーキーへ。

うううん。
これもやっぱりピンとこないなあ。
お腹痛いけど、ちょっとだけ食べ物入れてみようかな・・・・。
というわけでフィッシュアンドチップスをチョイス。

ゆっくりと、じっくりと食べる。
消化よくなさそうだし、いけるかな。

グリーンでジョニーマーを見る。
スミスは好きな人はマジで大好きだから、コアなファンが多い。
モリッシーは海外に来たがらないし、フジではドタキャンの苦い思い出もあるし。
しかし、解散した後ってオアシスとかでも
「自分の曲」はやるけど、それ以外のメンバーの曲はあんまりやりたがらないもの。
スミスの曲はモリッシーもジョニーも同じ曲をやる。
どっちも「自分の曲だ」って思ってるんだろうなあ。
そんなジョニーマーを聞いてると、
ぎゅるるるる。
うわあ、きた。
またしてもお腹痛い。やっぱモノを食うんじゃなかった。
でも脱水症状になるから、下痢でも飲み食いはしないとダメなんだよなあ。
トイレから出て、やっぱり向かうは、陣地から近場のマーキー。

ふむーーー。
つまらん。
ここでオアシスで大将発見。
なんだ?
何してんだろ。
と、おもったらクリスペプラーのブースでラジオ出演を待ってるだけだった。
へー。

大将に新しいアーティスト発掘のルートを聞く。
「友達の紹介だね」
・・・・・彼女か!!
サマソニの清水氏みたいに自分でイギリス行って探したりするわけじゃないみたい。
そういう意味ではサマソニの方が若手の押さえとかはすごいよなあ。
グリーンへ戻って林檎姉さんを見る。

うめえなあ。
なんか戦後の歌姫って雰囲気でレトロな衣装。
昭和の大御所って感じなんですけど。
林檎姉さんを見たらマーキーへ。
ちょっと楽しみにしてたライアンアダムス。
なんか、フラッシュ焚くとぶっ倒れる、てんかん持ち?な体質らしい。
ステージ上がって大丈夫なのか?

いや、元気でっせ、めちゃくちゃ。
ギターギャンギャン掻きならすし。

PAの後ろで見てたけど、海外のバンドのローディー(サポート隊)ってやたらメタリカとか
メタル系のバンドのシャツ着てるよね?
なんだろう、やっぱり海外のメタルへの尊敬の念は日本のそれとはレベルが違うんだろうか。
ライアンアダムスを見てたらグリーンではRIDEの準備が。
お腹痛い状態で過ごしてきた最終日。
やべえ、なんかもうすぐ終わっちゃうじゃん。

このままRIDEからノエルで締めてもいいんだけど、ちょっとフジとの別れが惜しくなってきた。
そんなわけで、お腹の調子を確認しつつ、夜のフジを歩くことに。

 
ところ天国はSOLDOUTがちらほら。
今年もお疲れ様。

木道亭もすっかり店じまい。


ストーンサークルもおしまい。ボウリング、流行ってたね。

夜の森。

今年もフジロックが終わっていくんだな。
グリーンではRIDEが終了。次がオーラスです。

最後にオアシスでそばめし。ノエルはそんなに混まないかな、なんて思ってみたり。


いや、そんなことはなかったね。さすがオオトリ。
そんな中、あっさり現れたお兄ちゃん。
ご機嫌な様子だ。

さっそうとジャカジャカとギターを掻きならし、俺で終わりだぜと言わんばかりの堂々とした主役ぶり。
途中のMCではデイブのやりとりを聞いていたのか、客イジリを兼ねたトーク。
「un?デイブがなんだって?俺になんか言ってた?デイブって誰だよ」
いやいや、アンタ、公式HPでメッセージ送ってたでしょ。
『デイブ、お前はなんで足が折れてんのにツアーしてるんだ?
俺が同じことをしようとしたらウチの嫁はファッ○って言うはずだぜ?
みんなお前のことは大好きだ。わかるか?つーことは、これ以上お前は好かれない。
あんまりバカな真似はするな』
ってね。
そんなお茶目な兄貴の演奏は、いつでも安定感抜群。
相変わらずの日本向けWhateverも演奏。
お約束をお約束として提供する素晴らしさを熟知してるんだね。
軽快MCも「(歓声に対してニヤニヤしながら)曲間は静かにしろよ。おい、サルか?サルなのか?」
いいですね。
シャンペンスーパーノヴァに続いて、ラザニアの歌ww
これ、いつも歌ってくれるんだけど、毎回、若かりし頃の「彼女のラザニア事件」思い出しちゃうんだけど。
まあ、個人的なアレなので。
で、マスタープランからDon't look back in angerへ。
さあ、みんなで歌って今年を締めようか。

やっぱり大合唱。
フジロックに来る人で、この歌を歌えないヤツはいない。
たんたんと終わってしまったけど、今年も、いや、今年だから、これて良かったフジロック。
起きたら苗場から新宿へ直行で仕事だけど、これで、あと一年乗りきれる気がしてきた。

出口では、来年の日程が出てるかと思ったけど、出てなかった。
2016年も、これるように頑張って働きます。
See you Next

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